◆中国湖南省にある張家界国家森林公園。険しい峰が連なるカルスト地形の景勝地として知られている。
中国湖南省
湖南省(コナンしょう、簡体字: 湖南、拼音: Húnán、英語: Hunan)は中華人民共和国の省の一つ。省都は長沙市。略称は湘。
張家界は武陵山脈の中にあり、鋭い峰が立ち並ぶ観光地だ。峰にはうっすらと雲がかかり仙人の里という渋い雰囲気が人気だ。
張家界国家森林公園
1982年に国務院により批准された中国で初めての国家森林公園。張家界市の北部約32キロにあり、年間の平均温度は16℃~17℃位です。張家界には渓谷や屋根沿いにいくつもの遊歩道があり、渓谷でのんびりと風景を観賞するのに最適。
◆なんとそんな場所に、世界最長の「ガラス製の橋」が架けられ、7月にオープンするらしい。
7月に完成予定の「ガラスの橋」。現存するスカイウォークとしては、長さ・高さともに世界一になるという。
その橋は大峡谷にある断崖をつなぐもので、2013年に建設が始まり、間もなく完成する予定。
7月から観光客向けに一般公開される。
高さ400メートルの断崖絶壁を結ぶ「ガラスの橋」
このガラスの橋は全長430メートル、幅6メートルで、橋面から谷底まで約300メートルあり、同時に800人が立つことができる。
足下は透明な強化ガラスでできたスカイウォークとなっており、高さ300mから真下をのぞき込み、空中を散歩するような雰囲気が味わえるらしい。
◆オールガラスって…強度とか大丈夫なの???
世界初のオールガラス製。総工費は2.6億元(約34億円)とのこと
素材は全てガラス。鉄筋もコンクリートも一切使わない。
手掛けたのはイスラエルの建築家、ハイム・ドタン氏。このスカイウォークには航空宇宙分野で使用される最新の複合素材が使われているため、800人も一度に渡ることができ、ファッションショーなども開催できるという。
出典:【高所恐怖症注意】中国に世界一高い「ガラスの橋」が登場!透明な足元から300m下が丸見えに…: (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
◆バンジージャンプもできるらしい。。
世界で最も高い場所からダイブが楽しめることになる
また張家界の橋からは、バンジージャンプもできるとされ、マカオ・タワーが持っていた記録(高さ233m)を抜き、世界で最も高い場所からダイブが楽しめる。
◆ネットの反応は…
この計画に中国のネットユーザーは
「いいじゃん!」
「渡ってみたいなぁ~」
「できたら絶対に行く!」
と、歓迎する声もある一方で…
「バカなの? 狂ってるの?」
「怖すぎ!やめて!!」
「凍結したら超すべりそうなんだけど」
「割れないよね?大丈夫だよね!?」
「私は端から見てるだけでいい……」
「税金のムダづかい」
「自然の景色そのままでいいよ。変なものを作らないで」と、ガラス橋の必要性に疑問を感じる声も多い。
◆建設中の様子が報じられた。
現場では、元の吊り橋の床板撤去から塗装、ガラス設置まで数十に及ぶ工程が全て人力で行われいる。
作業員のリーダーは「われわれは出稼ぎ労働者。世界初の全透明ガラス吊り橋の建設作業をしていることは、われわれにとっての誇りだ」と語る。
人が橋に乗るたびに橋体が左右に揺れるため、作業の難度は極めて高い。作業員は毎日午前7時から午後7時まで作業を行う。
◆そして…ついに世界最長のガラス製吊り橋が完成した!
中国湖南省に、世界最長とされる全長300mのガラス製吊り橋が設置
この透明な釣り橋はガラス製となっており、地震や強風にも耐えられる耐久性を備えている
800人までが同時に渡ることができる
橋が透明であることによる恐怖もありますが、中国で作られたガラス製の吊り橋というだけでもスリル満点。
Raw: Tourists Brave Glass-Bottom Bridge
出典元:YouTube
Drone footage: World’s longest glass suspension bridge opens in China
出典元:YouTube
◆実は中国にはこの他にも怖すぎる「ガラスの橋」は存在していた。
床がガラス製の橋。これまた湖南省に存在する。
日本ではほとんど考えられないような、床がガラスになっているつり橋がこの世に誕生した。
中国の湖南省に最近できたという、床の一部分がガラスになっている橋。
完全に透明なガラスではないけど、この高さ、そして強風で相当揺れるらしい。
間違いなく足がすくむ…
霧につつまれている方がマシ?
できれば大勢で乗って欲しくないかも…
めっちゃ揺れてそう。。
◆まだまだあった!今度は「崖の上にガラスの遊歩道」
海抜1,430mの断崖に、透明なガラスの床板。真下が丸見え。ただえさえ恐ろしいのにそんな山道が中国湖南省張家界市から約南へ10km、1,500m級の山々が連なる天門山国家森林公園に登場。
出典:http://japan.digitaldj-network.com/archives/51944827.html
何事もなければいいが・・・
この天門山 (Tianmen Mountain) の山頂西側にある険しい崖に設置された「スカイウォーク (Skywalk)」。床のガラスを傷つけないために特殊な靴に履き替えて観光しなければならない。
出典:http://japan.digitaldj-network.com/archives/51944827.html
6センチの厚みがあるとは言っても…
◆なんだこれは?!地上717mの「崖から突き出た遊歩道」
この建築物…何かが間違っている。。
地上から717mの山頂に作られた遊歩道。崖から突き出た遊歩道は実に斬新だが、“遊歩道”呼べるほど、家族連れがリラックスしてここを歩けるとは思えない。
この遊歩道があるのは中国・重慶市の山頂で、訪問客に足元に広がる広大な山の風景を楽しんでもらうことを目的に、約6億4000万円を投じて建設された。
出典:http://newschina.jchere.com/newsdetail-id-5864062.htm#.VWIF10_tmko
崖から27m突き出ている。
渡れる人数を30人に制限されている。
景観をゆっくり楽しめるように、とのこと。
建設中の様子
◆しかしこんな事件も発生していた…高さ千メートルのガラス張り遊歩道にひび割れ
中国中部の河南省で2週間前に開通したばかりのガラス張りの遊歩道にひびが入り、観光客らが避難する騒ぎがあった。
オープンして2週間後の出来事。
この遊歩道は雲台山の海抜1080メートルの地点にあり、9月20日に開通。
全長260メートルのうち68メートルがガラス張りになっている。
報道によると、ひび割れを見た観光客らは悲鳴を上げて逃げたという。
同公園は翌日になって、定期点検で「わずかなひび割れ」を発見したと発表。遊歩道は直ちに通行を禁止し、専門家が原因の解明に当たっているとした。
ひび割れは鋭利な物体による「外部の力」によってできたと見られるという。ただ、「表面は特注の3層の強化ガラスでできている。このうちひびが入ったのは1層のみで、安全が脅かされる状況ではない」と強調した。
この発表に対して現場を目撃したという新浪微博のユーザーは、「断じてわずかなひび割れなどではなかった。パネル全体が粉々にくだけているように見えた」と反論している。