◆日本の犯罪捜査にも使われている犯人の似顔絵スケッチ。
「キツネ目の男」の似顔絵はあまりに有名
キツネ目の男とは、1984年に発生した「グリコ・森永事件」において、現金受け渡しの過程で2度目撃された男で、犯人グループの一員と目された男である。その風貌がキツネを連想させる釣り目であったことから名づけられた。
以前は、顔のパーツを犯人に似せて作成したモンタージュ写真を使用していたが、写真の場合だと少しでも犯人と特徴が異なっていると、人間の脳は別人として認識してしまうことから、現在でも似顔絵が捜査に採用されることが多い。
◆現在、アメリカではある凶悪犯の『似顔絵』が話題となっている。
ある事件で公開された犯人の似顔絵が、「一体何の手がかりになったんだ!?」と不思議に思うほど、あまりにも酷いと話題になっている。
出典:殺人事件の「容疑者の似顔絵」がクオリティ低すぎて話題 / 逮捕時の実物写真と見比べて衝撃を受ける人が続出中! | ロケットニュース24
これは、昨年マイアミ州で発生した殺人事件
昨年、あるユダヤ教指導者が殺害された事件で、現在15歳の少年が逮捕された。
事件当時、捜査あたったマイアミ警察は、事件が強盗容疑なのか怨恨によるものなのか断定できず、捜査は難航していた。
州検察はその後、記者会見で1枚の似顔絵を示しながら一般市民に情報提供の協力を呼びかけた。
事件から16か月後、犯人は逮捕された。強盗目的で襲ったとみられている。
・そして犯人の『似顔絵』が公開されたのだが…
警察は目撃者から犯人の似顔絵を作成して捜査をおこなったのだが、その似顔絵が酷かった。
その似顔絵がこれ
ザックリしすぎやろ…。
犯人の似顔絵は、目撃者の証言から警察官が描くことがあるが、今回の事件では目撃者本人が描いた。
まったく凶悪そうに見えないこの似顔絵に、メディアの多くは「まさか子供が描いたような似顔絵」と突っ込んだ。
じっくりと覗き込めば、丸めの顔、ゆるいカーブを描く髪の生え際のライン、白目がちな瞳、両端が下がり気味の口元と下唇、顎のうっすらとしたヒゲなど犯人に通じるものをよく捉えている。
似てるような…似てないような。。
・この事件がニュースで報道されると、全米が…吹いたw
逮捕時には、映像がアメリカのテレビ番組で流され、ついでに捜査で公開された犯人の似顔絵も流れたため、皮肉にも実際の顔と似顔絵が見比べられることになった。
出典:殺人事件の「容疑者の似顔絵」がクオリティ低すぎて話題 / 逮捕時の実物写真と見比べて衝撃を受ける人が続出中! | ロケットニュース24
ニュース番組でその絵が流れた際、視聴者の誰もが「なんだこの絵は」と爆笑。
World's Worst Police Sketch
出典元:YouTube
似顔絵が登場した瞬間、爆笑する視聴者。
シンプルなその描写、その比較の場面では動画投稿者も笑いをこらえ切れない様子。
海外メディアの中には、「今まで見たことないスケッチだ」と、その似顔絵に絞って報じたところまで出てくる事態に。
・容疑者の少年は無罪を主張しているらしい。
殺人事件で逮捕された容疑者の似顔絵スケッチが証人によって提供され、大陪審に証拠として提示されたという。
この似顔絵だけで警察は容疑者を逮捕したわけではない。DNA鑑定による裏付け確認もおこなわれて逮捕に至った。
容疑者は、現在かけられた容疑について無罪を主張しているという。
出典: 史上最悪の犯人似顔絵? しかし、まさかの容疑者逮捕へ | エニグム(ENIGME)
まさか似顔絵が「似てない」と主張するとか???
◆アメリカでは「もっとマシな似顔絵はないのか!」と突っ込まれた事例は他にも存在した。
その似顔絵がこれw
テキサス州で2人の女性が強盗被害にあう事件が発生。郡保安局は現在逃走中の犯人について、女性たちの証言をもとに作成して公開した似顔絵がこれ。
「もうちょっとマシな絵を描けないのか」と呆れる市民。
だが保安局の広報担当者は「似顔絵にズバリ犯人の特徴を描写することはしません。なんとなく雰囲気が似ていることが大事なのです」と説明。
出典:【画像】【米国発!Breaking News】犯人の似顔絵に人々は苦笑。しかし公開した保安当局は…!?(テキサス州) - ライブドアニュース
あえて特徴を強調しないことで守備範囲を広げる狙いがあるとした。
そして、実査に逮捕された犯人との比較画像がこれ!
「薄くて短い黒髪に、丸顔」は共通しているが、、、凶悪感が全く違う。
◆アメリカの「11歳の少女」が描いた似顔絵が決めてとなり犯人が逮捕されたケースも
米コネチカット州ストラトフォード界隈で10回に及ぶ強盗事件が発生。ちょうど近所に強盗が入ったのを目撃した11歳の少女、レベッカ・デピエトロちゃんは警察の依頼をうけ似顔絵を描きました。
棒人間のような細長いノッポさん風の似顔絵。
これが決めてとなり犯人は逮捕。
え?すごい…
すごい似てるのかと思いきや…
こちらが実際の似顔絵と犯人の顔
うーん、微妙。
・この功績が称えられ、レベッカちゃんはコネチカット州当局から名誉賞を授与された。
「あまり上手に描けなかったの。警察の人はすぐにそんな絵くしゃくしゃに丸めて捨てちゃうと思ったわ。」とレベッカちゃん。
ストラトフォードの警察署長パトリック・ライドアワー氏は「このスケッチから犯人を割り出すのはすごくたやすかった。彼女は次世代の探偵になるだろう」と絶賛したそう。
出典:http://think-time.club/post-2092/
やっぱアメリカの警察すげぇ。。
◆海外メディアで『史上最悪』と評される'犯人の似顔絵'は他にも存在した。
耳、どうした?!
これは酷い…
※ボリビアの殺人犯
レタス男、現る!
雑コラ感MAX
※イギリスの窃盗犯
フクロウ男、現る!
人間…なのか???
※カナダの新婚夫婦を刺した犯人
怖えぇーよ。。
なんかの映画に出てた?
※タイの銀行強盗犯
パーツ、足りなさすぎやろ…
想像に任せすぎ。
※ポルトガルの少女誘拐犯