東京女子医大病院で2歳男児が死亡
男の子が受けた手術は、2014年2月、首にできた良性の腫れ物を治療するためのものだった。
注射するだけの簡単な手術は、わずか7分で無事終了した。
出典:FNNプライムオンライン
プロポフォール20mg
その後、手術の影響による、のどのむくみが治るまで、ICU(集中治療室)で人工呼吸器をつけることになった。
このとき、体を動かさないよう、投与された鎮静剤がプロポフォール。
集中治療中の子どもには原則使用禁止の薬品だった。
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亡くなった男の子は、大量に鎮静薬を投与された。
しかしカルテには、本来あるべき投与を指示した医師のサインはなかった。
男の子に投与された鎮静剤の記録。
なぜか大量投与された日の夜に限って、医師のサインがなかった。
その日の当直医は、事故後、すぐに海外留学したままで、両親は、いまだに納得のいく説明を受けていない。
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男児は昨年2月18日、首のリンパ管腫の手術後に成人の許容量の2.7倍のプロポフォールを投与され、同21日死亡した
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000067-mai-soci
両親は告訴状を提出
東京女子医大病院で2歳の男の子が死亡した医療事故で、両親が警視庁に告訴状を提出した。
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両親は、一連の記録の内容などから、本来禁止されている薬が、その適応範囲の拡大を検討するデータ収集目的で投与された疑いがあるとして、今回の刑事告訴に踏み切った。
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母親は「わたしたちの息子は、実験台として使われて亡くなったのかと思いました」と語り、父親は「(息子は)病院の実験で殺されたと思います」と語った。
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男児の両親は19日、麻酔科の医師ら5人について傷害致死容疑の告訴状を警視庁に提出した。
警視庁は現在業務上過失致死容疑で捜査しており、告訴状の受理は保留したという。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00000095-mai-soci
プロポフォールの投与が死亡原因らしい
男の子は、集中治療中の子どもには原則、使用が禁止されている鎮静剤「プロポフォール」を大量に投与され、亡くなった。
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投与された量は、異常なものだった。
病院側の説明会で、父親が「これ140mgとあるんですけど、この子に対して、マックスでいくつまで使えるんですか?」と質問すると、ICU責任者の麻酔科医は「これはですね、(男の子の体重)12kg、40mgです。通常使う量は40mgです。(マックスで使うのは?)マックスで時間あたり。(40mgのところ、140mg使ったんですか?)はい、結果的に使っておりました」と語った。
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