制裁乗り越え快挙！女子バスケ日本代表が『リオ五輪』決めた！

バスケットボール女子アジア選手権で優勝し、表彰式でカップを掲げて喜ぶ日本代表選手たち
吉田（手前下）、大喜びの渡嘉敷（右から４人目）ら

バスケットボール女子アジア選手権で優勝し、リオデジャネイロ五輪出場を決め喜ぶ日本選手
敗れた中国は、３位決定戦で台湾に５２－４５で勝った韓国とともに、来年の世界最終予選に回った。

間宮　佑圭
C/184cm/75kg
1990/4/3 (25)
JX-ENEOSサンフラワーズ

山本　千夏
SG/176cm/68kg
1991/8/12 (23)
富士通 レッドウェーブ

渡嘉敷　来夢
PF/192cm/85kg
1991/6/11 (23)
JX-ENEOSサンフラワーズ

吉田　亜沙美
PG/165cm/61kg
1987/10/9 (27)
JX-ENEOSサンフラワーズ

本川　紗奈生
SG/176cm/65kg
1992/4/2 (23)
シャンソン化粧品 シャンソンVマジック

両チーム最多の２４点をマークし大活躍した本川選手のドライブ

今回の制裁解除は５月から協会会長に就任した川淵三郎会長の手腕によるところが大きい
川淵三郎会長は「とりあえず本日、制裁が完全に解除されました。国際連盟の会長が拍手で承認しようと言ってくれて、意外とあっさり解除されて、ほっとしたような物足りないような」と、“川淵節”でコメント。

2014年11月に国際バスケットボール連盟(FIBA)から日本バスケットボール協会(JBA)に突きつけられた、無期限の資格停止処分という重い厳罰。その原因とは？
ＦＩＢＡはＮＢＬ、ＴＫｂｊの２つの国内リーグが存在するなどした日本の状況を問題視し、昨年１１月、日本協会に無期限の資格停止処分を課し、リオ五輪の予選に代表チームが出場できない危機に陥っていた。今年１月に川淵三郎氏をチェアマンとする協会の改革を主導するタスクホースを発足。来年１０月に２リーグを統一した新リーグ開始の道筋をつけ、協会の人事も刷新するなどの改革が実を結んだ形となった。

内海監督率いる「第26回FIBAアジア女子選手権兼リオ五輪予選」に挑んだ女子代表の精鋭12名

ヘッドコーチ／内海 知秀 （公益財団法人日本バスケットボール協会）
4.　三谷　藍　（F／181?／富士通／36歳／千葉県／専修大）
5.　宮澤 夕貴　（SF／182?／JX-ENEOS／22歳／神奈川県／金沢総合高）
6.　間宮 佑圭　（C／184?／JX-ENEOS／25歳／東京都／東京成徳大学高）
7.　栗原 三佳　（SG／176?／トヨタ自動車／26歳／大阪府／大阪人間科学大）
8.　髙田 真希　（PF／183?／デンソー／25歳／愛知県／桜花学園高）
9.　山本 千夏　（SG／176?／富士通／24歳／千葉県／東京成徳大学高）
10.　渡嘉敷来夢　（PF／192?／JX-ENEOS／24歳／埼玉県／桜花学園高）
11.　篠崎　澪　（SG／167?／富士通／23歳／神奈川県／松蔭大）
12.　吉田 亜沙美　（PG／165?／JX-ENEOS／27歳／東京都／東京成徳大学高）
13.　町田 瑠唯　（PG／162?／富士通／22歳／北海道／札幌山の手高）
14.　本川 紗奈生　（SG／176?／シャンソン化粧品／23歳／北海道／札幌山の手高）
15.　王 新朝喜　（C／189?／三菱電機／27歳／中国／白鷗大）

「スラムダンク」の作者・井上雄彦
井上 雄彦（いのうえ たけひこ、本名：成合 雄彦（なりあい たけひこ）、1967年1月12日 - ）は、日本の漫画家。鹿児島県大口市（現・伊佐市）出身。血液型はB型。愛称は「イノタケ」。
代表作に『SLAM DUNK』、『バガボンド』、『リアル』など。スポーツや闘いを通じて青年の成長を描く作品が多い。

井上氏は「スラムダンク」や、車いすバスケットボールを題材にした漫画「リアル」などでバスケットボールの人気拡大に貢献。０６年には出版社などと協力して米国へのバスケ留学を支援する「スラムダンク奨学金」を設立した。その功績が称えられ、１０年には日本バスケットボール協会の８０周年記念事業で協会特別表彰を受けている。