2018年12月には4K8K放送開始
4K 8Kテレビ放送(よんけーはちけーテレビほうそう)は、現行の高精細度テレビジョン放送、1080i(2K)や720pに比べ、映像・動画の解像度(画素数)が高い映像4Kや8Kの「スーパーハイビジョン」で行われる放送の通称。
2018年12月には民放キー局系列のBS放送(BS日テレを除く)で一斉に家庭向け4K放送が開始される予定。NHKでは4Kとともに8K放送も開始予定。
4K放送開始の認知度が12%しかない
5月に放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が公表したウェブ調査(5000人が対象、2月実施)は驚きの結果だった。
2018年に4K放送が始まることを知っていたのも12.2%と低水準だった。
2018年の調査です
予測も下方修正せざるをえないほど4Kテレビが売れてない
4K対応テレビは1~11月の出荷傾向から判断すると、17年は150万台に届きそうにない。16年初めにJEITAの17年の予想は250万台だった。予想の6割にとどまる計算になる。そもそも4K対応テレビの普及は、14年秋に発表された「4K・8Kロードマップに関するフォローアップ会合 中間報告」で、17年に457万台出荷されるとなっていた。
ところがこの予測は、14年の87万台予測が26万台と大きく下回ったため、翌15年夏に公表された第二次中間報告で、大幅に下方修正されていた。17年は357万台となったが、この第二次予測も当の15年実績が予測の4分の3にとどまったために、16年に再び下方修正された。それでも実績値は予想の6割と低迷しそうなのである。
14~15年にかけて発表した『4K、8Kロードマップに関するフォローアップ会合』中間報告(参考資料) には、4Kテレビの需要予測としてバラ色の未来が描かれているのですが……」
そこには4Kテレビが今後、いかに2Kを凌駕していくかが予測されている。ちなみに括弧内が実数である。(※17年は1月から10月までの集計)
▶︎14年=テレビ全体:605万台(549万台) 4K:87万台(26万台)
▶15年=テレビ全体:696万台(512万台) 4K:173万台(63万台)
▶16年=テレビ全体:766万台(475万台) 4K:344万台(122万台)
▶17年=テレビ全体:796万台(※341万台) 4K:340万台(※112万台)
▶18年=テレビ全体:804万台 4K:518万台
出典:こんなものいらない!「4K・8Kテレビ」が売れて喜ぶのは安倍首相と総務官僚だけ? | デイリー新潮
年々4Kの売り上げは上がっているから売れてると思うかもしれしれませんが、これぐらいは売れる!と予測数字を出したが予測を大幅に外しまくっており予測より売れてないのが現実。売れているように見えるカラクリとしては液晶テレビの寿命などで買い替えようと家電量販店のテレビコーナーに行くと4Kがほぼ独占状態であり4K以外は買いにくくなっているため。
4Kテレビが売れない理由
①地上波での放送予定がない
地デジ放送は今もこれからもハイビジョン画質の放送のままで変更はない。勘違いされやすいが、4K・8K放送はBS/110度CSを使った新しい放送なので、地デジ放送はそのままだ。
②全ての新4K8K衛星放送を見るにはアンテナを買いなおす必要がある
全ての新4K8K衛星放送をお楽しみいただくには、右旋・左旋対応のアンテナへの交換のほか、お使いの分配器、分波器、ブースターも対応機器へ交換する必要があります。
交換にあたりBS及び東経110度CS右左旋放送受信帯域に対応していることを示すシンボルマークである「SHマーク」が付いている機器もありますので参考としてください。
③今の4Kテレビは内臓チューナーがついてないのでそのままでは4K放送見られない
現在市販されている4Kテレビは4K解像度の表示パネルを採用しているものの、4Kの放送波を受信するためのチューナーは非搭載。ネットの4Kコンテンツや、外部チューナーで受信した4K放送を表示することができるが、単体では12月に始まる4K放送を見ることができない。
④4Kで見たいとおもうコンテンツが少ない
現在の日本のテレビ番組はつまらないと言われており4Kで見る価値もない。4Kで見る価値ありそうな番組は映画や自然映像ぐらいであり健康番組やお笑い番組、ニュース番組を4Kで見る価値もない。ドラマも微妙なところ。
まとめ
地上波での4K8K放送は今のところ予定がありませんし今すぐ4Kテレビに買えなくちゃということはありません。現状の液晶テレビで十分です。壊れてからの買い替えでいいでしょう。今より安くなってると思いますので。