◎訪日外国人旅行者が困ったことのトップ「無料Wi―Fi環境」
観光庁の調査によると、訪日外国人旅行者が日本で「旅行中最も困ったこと」のトップは「無料Wi―Fi環境」で23.9%。
出典:外国人「日本で無料Wi-Fi使おうとしたら、メールアドレス要求されて困った…」なぜ日本は公衆Wi-Fiが普及しないのか - ガジェットライフ速報 -ガジェット・スマホ・PCまとめ-
◎遅れている日本のフリーWiFi環境
フリーWiFi環境については、日本は遅れている印象を受けます。
外国人旅行者からすると、非常に不便極まりない国であることは間違いありません。
◎諸外国ではフリーWiFi環境は当たり前
観光客向けのところは、むしろ「フリーWiFiが無いとお客が来ない!」と言わんばかりにWiFi利用可能であることを店頭でアピールしています。
◎アメリカでは飲食店以外にも…
アメリカでは飲食店以外にも公園や図書館、交通機関、ホテルなどさまざまな場所で無料のWi-Fiを利用することができます。また飲食店も日本以上に数多くの店舗で利用することができます。
セコイア国立公園
セコイア国立公園には地球上で最も大きいと言われているセコイア森林がある国立公園です。セコイア森林は高さ100m、樹齢3000年にも達すると言われています。また公園には、ワクサチ・ロッジというレストラン・ギフトショップが併設した宿泊施設があり、こちらではWiFiを利用することもできます。
◎なぜアメリカなどでは、無料Wi―Fiが普及したの?
「アメリカなどでは、移民者など、携帯キャリアとの契約ができずプリペイド携帯を使っている人が多くいます。契約なしで使える公衆Wi-Fiは、そうした層からの気軽にネット接続したいという需要に応え、増えていきました」
◎しかし、野良wifiには危険性も…
何の設定もなしでつなげられる野良無線であれば、犯罪の温床になるでしょう。
殺人予告、違法薬物の販売 やり放題です。
◎日本では、犯罪防止のためにコストがかかる
日本の WiFi インターネットアクセスが有料なのは、本人認証のシステムに必要なコストが大きいからで、回線を無料で提供しないカフェやキャリアがケチなのではない。ユーザから見れば同じことだが、インターネット回線自体よりも認証のシステムにコストがかかりすぎるのである。
たとえば、日本国内である店舗・サービスをチェーン展開している企業が提供している無料WiFiに関して、1-2ヶ月に一度ほど開示請求があるという。
実際に、ログが残っていない等での開示請求不能ですぐに無料公衆無線LAN提供者自身が追求される可能性は低いのかもしれない。が、少なくとも面倒なことにはなる。ログがあればすぐ提出して済ませるところなのに。
◎大阪市が海外旅行者向けに、無料の「Wi-Fi」を提供
そんな中、大阪市が海外旅行者向けに、無料の「Osaka Free Wi-Fi」を提供したことから、海外で話題になっていました。
国内外からの旅行客に対して大阪府内の観光施設、公共交通機関、ホテルや飲食店などで利用できる無料 Wi-Fi サービス内容となっています。
観光客の拡大につなげたい考えだ。
観光局は、外国人旅行者がワイファイを通じ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などで大阪の魅力を発信してもらうことも期待しているという。
すばらしい。外国人観光客に喜ばれるよ!地方自治体もすぐにやるべき。
@Osaka_Tabilog: 本日Osaka Free Wi-Fi及びOSAKA ENJOY RALLYのプレス発表が行われました。
t.co/BjxAipM500
昨日大阪市内を電車移動中、無料でwifi接続可能な時があり驚いた。こういう事だったのか! 大阪府全域の外国人旅行者向け無料公衆無線LANサービス、自主財源の運用モデルを目指す t.co/kdR69OWJy9 @nikkeibpITproさんから
日本のWiFiの無さはヤバイ。旅行者は個別契約なんてしてないから。 / 大阪府、無料Wi-Fiサービス「Osaka Free Wi-Fi」を開始 観光施設や公共交通機関などで提供 t.co/McIuZTRXHT @hatenabnewsさんから