わざわざ値段の高い輸入車・外車に乗りたがる１番の理由を解説！一体どこにそんな魅力があるの？

輸入車の新車での購入価格は値段が下がり安くなったものの、やはり国産車よりは割高です。それでも輸入車が欲しい方は多くいますが、どこにそんな魅力があるのでしょう？

やはり一番大切なのは、高いお金を払って買ったとしても「買って良かった」と思えることです。そう思えるために魅力を感じる箇所は人それぞれですが、どれも高いレベルにあるのが輸入車です。

所有する満足感を感じるのは見た目や走行性能だけではなく、様々なポイントが挙げられます。

自動車のことを単に「移動する手段」と捉えてしまうと、わざわざエクストラコストを払って同じ移動手段を得ようとは思いません。
しかし輸入車に乗って感じる心地よさを知ると、単なる手段を超えた魅力が芽生えます。

輸入車・外車を買うときは、移動手段としてのモノを買うのではなく「乗る経験」そのものを買うと考えます。

そう考えるとエアコンのボタン1つ取っても、押した感触や音が大切になってきます。ボタンを押してもまったく反発が無く、ゴムを押し込むように音もしなければ、多分触って心地よいとは感じません。

一方、カッチリと質感の高いクリック感と小気味良い弾けるような音がすると、同じボタンを触った印象はどうでしょう？エアコンの温度を変える目的はどちらも簡単に果たすことができますが、その時の感情は大きく変わってきます。

輸入車は触る感覚にもお金がかけられていて、それが満足度に大きく影響します。

こういった細かな部分への深いこだわりの追及が、輸入車に上乗せされている価値です。例えばアウディでは、ドアの開閉音やボタンの感触などを心地よくする専門チームがあります。

アウディの長い歴史の中で、どうすれば魅力が高まるのかを真剣に考え続けた結果だと思います。もちろんそんな感覚を意識しない方もいますが、それでも満足度は高まります。
無意識のうちに心地よく感じる空間の演出により、所有の満足度が向上しているのです。

また乗り味を見ても数値上のエンジン性能だけでなく、運転手を意識した配慮があります。例えば同じスペックでも、アクセルに対する反応は国産車よりもリニアに感じます。

単なる速さだけを求めず、ドライバーの満足を大切にしたクルマ作りがなされていると感じます。足回りは硬くても突き上げを感じさせないため、よりスポーティな走りが実現します。

さらにドイツではアウトバーンという高速道路があり、一部区間では速度無制限です。そのためたとえエントリーモデルであっても、150km/h程度ならラクラク走れます。

高速道路も華麗にこなす一方、都市部の石畳であっても滑らかで上質な乗り心地を実現しています。

ただこれらの感覚は実はメーカーによる違いが相当程度あり、それぞれ合う合わないがあります。いいなと思う輸入車があれば、一度ディーラーに行ってみると自分に合うかどうかが分かります。

もちろん実際に試乗するのが一番ですが、試乗しなくても雰囲気は感じられます。メーカーによって醸し出す雰囲気は意外と違うので、十分に判断材料になると思います。

最近の輸入車ディーラーはとても入りやすくなったので、初めての人でも心配はいりません。それでも不安な人に向けて、ディーラーごとの特徴を簡単にザックリとまとめてみました。

また輸入車の魅力は自身の満足以外にも、見られることで満たされたりもします。あからさまにアピールするのは輸入車オーナーとしてお勧めしませんが、そういった満足感があるのは事実です。
どんなシーンで外からの視線を感じるのかも、別記事で色々と触れてみています。

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