◎メジャー移籍後2度目のカブス戦となったマー君
先制点を許したのは、雨が土砂降りになり始めた三回だ。先頭打者を右越え安打で出し、犠打で1死二塁となったところで中前適時打。四回も先頭打者に左翼線二塁打を許してから失点した。
◎3回から降り出した雨、土砂降りも災い…
ぬかるんだマウンド。三回途中に土を入れてもらうなど、ピッチングの修正を図ったが、六回も連打で無死一、三塁とされ、失策も絡んで2点を追加された。
◎マー君の連勝記録が止まってしまった…
開幕からの連勝は「6」でストップし、楽天時代の12年8月19日から継続していたレギュラーシーズンの連勝も「34」で止まった。
◎「レベルが低すぎた」」反省するマー君…
カブスとは1度対戦しており、メジャー初の再戦で打たれたが「相手どうこうよりも、自分が悪すぎた。投げるボールのレベルが低すぎた」と振り返った。
◎カブスとの初対戦は、8回10三振、無失点に抑えたマー君!
前回4月16日の対戦では8回を投げ10三振を奪い、無失点で勝ち投手となっていた。
◎投手VS打者、初対戦なら投手が有利と言われている…
打者が受け身の野球において、データが少ない対戦は一般には投手有利とされる。
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/05/18/kiji/K20130518005826970.html
◎打者が投手の球筋に慣れてくる…
球筋は投手一人一人違いますし、変化球だって同じスライダーでも一人一人変化が違います。一度打席に立ってみないとわからないところがあり、投手のほうが圧倒的に有利です。
試合の中で球筋に慣れるのと同じことです。球界では「初モノに弱い」という言葉がよく使われますが、初対戦では投手が圧倒的に有利なのです。
◎魔球と怖れられている田中のスプリットも…
投手には全員同じ速度のストレートでも球筋 というのがあります。変化球になれば なおさら。
◎対戦回数を重ねると感覚がつかめるようになるらしい
2度目や3度目のチームと対戦するようになり、彼と対戦する打者が10打席を超えるようになってくれば、彼らは、彼の球に対してより感覚をつかめるようになり、おそらくより成功するようになるだろう。
◎オープン戦で田中と対戦したハワード…
「彼は手強い。なぜなら、どの球種も同じフォームで投げてくる。腕の振りのスピードも変わらない。あのスプリットは速球にしか見えないけれど、急激に落ちてくる」
出典:【米国はこう見ている】田中将大の決め球に称賛の声が続出 相手打者も「今まで見た中で最高のスプリット」 - ライブドアニュース
ライアン・ハワード(フィリーズ)
ナショナルリーグの本塁打王を2回、打点王を3回獲得した強打者。
◎「何回か対戦すると攻略法を思いつく、それがメジャー!」と強気
フィリーズのライアン・ハワード一塁手も「どの球団も何回か(対戦し)ボールを見れば、いい攻略法を思いつくだろう。その時にどんな修正をしてくるか。それがメジャーというものだ」と強気に話す
出典:【米国はこう見ている】田中将大の決め球に称賛の声が続出 相手打者も「今まで見た中で最高のスプリット」 - ライブドアニュース
◎田中のメジャー初登板で対戦したデービス
クリス・デービス(オリオールズ)
2013年 53本塁打、138打点でアメリカン・リーグの本塁打王、打点王の二冠のタイトルを獲得した
◎今後の田中との対決を楽しみにするデービス
「これから何度も顔を合わせていく中で、お互いを知っていくだろう」。オリオールズのデービスは、今後の対決が楽しみだと言わんばかりの笑顔を浮かべていた。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201404180005-spnavi?page=2
◎4月28日 田中と対戦したプホルス(エンゼルス)
アルバート・プホルス(エンゼルス)
打撃面において長年に渡り大きな活躍をしており、現役選手であるが将来の野球殿堂入りが確実視されている数少ない選手の一人。
◎ノーヒットだが何かをつかんだプホルス
通算501本塁打を誇るプホルスは、試合後に不敵な笑みを浮かべた。それは、ノーヒットに終わった打者のものとは思えないもの。トラウトと同様に、低めに集まるスプリットに賛辞を送りはしたが、田中のボールを打席に立って見たことで、何かをつかんだようだった。
◎「メジャーリーガーはアプローチの仕方を分かっている」
「日本で素晴らしい成績を残したといっても、メジャーでは1年を通じて成功を収めるのはとても大変なことだ。メジャーリーガーはアプローチの仕方を分かっている」。まるで、次の対戦では攻略できると言わんばかりの口調だった。
◎田中の魔球にただ手をこまねいているだけではない
ただ、相手も黙っているわけではない。メジャーの打者にもプライドがある。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201404180005-spnavi?page=2
◎ニューズデイの記者は報じている
開幕から日が浅い現時点で初対決となる相手バッターが田中を攻略することは困難であると説明。2試合目以降の対戦に攻略のチャンスが増えると分析している。
◎ダルビッシュも苦しんだ2巡目以降
ダルビッシュ有(レンジャーズ)
記事では2012年に日本ハムからレンジャーズに移籍したダルビッシュ有投手の1年目も例に挙げ、2巡目以降に相手打者を抑えることが難しくなると強調。「特にルーキーはそうだが、どのピッチャーもいつまでも同じ方法で打者を翻弄することができないことに気付くもの」と記している。
◎これからの田中将大のピッチングに期待!!
当然、ライバルにも警戒され、研究もされていただろう。そして、今後はさらに分析が進むことになる。真価を問われると指摘されている2巡目以降の対戦でも、打者の想定を超えるような快刀乱麻のピッチングを期待したい。
◎連勝が止まった試合後、マー君、Twitterを更新!!
「これが終わりではありません! またここからが新たなスタートです。 次の登板が自分にとって非常に大きなものになると思っています。 またしっかりと調整して登板に臨みます!!」と前向きなツイートでファンを安心させている。