◆マジか…有名マジシャンが脱出に失敗
イギリス・ウェストヨークシャーでおこなわれたチャリティーイベントで、脱出マジックに挑戦したマジシャンが脱出に失敗する事故が起きた。
マジックを行ったマジシャンは、アントニー・ブリトン(Antony Britton)氏
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<a target="_blank" href="https://twitter.com/AntonyBritton?ref_src=twsrc%5Etfw">https://twitter.com/AntonyBritton?ref_src=twsrc%5Etfw</a>
・イギリスのチャリティーイベントで起こった事故だった
英ウェスト・ヨークシャーの「Slaithwaite Spa」で3日、血液のガンの撲滅を謳う『Leukaemia & Lymphoma Research』という医療研究団体がチャリティーイベントを開催。
Slaithwaite Spa
そこで数々の縄抜けと脱出を成功させてきたアントニー・ブリトンが生き埋めからの脱出マジックに挑戦したが、自力で脱出することが叶わず、命を落とす寸前で救急隊員に救出された。
出典:英国のマジシャンが生き埋めからの脱出に失敗 瀕死のところで救出 - ライブドアニュース
無事でよかったですね…
◆地中からリミットとされた9分が過ぎても出てこなかった。
アントニーが挑戦した脱出マジックは、深さ6フィート(約180センチ)の穴の中に手錠をした状態で生き埋めとなり、そこから脱出するというもの。
出典: 生き埋め脱出マジックに挑戦したマジシャン 脱出に失敗し危うく死にかける! | エニグム(ENIGME)
この挑戦は、「脱出王」の異名を取った奇術師ハリー・フーディーニを超えるという名目でおこなわれた。
ブリトンのために180cm近くまで掘られた深い穴。
彼は手錠をはめられた姿でそこに埋められた。しかし、生き埋めにされたアントニーはいつまで経っても脱出してこなかった。
仕掛けにどうやら失敗したらしく9分たっても出てこないので、スタッフがその後掘り起こし救出。
脱出してこないアントニーの異変を感じ、地面を掘り起こす人々。 アントニーの手が地中から出ている。
酸欠によって意識不明となった状態で発見された。
◆待機していた救急車に運ばれ酸素吸入された。
意識不明となっていたアントニーは、すぐに救急車へ運ばれた。
幸いアントニーは、まもなく意識と取り戻し命に別状はなかったが、あと少し救出が遅ければ命を落とす事故となった。
すぐに待機していた救急車に運ばれ、酸素吸入が行われ意識を取り戻した。
◆一命を取りとめたブリトン氏…インタビューで悔しさをにじませた。
一命を取りとめたブリトン氏。「救出されたという事実は人生最大の屈辱だ」とプロとしての失望感をにじませた。
失敗におわった原因について、彼は「土を軽くみていた。あと60cmで地上というところにおいても土の重みで身動きがとれなかった」と説明。
過去に燃え盛る鉄製の檻からの脱出を成功させた経験などを持つマジシャンだったようだが…
意識が薄れてきた時は、これが自分の最後のショーになると観念し始めたとのこと。「救出があと数秒遅かったら死んでいたと思う。本当に恐ろしかった」との本音も漏らしている。
意識を取り戻したアントニーは、脱出マジックの失敗について「私はほとんど死んでいました。本当に怖かったです。」と語った。