◆注目をあびたiPhone6発売。
iPhone6
2014年9月発売のiPhone6。Retina HDディスプレイを採用し、画面が大きく画素数も増えているが、厚みは歴代最薄となっている。
◆発売日には世界中で長い行列ができるほど
こうしたアップルの新製品では毎回話題になる発売日に向けた長い行列、前回のiPhone5s/5c時にも行列はできていた。
◆日本のiPhone6発売時には、転売目的の中国人が大量に行列していたことで話題になった。
東京・銀座、表参道の行列には、中国語をしゃべる数百人の転売屋とみられるグループがいた。
◆そんな中、珍事件です。
◆とあるアメリカのユーザーがVerizon(米国で加入者数第一位の携帯電話事業者)で普通に購入した『iPhone 6』。
楽しみにして箱の中身を開けてみると、、、
◆待ってました!ピッカピッカのiPhone6
◆やったー!!(^^)!
◆でも、なんだか変、、、
外観に違和感
箱を開けてみると中身はなんと"プロトタイプ(試作機)用のiPhone 6。
◆なんじゃこりゃ???
起動させてみるとあらビックリ!見たことのないOSがぁぁ!!!!
どうも診断モードのOSが動作しているらしく、画面の様子も普段目にするiOSとは全然違います。
画面の様子が通常のiOSとは全く異なり、テスト画像として過去にリークされたOSとよく似ており、試作品のテストに使うOSのよう。
何ともレア感溢れるプロトタイプのiPhone6
外観も通常の端末とは異なり、ライトニングポートが赤くマーキングされている。
背面にはアップルロゴとiPhone以外の記載がない。
本来のiPhone6の背面
◆当然、レア感マックスということで、、、
この持ち主がebay(世界最多の利用者を誇るインターネットオークションサイト)に出品した。
eBay Inc.(イーベイ)
インターネット通信販売やオークションを手がけるアメリカの会社である。インターネットオークションでは世界最多の利用者を誇る。
<a target="_blank" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/EBay">http://ja.wikipedia.org/wiki/EBay</a>
出品者はカリフォルニアのkimberlyk1018さん(Ebayアカウント)。
「人生に1度のチャンス」とオークションに踏み切った。
Brand New Rare Unfinished Silver 64gb Apple iPhone 6 Prev. Listed as Prototype
10月6日 12時半現在で価格は5万8,660ドル(約643万円)にまで跳ね上がった。
Brand New Rare Unfinished Silver 64gb Apple iPhone 6 Prev. Listed as Prototype
10月8日には、オークションの価格はみるみる跳ね上がり入札数は184、落札価格はなんと『約1030万円』
11月1日現在は、、、
<a target="_blank" href="http://www.ebay.com/itm/171524771235">http://www.ebay.com/itm/171524771235</a>
<a target="_blank" href="http://www.ebay.com/itm/171524771235">http://www.ebay.com/itm/171524771235</a>
『iPhone 6』の定価は128GBでも約9万円くらいなので、売ったお金で通常の端末100台以上買えちゃいます。
11月4日現在は、、、なんと
◆11月5日現在は、、、
◆ちなみに、'may not ship to Japan' 日本への郵送は不可とのこと
<a target="_blank" href="http://www.ebay.com/itm/171524771235">http://www.ebay.com/itm/171524771235</a>
◆最新情報:最終的には126万円で落札されたようです。
iPhoneやMacの関連ニュースを伝える海外メディアのCult of Macによると現在販売中のiPhone6の未完成品が海外の人気オークションサイトeBayで$11,100(日本円で約126万円)で落札されていたことが分かりました。
同端末について、試作機として出品されていた際には1,000万円を超える入札が入っており、最終的にいくらで落札されるのか注目を集めていましたが、オークション終了日時となる前に、理由が不明のまま打ち切りとなっていた経緯がありました。
◆Appleの説明は?
Appleはこの件について、”出品されていた端末はiPhone6の試作機ではなく、未完成品が商品出荷ラインに入ってしまったものだ“としています。
情報の管理については徹底的とも言えるAppleが、このような出荷のミスを起こすというのはなかなか珍しい。
過去には初代iPhoneの試作機とされる端末が同オークションに出品されていたこともあり、何か意図的なものもあるのではないか、とも。