◆エジプト・カイロで、5年間も駅の壁の中で生きていたネコがいた!
画像はイメージ
エジプトの首都カイロで、5年間、地下鉄の壁の中で暮らしていたとみられるネコが助け出された。エジプトのメディアが報じた。
出典:http://www.sankei.com/world/news/150407/wor1504070031-n1.html
その猫が閉じ込められていたのは、エジプト・カイロのモハメドナギブ地下鉄駅の壁の中。
エジプトの地下鉄駅構内での様子
ネコのビソは、2010年に、地下鉄の壁に開いていた穴から、中に入り込んだと考えられている。
当時ビソはまだ子ネコだったので難なく穴を通り抜けられたのだが、成長してしまい、穴から外に出られなくなってしまったようだ。
駅の壁の隙間から猫のしっぽがひょろり。
壁の中にはエサはもちろんのこと飲み水もない。
◆でもどうやって5年間も生き延びることができたの?
ビソが壁の中で5年間も生き延びられたのは、ある男性が毎日食べ物と水を与えていたからだ。
その名もアブド(abdo)おじさん。
手に持っているのは、猫に水を与えるために使用したペットボトル
当時、地下鉄のそばでメガネ店を営んでいたアブドさんは、猫に毎日エサと水を5年間与え続けたのである。
◆餌はどうやって与えていたの?
壁の隙間は非常に狭く、猫は顔を出すことはできない。どのようにしてエサを与えるかというと、手渡しをするのだ。
餌を差し出すと、、、
猫の手がぴょこっ!
そしてエサを受け取る。
水も手を濡らすようにしてとっていた。
水も手を濡らすようにしてとっていた。このようにして、5年間毎日欠かさずにエサを与えていたというのだ。
2011年の革命によりカイロがカオス状態にあった時ですら、ビソにエサを与えに駅にやって来ていた。
一度、何とかビソを助け出そうとしたこともあったが、その時はビソが怖がって壁の内側から遠くへ逃げていってしまった。
壁を壊してしまえば簡単なのだが、エジプトの法律で、それは公共物破損に当たるため、できなかった。
◆このネコの手が穴から出てくる動画がフェイスブック上で話題を集め、救出作戦が動きだした。
فيتو - «قطة» محبوسة داخل جدران مترو محمد نجيب منذ 5 سنوات
出典元:YouTube
ニャーニャー言いながら餌を要求している。
このことが話題になりフェイスブック上でこの壁に閉じ込められていた猫の救出を求めるキャンペーンが発足。
そのキャンペーンの影響により、ついに先月3月13日に壁が外され、救出作業がおこなわれた。
取り外された地下鉄の壁
壁の中の隙間は15センチほどと狭く、酷い悪臭だったとのこと。
救出には、建設作業員等が呼ばれ、5時間掛かった。
◆無事救出されたものの、、、結末が切ない。。
ビソはやはり怖がって壁の穴の近くには寄ってこなかったので、一人の作業員が穴の中に入り、ビソを連れだした。
壁の中の様子。壁の奥に光るのがビソの目。
壁が取り外され、自由になったビソだが、残念なことに光や人間に驚いて、そのまま逃げだしてしまった。
画像はイメージ
しかし、5年間バイオスにエサを与え続けた、アブドさんは、今もビソを探しに地下鉄へ足を運んでいる。
◆猫の救出劇はこれだけじゃなかった。アメリカでは車体切断して子猫を救出した事例が。
米南部フロリダ州ベロビーチでトラック底部の構造部品の隙間に入り込み、走行中も潜み続けていたとみられる子ネコが助け出される出来事がこのほどあった。
思わぬ「客」を見付けたのはエランド・フレーザーさん(50)。
子ネコは推定で生後約8カ月。「ミーガン」との名前も付けた。
5月下旬、自宅外に止めたピックアップトラック周辺でネコの鳴き声を聞いたのがきっかけ。
出典:車体を切断して子猫を救出した米男性に称賛の嵐(海外の反応) : 海外のお前ら 海外の反応
ただ、どこにいるのかわからず、何の動物なのかもわからなかったという。
そこで道具箱を取り出して金属用カッターでトラック底部の車体の一部を切断。中をのぞき込んでみると、フレーザーさんを見つめる子ネコがいた。
子ネコが潜む場所には届かないため途方に暮れ、結局、地元の動物保護団体などに助けを求め、その後、スタッフ総がかりでトラックの下に潜り込むなど救出に当たった。
助け出された子ネコはその後、10代の少女2人がいる家庭にもらわれていったという。
◆中国では車のバンパーに挟まった犬が救出された事例が。
道路にいきなり飛び出した犬が車に衝突するも、運良くバンパーの内側にすべり込み、そのまま車は高速道路を走り続けた。
中国の中央部を走っていた黒い普通乗用車フロントバンパーから、大変長い間そこに挟まっていた1匹の茶色い犬が保護された。
出典:【海外発!Breaking News】バンパーに挟まった犬、車はそのまま400kmを走行。(中国) - ライブドアニュース
張さんという車の運転手は、湖南省の鳳凰県の道路でこの犬をはねた記憶があったが、高速で走っていたこともあって降りて確認しておらず、てっきり死なせてしまったと思いこんでいた。
400km程走ったとことで、犬の鳴き声が聞こえたため、一度停車して調べてみると、バンパーの下に犬が挟まっていたのを発見。
その後自分の故郷に到着すると、張さんはすぐにその犬を連れて獣医のもとへ。幸いにも傷は軽く、野良犬でしょうとの判断に彼は迷わずその犬を自分が飼うことに決めたという。
出典:【海外発!Breaking News】バンパーに挟まった犬、車はそのまま400kmを走行。(中国) - ライブドアニュース
その後張さんはマスコミに対し 「高速道路でひかれ、さらに400キロも走っても無事だったこの犬は、私たちに命の大切さを教えてくれたように思う。縁もあるのだろう」 とコメント…