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○試合中どこを見たらいいのか

まずプレーエリアに注目する。
縦105m横68mの限られたボックスの中で、
どこに人を配置しているのか、
チームがどこでプレーしているのかを見ることで、

攻撃的に戦いたいのか、守備的に戦いたいのか、チームの意図を読み取れます。

<チェルシー>相手が格下の場合
モウリーニョ率いるチェルシーはカメレオンと例えられるように、
相手の強さによってプレーエリアを変えています。
相手が格下の場合、相手陣内に選手を押し込んじゃう。

<チェルシー>相手が格上の場合
一度、自陣に引きこもって味方ゴール前を封鎖します。
攻撃はカウンターを狙います。

<バイエルン>ある程度プレーエリアを定めて試合を進める
グアルディオラのバイエルン
グアルディオラのサッカーは、モウリーニョとは違い、相手によって戦い方を変えることはありません。
そのためプレーエリアは、常に相手陣内に選手を押し込んだ状態です。

(←攻撃方向)白がバイエルン
この写真を見て分かるように、
ピッチの4分の1しか使っていません。
常にこの状態です。
なぜ、26メートル(4分の1)しか使っていないのか?
その狙いは、
①選手の距離を短くしてパスを回しやすくするから
②相手ボールになった瞬間、大勢でボールを奪えにいけるからです。
このプレーエリアを定めているのは誰なのでしょうか?
バイエルンの場合一番後ろにいるDFです。
最終ラインのDFがこの26メートルを定めています。

攻守が切り替わる瞬間に見るべきところは、ボールが奪われた、奪った直後の約1秒間のアクションになります。慣れていないうちは約3秒間のアクションを見ていきましょう。

出典:いかに「テレビ画面の外」を予測するか? プロに学ぶテレビ観戦での試合分析術 | COACH UNITED(コーチ・ユナイテッド)

この3秒間でどんなアクションがあるのかは見逃さないように注意する

後半~試合終了まで。
わかりやすいのがフォーメーションの変更です。選手の並びを変更することでマッチアップ図も変化し、前半に攻略されていたスペースの修正や相手のスペースを利用するための変更など、その変更の意図を見ていきます。

出典:いかに「テレビ画面の外」を予測するか? プロに学ぶテレビ観戦での試合分析術 | COACH UNITED(コーチ・ユナイテッド)

負けているチームであれば前線に人数をかけて点を取りにいき、勝っているチームであればしっかりとブロックを作るために、後ろの人数を増やすこともあります。前半に攻守が整理できていれば、戦術の変化はわかりやすい

攻めのチャレンジをしなければならないゾーンで、バックパスの数が多いチームは、ボールを保持する時間が長くても、攻撃的チームとは言えない。どんなに守りを固められていても、どこかでブレークスルーする パスを出す動き、そしてそのパスを受ける質の高い動きがあるチームは強いですよね。

出典:宮本恒靖流 サッカー観戦術「人々がサッカーをより理解して試合を観ることが、日本のサッカーの発展には欠かせない」 | サッカーキング

本当に攻撃的なチームというのは、攻めているときに、守りの準備をしている。バルセロナはパスの出し入れをしながら、常に相手のカウンターに備えて、パスコースを切る準備をしています。ボールがないところでも、誰もサボっていない。

■サッカーの試合中に発生する4つのステージ

攻守の切り替え
ステージというか攻守の切り替えをより分かりやすく区分し、4つに分けて考えようというものです。
通常攻守の切り替えと言われる攻撃と守備との間の移行部分は、状況によって2つの性格に分かれるってことです。

状況とは攻撃から守備に移るのかあるいはその逆か、です。
ある1チームの視点にたったとき、サッカーのゲームは原則的に、この矢印に沿うように進んでいきます。

①のセットディフェンスとは安定的に敵にボールポゼッションを与えたときの守備を指します。最近よく言う『ブロックを形成した守備』 はこれにあたります。
②のダイレクトプレーはカウンターと言うほうが性格的に分かりやすいと思います。ゲームが不安定状態でボールを保持している状況を指します。
③のセットオフェンスとは安定的にボールを保持した状態での攻撃を指します。相手を敵陣に押し込んだ形でのポゼッションや横方向へのビルドアップなどがこれにあたります。
④のプレスとはゲームが不安定状態のときボールを保持していない時を指します。ボールロストして必死に取り返しに行く時などがこれにあたります。

チーム間に力の差がある場合③まで到達せずに④へ移行したり(Aの矢印)、①と②の繰り返し(Bの矢印)になってしまうこともあります。
テクニックや身体能力で劣るチームや機能していないチーム、総じて弱いチームは、③を経由しないサイクルに陥ることが度々起こります。

出典:footballhack

反対に③を経由できるチームとはもちろん強くて上手くて速いチームです。相対的に相手チームより自チームが同等以上の力があれば①→②→③→④のサイクルを手に入れられるでしょう。

選手はリスクとチャレンジの選択を連続的にしています。観る側も4つのゾーンを意識して、そのゾーンにふさわしいプレーを選択できているかどうかを判断することが、選手の価値を計る一つの物差しになるかもしれません。また、攻めのチャレンジをしなければならないゾーンで、バックパスの数が多いチームは、ボールを保持する時間が長くても、攻撃的チームとは言えない。

出典:宮本恒靖流 サッカー観戦術「人々がサッカーをより理解して試合を観ることが、日本のサッカーの発展には欠かせない」 | サッカーキング

どんなに守りを固められていても、どこかでブレークスルーする パスを出す動き、そしてそのパスを受ける質の高い動きがあるチームは強い。

攻守の順番では相手のボールを奪うことができなければ攻撃は始まらないので、まずは守備の局面を分析していくと状況が整理しやすくなります。
○2つのラインを見る
 守備の局面でまず確認するポイントは、前線とDFラインの2つのラインがどこに設定されているか。高い位置から積極的にプレッシャーをかけているのか、あるいは引いて守備ブロックを敷いてスペースを消しているのか、そのブロックをどのエリアに敷いているのかなど、この2つのラインの位置でそのチームがボールを奪いたい守備のベースのエリアがわかります。また、2つのラインの距離を見ることで、コンパクトな陣形で守れているのか、間延びして相手にスペースを与えてしまっているのかも判断できます。

攻撃ではまず流れの中でボールを奪って攻撃に移る場面なのか、ゴールキックやDFラインから攻撃をやり直す場面なのかで分けられます。
攻撃の原理原則として最も攻略すべきスペースは、ゴールへ直結する「DFラインの裏」になります。最初のステップとしてそこを狙えているか、ここをどう攻略するかが攻撃の大事なポイントになります。
極端に言えばゴールへの最短距離はGKやCBからDFラインの裏に抜けたFWへロングフィードを一発で通すことになります。それをさせないために相手はCBへプレスをかけてロングフィードを蹴らせない、蹴る瞬間にDFラインをあげてオフサイドにかける、ラインを下げてロングフィードをクリアなど、対応してきます。

「ボールが縦方向に進んでいるか」どうかをチェック
サッカーにおいて、基本的にパスの選択肢は3つしかない。「1 前に出すパス」「2 横に出すパス」(横パス)「3 後ろに出すパス」(バックパス)の3種類だ。
この中で一番大切なのは、言うまでもなく「1 前へのパス」だ。
パスやバックパスが多いと、相手が守備を整えやすくなり点が入りにくくなる。前にパスを出し、1秒でも速く相手ゴールに近づくことができれば得点のチャンスが増えるというもの。

出典:サッカー日本代表の試合でチェックすべき観戦ポイント5つ | ALPHA LABEL

試合で、選手たちが中盤でもたもたと横パスばかりつないでいたら・・・得点の可能性はガクンと落ちると覚えておこう

ワールドカップサッカ…

出典元:YouTube

主にパスをもらってディフェンスラインを突破しているシーンが多く見られます。

○実際の試合の戦術

<レアルのゾーンブレイク>
レアルがボールを持っているときの各選手のポジショニング
・インサイドハーフがアンカーの横に下りてきて、ビルドアップに参加
・それに伴い、SBが高い位置をとる
なぜ、このような形になるのか?
それはゾーンで守る相手の守備網を破りたいからです。
この赤い枠を突破して、前線にボールを運びたい。
その為に、この形が最適であると現在のフットボール界では結論付けられています。

どうやってこのゾーンを破るのか?
レアルの場合、WGのロナルドとハメス、イスコがゾーンの中に侵入しボールを受けます。
つまり、相手DFとMFの間でボールを受けるのです。
間受けってやつですね。

このレアルの戦術に対して、ローマはどう対抗したのか。
ローマの最前線の選手は、相手CBにはプレッシングを掛けずあえてボールを持たせる。
その代わりアンカーのクロースにマンツーマンで付く。
そしてイスコとモドリッチがビルドアップに参加しようとすると、ローマのインサイドハーフは付いていく。
ロナルドとハメスがゾーンの中に入っても、ボールを持っているのがCBなので、ボールがなかなか出てこない。
そんなシーンが度々見受けられました。

攻め手を欠くレアルはどうしましょう?
当たり前の話なんですが、真ん中が渋滞しているならサイドが空くんですね。
レアルやバルサなどの強豪は、隙ある所を瞬時に見つけ、そこを的確に突いてきます。

クロースが一瞬の隙を見逃さず、フリーになったマルセロにパス、左サイドからロナルドのスピードと個人技でレアルが先制。
その後追加点を上げたレアルが2-0で先勝しました。

レアルはバルサになぜ…

レアルはバルサになぜ勝てる  パート1   モウリーニョの戦術

出典元:YouTube

レアルはバルサを3対1で勝った国王杯の徹底分析しました。今回のは前半の1分〜9分の間の分析です。

レアルマドリード・ファンデーション・フットボール・アカデミー 名古屋校(豊田市)
愛知県豊田市 【サッカースクール】
世界を代表するスペインの強豪、レアルマドリードの公式サッカースクールです。
【レアルマドリードの育成理念とは】
レアルマドリードという言葉から連想するイメージは、巨額の移籍金を積んでスターを買い漁る銀河系軍団だと思います。選手を育ててる気なんて全くないのではと疑われることがありますが、それは誤解です。レアルマドリードは、トップチームのコンセプトと育成の理念を明確に分けているのです。育成からトップチームに入れるのは年に1人いるかいないかです。それ以外の子は不合格者です。育成機関というのは不合格者を量産するためにあるべきではなく、合格者を排出するためにあるのです。なので、レアルマドリードの育成理念は、『素晴らしいサッカー選手、素晴らしい人格の人間になること』です。これであれば全員合格できます。どんな国に行っても、どんなチームに入っても、どんな監督のもとでも、即座に適応し、パフォーマンスが下がらない人材を育成するのです

出典:サッカースクール、サッカーチーム、サッカー教室 | 愛知県豊田市、岡崎市、新城市 | レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパン 愛知豊田校(豊田市)

月額費用各学年共通 週1回ー8,300円週2回ー12,800円週3回ー15,800円

世界最強と言われるバルセロナ。まるで「森」のように密集した相手守備の中を、巧みに分け入っていく。彼らは、その「森」にいながら、巧みに顔を出す動きをして一瞬のほころびを狙っています。そこには、FWとDFの高度な駆け引きがあります。ボールを追っているばかりでは、そこが理解できないのです。

出典:宮本恒靖流 サッカー観戦術「人々がサッカーをより理解して試合を観ることが、日本のサッカーの発展には欠かせない」 | サッカーキング

バルセロナは、ボールを取られた瞬間を見るべき

バイエルン・ミュンヘンのサッカーを分析
フォーメーションは3−4−3で、
CBのボアテング(怪我)やダンテ(ヴォルフスブルグに移籍)を欠いたことで、
本来SBを務めるアラバ、ラーム、ベルナトのちびっ子軍団をCBとして起用してきました。
グアルディオラには「守る」という意識はなく、最終ラインから組み立てていこうという気概が感じ取れます。

<サイド攻撃>
サイドからの崩し。グアルディオラがサイドアタッカーに求めるポジショニングは、ワイドに広がり、高い位置をとること。
そうすることで、相手DFラインをピン留めすることができます。

それに伴い、インサイドハーフのチアゴとビダルもワイドに開く。
そしてサイドアタッカーの近くにポジションをとる。
そうすることで、サイドで数的優位を作れます。
バイエルンの最終ラインがボールを持つと、
チアゴとビダルがサイドに張ります。

バイエルンは1970年代から国内外を問わず常に先頭にいるクラブだが、2012年以降は特にそのコンスタントさが際立っている。欧州チャンピオンズリーグ(CL)では5年連続で4強入り。安定した成績を残せるのは、主力がチームに残っているがゆえだろう。しかし何よりも大事なのは、選手たちがハングリーであり続けることだ。

出典:Bundesliga | OBが語るバイエルン

バイエルンの最大の強みはチームには素晴らしいキャラクターの選手がそろっていて、それらの選手が見事に調和している。重要なのはワールドクラスの選手を獲得することではなく、高い目標を達成するためにチームに合うキャラクターを見つけてくること。

最近、流行りの4-3…

最近、流行りの4-3-3を理解すればサッカーを観るのは100万倍面白くなる

出典元:YouTube

最近流行りの4-3-3について語ってみました。ちなみにワールドカップでは5-3-2や5-4-1が流行りましたが、これも解説してみようと思ってます

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