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志望動機の正しい書き方3ステップ

志望動機の書き方
志望動機の書き方には「順を追って考えると、必ずいい志望動機が書ける」ステップがあります。熱意が伝わる志望動機とは何か、ということを本質的に考えていくと下記の3ステップに分解されるのです。
実際に、私の今までの転職志願者の方へのアドバイス経験からも、「当社を応募する熱意が伝わった!」と人事担当に好評でしたので、ぜひ実践してみてください。

Step1. 応募企業に惹かれている理由
まず初めに、応募企業に惹かれている理由を簡単に書きましょう。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

「企業に興味がある」と表現しても似たような企業理念の企業は多く存在します。同業界の中で「なぜその企業を志望したのか?」あなた自身の人生経験に紐付いて書く事がお薦めします。採用担当者との距離をグッと近づける事ができますよ。

Step2. 事業・ポジションに惹かれている理由
次に、事業・ポジションに惹かれている理由を整理して書きます。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

ここでは「現在の仕事では満たされない、あなたのやりたい仕事」がある事を書きましょう。その内容が志望理由に繋がりますし、転職する覚悟を採用担当者に伝える事もできます。

自身のやりたい仕事が定まっていない場合は、自己分析から自分のWillを整理する事が必要です。「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」を参考にして下さいね。

Step3. 応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠
最後に、応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠をPRします。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

ここでは「現在の仕事で身に付けた、あなたの強み」が活きる事をPRしましょう。もし、経験していない仕事内容だったとしても、必要とされる強みを持ち合わせている事をしっかり書いて下さいね。

自身の強みが言語化出来ていない場合は、自己分析から自分の強みを整理する事が必要です。ある程度簡単に、自分の強みを「客観的」かつ「職務経歴書で使えるもの」として知りたい場合は、グッドポイント診断がおすすめです。「グッドポイント診断」で自己分析・職務経歴書の質を上げる6ステップを参考にして下さい。

Step別例文 第二新卒から転職のケース(営業→営業)の場合

ココを見ている!~人事の本音
短い期間で学んだ事を、転職先で活かそうとしている点は高評価ですね。第二新卒での転職者はビジネス経験が短いため、やる気やポテンシャルで判断されるケースが多いですが、自身の強みや学んだ事はしっかりPRしましょう。

大学時代に環境学を専攻しており、当時から貴社の環境ビジネスに魅力を感じておりました。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step1. 応募企業に惹かれている理由

主に新規顧客を対象とした営業職に2年間従事しましたが、よりグローバルな環境で頑張りたいと考えておりましたところ、今回、貴社の海外営業求人を拝見しまして、「自分もこんな環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step2. 事業・ポジションに惹かれている理由

営業としての経験は浅いですが、常に目標を持ちやりきる粘り強い営業力を強みにし、リピート獲得率において営業部内トップの成績を上げる事ができました。
海外営業の職務は未経験ですが、「目標を立ててやりきる事」と「継続的な顧客との関係構築」をベースに、少しでも早く戦力になれるよう努力したいと考えています。

どうぞ、宜しくお願い致します。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step3. 応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠

Step別例文 異業種/未経験への転職のケース(システムエンジニア職→営業)

ココを見ている!~人事の本音
異業種/未経験からの転職は、本人の本気度を確認します。「なぜこの業界なのか?」「なぜこの職種なのか?」について、しっかり考えを持ってPRする事が大切です。また、少しでも早く戦力として活躍するため、「前職の経験から活かせるスキル/力」を中心にPRすると高評価に繋がりますよ。

大学時代に2年間シンガポールに留学しており、今後の事業展開において、アジア領域での急成長を描いている貴社事業に強い興味を感じています。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step1. 応募企業に惹かれている理由

前職ではシステムエンジニアとして従事しておりましたが、直接クライアントと接点を持ち、クライアントの海外事業に貢献できるような仕事をしたいと考えておりました。
今回、貴社の海外営業求人を拝見しまして、「自分もこんな環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step2. 事業・ポジションに惹かれている理由

前職では、仮説を立てて顧客と向き合う折衝力を強みとして、大型システム開発にPMとして関わり、プロジェクトを成功に導いてきました。
「顕在ニーズだけでなく、顧客の置かれた状況に仮説を立てる」力をベースに、少しでも早く戦力になれるよう努力したいと考えています。

どうぞ、宜しくお願い致します。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step3. 応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠

Step別例文 転職歴が多いケース(店舗販売→コールセンター→個人営業→法人営業)

ココを見ている!~人事の本音
転職歴が多い応募者には、必ず「志望動機は本気か?」「長く自社で働く覚悟があるか?」を確認します。転職動機やキャリアビジョンの一貫性をPRする事、1社に長く勤める事を強くPRすると高評価に繋がりますよ。

貴社が、街づくり事業において様々な企業とタイアップし、最適なサービスを自治体に提供されている点に深く共感し、応募しました。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step1. 応募企業に惹かれている理由

大学時代から「人と街」に興味があり、前職では住宅営業に従事しておりましたが、一つひとつの家を建てるのではなく、街全体を設計する仕事に携わってみたいと考えておりました。
今回、貴社の法人営業求人を拝見しまして、「自分もこんな環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step2. 事業・ポジションに惹かれている理由

転職を2回経験しましたが、今後は、1社に長く勤めることで、営業としてのスキルを更に高めて、就職先の企業やお客様に貢献していきたいと考えています。
幅広い営業経験で培った顧客に信頼される営業力を強みとして、少しでも早く戦力になれるよう努力したいと考えています。

どうぞ、宜しくお願い致します。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step3. 応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠

Step別例文 派遣社員から正社員へ転職のケース(企画事務→企画職)

ココを見ている!~人事の本音
契約社員から正社員へ転職されるケースでは「ポジションに貢献できる理由」を特に見ていますね。活躍するためのスキルや経験を持ち得ているからこそ、正社員としてチャレンジしたいという志望動機があると人事の印象はグッと上がりますよ。

貴社のブランドメッセージ「一人ひとりに良い人生を」に沿った、良質で使いやすい生活商品を昔から愛用しております。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step1. 応募企業に惹かれている理由

前職では企画事務として主力商品ブランディングのプロジェクトに参画しておりましたが、より自分の力で良質な商品を世の中に届けたいと考えておりました。
今回、貴社の企画業務求人を拝見しまして、「この環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step2. 事業・ポジションに惹かれている理由

企画職としての経験は十分ではありませんが、「業務のあるべき像を考えながら、自律的に業務を設計する力」を強みにし、商品ブランディングの業務設計を担ってきました。
前職で培った「自ら進んで業務を設計していく」スタンスを大事にしつつ、今後は正社員として企画提案から、設計、顧客への提供まで一貫した業務を遂行したいと考えています。

どうぞ、宜しくお願い致します。

出典:例文に頼りすぎはNG!職務経歴書の志望動機の正しい書き方

Step3. 応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠

よくあるNG例

<NG例 その1>「御社の○○○という理念に共感しました」
割とありそうな志望動機であり、「どこがNGなの?」と思われるかもしれません。実際、共感すること自体がNGというわけではありません。ただ、「共感しましたと言っておけば大丈夫」くらいに考えている人も多く、「どこに共感したのか」が書面から具体的に読み取れなかったり、面接で答えられなかったりすると、企業からのマイナス評価につながります。

どういう点に共感したのか、なぜ共感したのか、自分の経験や考えをもとに「共感」の根拠を具体的に示すことが重要です。それができないようなら、安易に「理念に共感」という言葉は使わないほうがよいでしょう。

出典:志望動機・志望理由の書き方・まとめ方【例文付き】 ~履歴書・職務経歴書・面接で使える |転職ならdoda(デューダ)

<NG例 その2>「御社のサービスは使い勝手が良く…」
これも、食品・日用品などの消費者向け商材を扱うBtoC企業に対して、よくある志望動機です。応募先の商品やサービスを、実際に自分で使ってみることはNGではなく、むしろBtoC企業に応募する場合はできるだけすべきことです。ただ、「使い勝手が良い」「便利だと感じた」というだけなら、それはあくまでユーザーとしての感想にすぎず、それがそのまま志望動機とはなりません。

どういうところが使い勝手が良いと思ったか、なぜそう思ったのか、細かく具体的に説明を加えることが大切です。

出典:志望動機・志望理由の書き方・まとめ方【例文付き】 ~履歴書・職務経歴書・面接で使える |転職ならdoda(デューダ)

さらに、そこに自分の知見をプラスするとこのように改善できる、という提案までできれば、「よく分析できている」というプラス評価につながる可能性もあります。

<NG例その3>「学ばせてください」というスタンス
「学ばせていただく」という姿勢を伝えることが、謙虚さ・真摯さのアピールになると考える人も多いのですが、表現や伝え方に注意すべきものです。自分が成長できる環境を求めて転職先を選ぶのはよいことです。ただ、「成長させてくれるから御社を志望します」というような、企業頼み、他人任せに聞こえる伝え方にならないようにしましょう。

「自分の経験に固執することなく、よいものは積極的に吸収していきたい」「自分の経験や知識が役立つようなら積極的に周りに伝えていきたい」というような表現だと、「学ばせてください」に込めた謙虚さ・真摯さが伝わるでしょう。

出典:志望動機・志望理由の書き方・まとめ方【例文付き】 ~履歴書・職務経歴書・面接で使える |転職ならdoda(デューダ)

志望動機の例文

未経験職種へ転職する場合
志望動機の書き方・まとめ方のポイントは、なぜ未経験職種にチャレンジしようと考えたのか、その背景を明確に説明することです。

また、未経験職種に応募するということは、その職種の経験者と同じ土俵に乗り、評価・比較されることになります。未経験というハンディキャップがあってもなお、あなたを採用すべき理由を提示する必要があります。

その仕事に就くために、具体的にどのような努力をしているか、あるいは、これまで経験してきた異職種で得た経験や、仕事以外で身につけた知識が、応募する職種での仕事にどう活かせるのかをアピールしましょう。

学生時代から現在まで、個人的な趣味でスマートフォン向けのゲームづくりをしてきました。現在、在籍するインターネット系の広告代理店では企画営業を3年経験してきましたが、社会人としての基礎的なスキルは一通り身についた今、改めて今後のキャリアを考えた時に、好きなゲームづくりを仕事にしたいと考え、転職活動をしています。御社では、これまでにVRを取り入れたゲームを3作品リリースされています。新しい技術を用いて、これまでにないゲームを開発したいと思い、御社を志望しました。開発だけでなく、広告の営業を通して身につけたWebマーケティングの知見を活かして、「売れる」ゲームの企画に携わりたいと考えています。

出典:志望動機・志望理由の書き方・まとめ方【例文付き】 ~履歴書・職務経歴書・面接で使える |転職ならdoda(デューダ)

「未経験職種へ転職」する場合の志望動機

同職種へ転職する場合
志望動機の書き方・まとめ方のポイントは、「今の(前の)会社では、あなたの抱える課題は解決できなかったのか」という疑問に対して、答を提示するということです。

その際、「同じ職種に応募しているのだから細かく説明しなくても分かってもらえるだろう」と考えず、丁寧かつ簡潔に説明することが大切です。同じ職種であっても、企業によって仕事内容や進め方は異なるため、採用担当者が必ずしもその職種の仕事に精通しているとは限らないからです。

また、他のケースと同様に、応募先企業のことを研究し、あなたのこれまでの職務経験や、そこで得た知識がどう活かせるのかを、具体的に示すようにしましょう。

現在はIT系のハードウェアベンダーで、サーバ製品の営業を担当しています。現在担当している製品にも、営業の仕事自体にも不満はないのですが、顧客企業は大手企業で、大規模なシステムの一部としてサーバを導入する形です。ほかの製品やアプリケーションを担当する営業メンバー数十人との協業となるため、私個人が提供する価値や貢献度が見えにくいことに割り切れなさを感じています。中小企業向けにWebサービスを提供している御社では、個人または少人数のチームで営業に当たれると知り、関心を持ちました。ITインフラの知識を活かしながら、自分の提供価値が見えやすい環境で働きたいと思い、御社を志望しました。

出典:志望動機・志望理由の書き方・まとめ方【例文付き】 ~履歴書・職務経歴書・面接で使える |転職ならdoda(デューダ)

「同職種へ転職」する場合の志望動機

第二新卒の転職の場合
志望動機の書き方・まとめ方のポイントは、「転職しても、またすぐに辞めてしまうのではないか」という企業の懸念を払しょくすることです。「気に入らないからすぐ辞める」のではなく、短い経験の中でも、責任感を持って仕事に取り組んだことを、具体的なエピソードとともに伝えましょう。また、短期間のうちに、ビジネススキルや社会人として必要なマインドがどの程度養われたかも、伝えられるとなおよいでしょう。

新卒で入社した会社で研究開発をしており、1年半勤務したところです。配属先が、大学で学んだ知識をほとんど活かせない環境だったため、自分の専門性を活かせる企業で働きたいと考え、御社を志望しました。入社3カ月後の配属時点で、すぐに転職することも考えましたが、せっかく意志を持って入社した会社なのですぐに辞めることは思いとどまりました。最低限、社会人としての基礎を身につけ、小さくても何かしらの成果を残してから転職をしようと考えたのです。先輩のアシスタントとして関わっていた研究で一定の成果が出たのを機に、転職活動を始めた次第です。

出典:志望動機・志望理由の書き方・まとめ方【例文付き】 ~履歴書・職務経歴書・面接で使える |転職ならdoda(デューダ)

「第二新卒の転職」の場合の志望動機

志望動機の例文

【同業界同職種の場合】
◆作成のポイント
・同業界にいたからこそ感じる「会社の魅力」を入れる
・同業界の知人から聞いた「会社の魅力」を入れる(人脈のアピールにもつながる)
・業界でのこれまでの経験を根拠に、入社後どのように貢献できるかを説明する

「私は前職において○○事業部の立ち上げメンバーとして、市場のニーズを読む力を磨いてまいりました。直近3年間は同事業部の部長として、若手育成とマネジメントに取り組み、毎月欠かすことなく目標を達成することができました。御社では今後○○事業に力を入れて行きたいとお伺いしましたので、是非貢献させていただければと思い、志望いたしました。」

出典:40代転職の志望動機の考え方と文例3選!面接での印象が良くなる | 40代・50代・中高年(ミドルシニア)の転職求人FROM40

《志望動機の例文》【同業界同職種の場合】

【異業界同職種の場合】
◆作成のポイント
・新しい業界に感じる魅力と、挑戦する理由を論理的に説明する
・数ある中から応募先企業に特に惹かれた理由を具体的に盛り込む
・前職の職務経験を活かして、入社後どのように貢献できるのかを具体的にアピールする

「前職において、私は10年間営業職として勤務し、直近の5年間は部下を育てながらチームリーダーとして働いていました。その間、御社の商品の魅力については1ユーザーとして存じておりました。転職活動をするにあたり、近年の成長が著しく、自分の愛する・誇ることのできる商品のある御社で働き貢献したいと考え、志望いたしました。」

出典:40代転職の志望動機の考え方と文例3選!面接での印象が良くなる | 40代・50代・中高年(ミドルシニア)の転職求人FROM40

《志望動機の例文》【異業界同職種の場合】

【未経験の業界・職種の場合】
◆作成のポイント
・「なぜ未経験の職種へ応募したのか」について、納得のいく説明をする
・過去に挑戦したスキルアップなどを例に挙げ、仕事覚え・習熟の速さをアピールする
・前職で得たものを挙げ、それを新しい仕事にどのように役立て貢献できるかを述べる

「私は前職において、20年近く事務職としての経験を積んでまいりました。毎日事務・総務の仕事をする中で、同僚やお客様との電話コミュニケーションの重要性を強く感じ、昨年には電話応対技能検定1級の資格を取得いたしました。そうして他者とのコミュニケーションについて考え続けた結果もっと人と関わる仕事がしたいと考えるようになり、営業職への転職を決意しました。入社後には事務職で培った処理能力を生かし、コミュニケーション能力にはより磨きをかけて、御社に貢献してまいりたいと考えています。」

出典:40代転職の志望動機の考え方と文例3選!面接での印象が良くなる | 40代・50代・中高年(ミドルシニア)の転職求人FROM40

《志望動機の例文》【未経験の業界・職種の場合】

採用担当者の目に留まりやすい志望動機の例文

実績と強みを志望動機に盛り込んで採用担当者を引きつけよう
転職希望者と新卒の履歴書の最大の違いは、就業して積み重ねた経験を職歴や実績として盛り込めることです。どんな業務経験もマイナスにはなりません。必ず何かが転職活動の武器になります。応募先の企業が求める人材にマッチしていることが採用担当者に伝わるよう、自分の強みをしっかり分析して、志望動機を作成しましょう。

●営業職志望の場合
<良い例文>
不動産会社の営業として、個人向けに賃貸物件の紹介や中古マンション販売の仲介を担当しています。顧客の生活をサポートする仕事にやりがいを感じておりましたが、もっと幅広いニーズに応えたいと考え、注文住宅販売をメインとする貴社の営業職に応募いたしました。賃貸、販売を問わず物件を扱ってきた経験を活かして、ぜひ貴社の事業に貢献したいと考えております。

<悪い例文>
大学卒業後、不動産会社で営業職に就き、個人向けに賃貸物件の紹介や中古マンション販売の仲介を行いました。お客さまに感謝の言葉をいただくこともあり、やりがいを感じておりましたが、目標達成のために余裕のない日々が続き限界を感じたため、転職に踏み切りました。貴社の「顧客との付き合いを重視する」というスローガンを拝見し、前職とは違う働き方ができると考え、応募しました。経験を活かし、貴社業務に貢献する所存です。

<良い例文>は、前職の実績を踏まえた前向きな転職であることがアピールされています。応募する企業の特色に志望動機を関連付けている点も説得力があります。
<悪い例文>は目標の達成がつらいことが転職理由に見え、ネガティブな印象です。

出典:書き出しから締めくくりまで 志望動機の書き方 例文付きで解説します|転職エージェントのパソナキャリア

●営業職志望の場合

●エンジニア職志望の場合
<良い例文>
大学卒業後、新卒でIT企業に就職し、7年間勤務しました。シニアエンジニアとして顧客企業のネットワーク設計などを担当し、部下4人のマネジメントを行うとともに、スキルを共有するミーティングも定期的に開催していました。業務効率化を追求する貴社であれば、チーム全体の生産性を上げつつ自らのエンジニアスキルも伸ばせると考え、応募いたしました。私自身とチームのスキルアップを並行して進め、業務に貢献したいと考えております。

<悪い例文>
大学卒業後、IT企業でエンジニアとして働き、顧客企業のネットワーク設計などを担当しました。チームリーダーとなったことで部下のマネジメント業務が増え、エンジニアとしてのスキルアップが難しくなったことから、貴社に応募いたしました。業務の分担がきちんと行われている貴社であれば、エンジニアとしてさらに活躍し業務に貢献できると考えております。

<ポイント>
転職を決意した理由はどちらも明確ですが、<悪い例文>では自ら状況の改善に取り組む姿勢が読み取れません。

出典:書き出しから締めくくりまで 志望動機の書き方 例文付きで解説します|転職エージェントのパソナキャリア

●エンジニア職志望の場合

●未経験の職種を志望する場合
<例文>
前職は広告代理店で営業事務を担当していました。顧客からのヒアリング内容に基づき部内共有の提案資料を作成するうち、自ら顧客の問題解決ができるポジションで働きたいと考えるようになりました。食べることが好きで、昨年は「管理栄養士」の資格も取得しています。食品を多く扱う貴社の営業職であれば、営業事務職を通して得た経験と、管理栄養士の資格も活かして業務に貢献できると考えております。

<ポイント>
興味だけでなく、知識を求めて積極的に行動していたことからも、転職理由と志望動機に説得力を感じさせます。これまでの経験を希望職種に活かせる点も書かれていて、業務へ貢献できる人材であるとの自信も、独り善がりな印象を受けません。

出典:書き出しから締めくくりまで 志望動機の書き方 例文付きで解説します|転職エージェントのパソナキャリア

●未経験の職種を志望する場合

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