◎食材表示問題が日本列島を波及
「阪急阪神ホテルズ」(本社・大阪市)は22日、2006年3月から今年9月にかけて、同社が経営するホテルのレストラン23店舗の47商品で、表示と違う食材を使っていたと発表した。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131022-00000048-mai-soci
◎例えば「バナメイエビ」を「芝エビ」
阪急阪神ホテルズやプリンスホテルなどのメニュー偽装に登場する「芝エビ」料理。「バナメイエビ」を「芝エビ」と表記して料理を提供していた。
芝エビ
料理人がエビの種類を気にせず調理し、お客に提供していたというのだ。
◎日本人はエビが好き!!
日本の年間消費量は、アメリカと同程度の30万トン強で世界のエビの二大消費国をなすが、国民 一人当たりでは年間3キログラムで世界第一位、エビフライにすると約70尾食べているそうです。
◎日本人にとって、エビは縁起物!!
腰が曲がっていることから年老いた人の喩えで長寿を表す。
◎ふと、疑問…あの「カップヌードル」のエビは何?
日清カップヌードル
◎みなさん、気になるようです
◎正体は『プーバラン』というエビでした
日清食品株式会社に聞いてみると、
「これはインド西海岸の一部の海域だけで獲れる『プーバラン』という品種なんですよ」
と、広報担当者が教えてくれた。
◎カップラーメン誕生秘話
創業者 安藤百福
◎エビへのこだわり
当社の創業者である安藤百福が『エビは高級感があり、めでたい。日本人はみんな大好きなので、エビが入れば必ず売れる』と、エビを具として使うことを決めました。
◎開発チームの苦労
エビの選定にはまず、色どり、豪華な感じ、実際の味わいといった条件をかなえるよう、かなりの時間を費やし、カップに入るよう小型で味の良いエビを世界から選び出しました」
実際、「候補」として集められた品種は、中国、台湾、タイ、インド、アフリカ、さらに北洋産など、60種類以上だったとか。
◎ついに発見!!
ついに見つけ出したのは、ある時シュリンプカクテルとしてテーブルに出されたエビでした。その品種は、それまで耳にしたことがなおなかったインド西岸部の一部の海域だけで獲れるプーバランという種類で、乾燥用の小エビとしては、最高級のものでした。
◎フリーズドライ製法の研究、開発…
フリーズドライ製法で加工した具材は、色鮮やかで、食べ心地も栄養素もほとんどそのまま。
◎高級感漂う、即席麺「カップヌードル」誕生!!
身の赤いエビを探し続けた開発チームの熱意。彼らの飽くなき挑戦により、カップヌードルの具は彩りも鮮やかとなり、豪華で高級感のあるものとして完成したのです。
◎食へのこだわりが、世界中の人々の心をつかみました。
日本国外の展開は、1973年の米国発売から始まって世界80か国以上に普及しており、各国ごとに色々な味のカップヌードルがある