◎【ナポリ戦】本田欠場、ターラブトがデビュー戦ゴール!
本田は発熱と胃腸炎のため欠場したが、1月31日にフルハムから加入したばかりのモロッコ代表MFターラブト(24)が左MFで先発し、前半7分にいきなりデビュー戦ゴール。
0—0の前半7分、ACミランのターラブトは中盤の深い位置に引いて守備をすると、相手DFの縦パスをインターセプト。そのままドリブルで駆け上がると、ペナルティーエリア手前から右足でミドルシュート。ゴール右隅にぶち込んだ。
◎しかし、同点に追いつかれる…
しかし、連敗中のナポリに嫌な雰囲気が漂った時間は短かった。11分、ジョルジーニョの横パスを受けたインレルが左足でロングシュートを放つと、鋭いシュートがデ・ヨングに当たってゴール右上へ。ミランGKアッビアーティは見送ることしかできず、同点弾が決まった。
◎カカー投入も…
後半のスタートからロビーニョに代えてカカーを投入した。
◎ナポリに逆転を許してしまう
56分、左サイド浅い位置からインレルがクロスを入れると、イグアインが抜群の抜け出しからヘディングシュート。ナポリが逆転する。
◎イグアイン、ダメ押しの2発目!
ムシクのパスをペナルティーエリア右で受けたカジェホンが折り返し、中央でフリーのイグアインが難なくゴール。3ー1になった。
◎ナポリ3‐1ACミラン ターラブトは「暗闇の中に一筋の光」
(初ゴール後もターラブトは)ナポリのDF、イタリア代表マッジョが右サイドから攻め上がる動きを止めたり、後半にはこぼれ球からボレーシュートを放つなど、生き生きと動き回った。
◎ACミラン敗れるも、ターラブトに高評価
ガゼッタ・デロ・スポルト紙は7点を与え「ミランにとって唯一の収穫。個人技で試合の均衡を一人で破る力がある」と賛辞を惜しまなかった。
コリエレ・デラ・セーラ紙は「タレント性と運動量を持っており、人気の出る要素を持っている」と報じた。
◎ターラブト、本田を認めるも…
本田について「いい選手だと思う。これから一緒にチームに貢献して、できるだけミランを盛り上げていきたい」などと、先にセリエAでゴールを決めた余裕を見せた。
◎本田に宣戦布告!
「監督に従うが、得意なのはトップ下」と、本田が得意とするポジションに食い込むことを宣言した。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140209-00000235-sph-socc
◎ターラブトは、入団時にもこんな発言が…
これでACミランはイタリアのバロテッリだけでなく、モロッコのバロテッリも手にしたことになる。みんな、僕には才能があり、以前からビッグクラブに行けたはずだと言っていた。
出典:本田のライバル、ターラブが自信たっぷり「僕はモロッコのバロテッリ」 (1/2ページ) - サッカー - SANSPO.COM(サンスポ)
◎他にもこんな発言がありました…
「バロテッリは日焼けしてる。俺に言わせりゃ友達いないよ」
「ミランでボアテングが10番つけてプレーしてるなら、俺にもチャンスがあるな」
「ミランでぶっちぎって、レアルやバルサみたいなビッグクラブへのドアを開ける」
「君たちは悲しいスタジアムを持ってるね。俺はミランのためだけにこんな英国をあきらめたりしない」
◎ビッグマウスだが、鮮烈な印象を残したデビュー戦
セードルフ監督は「最高のプレーで素晴らしい印象を残した。やるべきことをやっているし、そのクオリティーを証明するゴールを決めてくれた」と称賛した。
◎セードルフ監督も悩むところだ
本田抜きのこの日の中盤、2列目のバリエーションは実に5パターンにも及んだ。すべてワントップ(バロテリ、もしくはパッツィーニの後ろ2列目)で4-2-3-1をベースにしたもの。
◎2列目の選手起用方法は未だ闇の中
2列目のポジション3席を巡って本田、カカ、ロビーニョ、ターラブト、モンタリーボらがひしめき合っている。
司令塔の役割を務めたモントリーボだったが、一部では「彼には司令塔は無理」という識者もいて、中盤ポジション争いは混とんとしてきた。
シードルフ監督も「本田、カカーが熱を出したため、こういうメンバーにするしかなかった」と背番号10の存在の大きさについてあらためて言及した。
◎そろそろ決めたい!
本田はこの試合のターラブトのように、そろそろゴールというキッチリした形を見せなければならない時期に差し掛かっているのは確かだ。
◎しかし、神はまだまだ本田の味方だ
本田が移籍後に先発を外れた公式戦はこれで3戦全敗となった。