◆冬の時期になると様々な『雪アート』が話題になるが…
雪面に「ナスカの地上絵」的な模様が出現…
ここはどこ…?
もしかして…校庭???
広々とした校庭には、雪と地面の色を利用した影絵のような地上絵が!!
◆学校の用務員のおじさんがシャベルで描いた「雪かきアート」がネットで話題になっている。
ロシアのある中等学校の用務員さんは、雪が降ると仕事の合間に子供達へ素敵なプレゼントを用意してくれる。
出典:雪が降った日の子供たちの楽しみ♪ 用務員さんがシャベルだけで描く雪のアート – grape [グレイプ]
そこに描かれていたのは、夫婦らしき人物ふたりと、大きな木、さらに一頭の馬車。物語のワンシーンのよう…
この学校では"冬の風物詩"となっている。
イソップ童話の『キツネとツルのごちそう』をモチーフにしたのだろうか。水墨画のような筆使いが味わい深い。
こちらは、大きな花と蝶のアート。赤いジャケットを着て箒をもって写っているのがsemenbukharinさん。
◆一体、どんなおじさんなの?
このスノーアート、用務員をしているセミヨン・ブハーリンさんがこしらえたもの。
ロシア連邦に属するウドムルト共和国のイジェフスク出身のおじさん51歳。
用務員さんの仕事で一番大事なのは学校の敷地内をきれいにすること。その仕事の合間に製作しているとのこと。
校庭に積もった雪をMyシャベル&ほうきだけで巨大なスノーアートを描く。
彼はもともとキャンバスや画用紙に絵を描いていたが、子供たちの笑顔が見たくて雪かきアートを始めたという。
出典:「子どもたちの笑顔が見たいから」中学校の用務員さんが描く『雪かきアート』がステキ - U-NOTE[ユーノート] - 仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。 -
学校の生徒からはもちろん大人気!
◆作品の発想もなかなかスゴイ!
駐車場のタイヤ痕を活用した作品も
雪面が海原に変身!船の上で男性が両手を広げている。
なんとこの作品は雪の中に南国のモチーフ。椰子の木の生い茂る熱帯をキリンとぞうが歩いてゆく。
もちろん、子どもたちは大喜び! 校庭に新しいアートが完成すると、窓から身を乗り出して作品の鑑賞会がはじまるそう。
雪が降ると学校へ行くのも億劫になりますが、こんな楽しみがあったら学校へ行くのが楽しみになります。
インスタグラムではSemenさんがこれまで描いてきた「スノーアート」を見ることができます。
出典:雪が降った日の子供たちの楽しみ♪ 用務員さんがシャベルだけで描く雪のアート – grape [グレイプ]