◆20日の会見で『第3者の厳しい目』を連発し、疑惑に答えなかった舛添要一東京都知事
舛添氏が17日に「20日の定例記者会見で答えたい」と自ら宣言して迎えた2度目の「釈明会見」。深々とした謝罪から始まった会見は2時間16分に及んだが…
「第三者に厳しい目で調査いただく」と繰り返すこと60回以上。
出典:http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/mainichi-0521m040057/1.htm
舛添氏自身が弁護士を指名している時点で「第三者」とはいえないが、「第三者」という言葉を連発し、調査期限についても明言を避けた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00000011-ykf-soci
自身の過去の政治資金の使い方についての質問が出ると、「批判の声があり、私の事務所で調べるよりも厳しい、公正な目で見ていただける複数の弁護士に依頼する」「第三者の弁護士さんに調査をしていただく。調査にもヒアリングを含めてしっかり応じたい」などと繰り返すのみ
◆「政治とカネ」をめぐる疑惑が次々と噴出し、収拾がつかない状況となっている。
ことの発端は週刊文春の特別取材班が舛添都知事の政治資金収支報告に記載された多額の支出に疑念を感じ、独自に調査したことから。一度疑惑が明らかとなると、もう止まらない…
疑惑1 『高額すぎる海外出張費』
東京都の舛添要一知事ら20人が、2015年10~11月にパリ・ロンドンを視察に訪れたときにかかった海外出張費が総額5042万円にのぼったことが明らかとなった。また4月の米国訪問時にスイートルームに宿泊するなど海外出張費が高額だったと批判が集まっている。
1回あたりの出張費も2000万円を超え、石原都知事のころと比べると1000万円以上も増えた。
出典:http://japatowntv.com/masuzoeyoichi-alleged
豪華な海外出張などの舛添氏の振る舞いについては、都議会から「公私混同」との批判の声が出ている。
舛添都知事は海外出張に際して航空機はファーストクラスを利用、ホテルではスイートルームに泊まることなどが判明し、批判を浴びている。
疑惑2 『公用車での別荘通い』
昨年5月から約1年間、ほぼ毎週末、都庁舎などと神奈川県湯河原町の別荘を公用車で行き来していた問題。問題の別荘は、舛添氏の妻が代表取締役を務め、自身も役員を務めるファミリー企業が所有しており、敷地面積は約三百坪。
都内のハイヤー会社によると「都庁と湯河原の往復で約八万円かかります」というから、その総額は単純計算でも400万円を超える。
49回のうち44回は自宅がある世田谷区を経由していた。
出典:都知事の湯河原通い、大半が世田谷経由 公用車利用問題 シャルトル大聖堂
「発着点のいずれかが公務に関わる場所である場合に使用が認められる」とする都の公用車のルールに違反していた可能性がある。
疑惑3 『千葉での家族旅行』
舛添氏の資金管理団体(解散)が収支報告書で、2013年と14年の正月に「会議」に使ったとしているは千葉県木更津市の温泉ホテル「龍宮城スパホテル三日月」。収支報告書では正月に2年連続で同ホテルで「会議」を行ったとして計約37万円を計上しているが、週刊文春はこれを舛添氏の家族旅行代ではないかと疑惑視していた。
13年と14年の正月、千葉県の「龍宮城スパホテル三日月」での宿泊も、家族旅行だったと認めた。
出典:http://www.nikkansports.com/general/news/1646998.html
滞在中に客室で都知事選出馬など、「緊急かつ重要な案件」だった会議を事務所関係者と開いたとして、「私は政治活動という認識を持った」と主張。
正月のホテル滞在も家族旅行と認めたが、「会議を開いた」として、政治活動の一環と強弁。
出典:http://www.nikkansports.com/general/news/1646998.html
2013年は直前に行われた総選挙の結果総括と、その年の7月に予定されていた参議院選挙の対応について、2014年については、直後に出馬表明した都知事選の対応について会議を行なった」として、政治活動だったとの認識を示した。これら2件についても、収支報告書を訂正、削除した上で返金するとした。
疑惑4 『栃木県日光での家族旅行』
舛添氏が代表を務めていた資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(解散)の収支報告書に、お盆の時期にあたる2012年8月13日、栃木県日光市内のホテルの「宿泊費」約8万4000円が支出されていた。
会見で、記者が「家族で泊まったのか?」と質問すると、舛添氏は「精査したい」と返答した。記者が「記憶にあるのでは?」と畳みかけると、舛添氏は「今は不正確なことは言いたくないので」と語った。
出典:【こりゃ~きつい!】舛添都知事“新たな疑惑” 日光「家族」旅行 白紙の領収書 - 【静電気を除去。水性Ag-powerコーティング】で頑張るおじさん!
疑惑5 『政治資金を使って飲食』
別荘近くの回転寿司屋や自宅近くの高級レストランで、政治資金を使って30万以上の飲食をする。子どもの散髪まで行っていたとの情報も。総額は30万円以上。
イタリア料理店や回転すし店でそれぞれ1件、高級てんぷら店では3件すべてが、私的な利用。
出典:http://www.nikkansports.com/general/news/1646998.html
2013年と14年の同政治団体の報告書では、自宅近くの東京・世田谷にある「本格イタリアン」店が13年に3回記載され、計11万3000円が「飲食代」として計上されている。同じく世田谷の「天ぷら」店も、13~14年に3回、計約5万2000円が計上。
疑惑6 『政治資金で車2台を購入』
舛添氏が代表を務めていた「新党改革比例区第4支部」(解散)が、2012年4月24日、湯河原町内の自動車整備会社で、トヨタ自動車のミニバン「エスティマ」の中古車を98万5000円で購入。さらに、約1カ月後の5月15日には、舛添氏の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」(解散)が、宣伝自動車として同型のエスティマを99万円で購入し、諸経費などとして31万円を計上していた。
舛添氏側は、1台目を別荘のある「湘南ナンバー」、2台目を自宅兼事務所のある「品川ナンバー」で登録するよう依頼したという。
出典:舛添都知事、東京地検に告発状送られた 今度は車2台にお菓子も購入 (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
別荘近くの複数の住人が、舛添氏と家族がエスティマに乗っている姿を目撃、「前はご家族とエスティマで来ていた」などと語った。
疑惑7 『ヤフオクで美術品等を購入』
知事がインターネットオークションを利用して美術品を購入し、「資料代」として政治資金から支出していたことが判明。知事の事務所は「海外の方と交流を行う際のツールや、研究資料として活用している」とのコメントを出し、問題ないとの考えを示した。
美術品などを購入したネットオークション「ヤフオク!」のID「ymasuzoe」は、自身のものと認めた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00000059-nksports-pol
発覚直後にIDを削除した理由を「私のIDで(勝手に)シューマイや本を頼まれ、お店の方に申し訳なく、被害が重なってはならなかった」とした。
作品の中には裸婦画もあったされる。「どのように活用していたのか」との質問には、第三者の調査に委ねるとした。
東京都の舛添知事が「資料」として政治資金で購入したものの1つが、ポップアートの芸術家、キース・へリングが友人に出したとされる手紙」の購入代だったことが分かった。その手紙は、ネットオークションで3万円で落札され、購入されていた。
疑惑8 『子ども服、パジャマ、金魚や猫の餌代を消耗品として計上』
ヤフオクのIDの落札履歴からラルフローレンの子ども服を落札していたことが判明。
報道によって舛添知事が「ヤフオク」を利用し「子供服」も多数競り落としていることが判明。
政治資金収支報告書を詳しく調べてみると、家族旅行や会食のほかにも、「消耗品」として子ども服や肌着、パジャマ、金魚や猫の餌代も出てきた。
疑惑9 『血税400万円の“ネコババ”』
2014年の都知事選の期間中、舛添氏は新党改革から約400万円の政党交付金を“ネコババ”しています。新党改革を離党し、無所属で出馬したにもかかわらず、新党改革支部から自身の資金管理団体に政党交付金を移動させていた。
代表を務めた政党支部が解散する直前、自身の資金管理団体に計約526万円を寄付していたのだ。このうち、約429万円は税金が原資の政党交付金だった。
出典:【舛添知事政治資金疑惑】国民の血税400万円“ネコババ”疑惑 ますます深まる都民の不信(1/3ページ) - 産経ニュース
違法性はないようだが、事実上、税金を還流したものといえる。
疑惑10 『自宅を政治活動で使用し、家賃として毎月44万円を計上』
舛添要一氏の関連政治団体が、知事の妻が代表を務める会社に事務所の家賃を払い続けていることが分かった。 舛添知事の関連政治団体と会社は、ともに知事の自宅内。知事が参院議員として新党改革に籍を置いていた時期から、月額44万2,500円を払い続けている。
舛添要一自身が所有する住宅を事務所として使用しており、政治資金から家賃を支払う形にしている。
出典:舛添要一に文春記事第3弾で鉄槌が!家賃3500万円のネコババ疑惑が発覚
世田谷区の閑静な住宅街の3階の1軒家の1階と地下1階の事務所の所有者は「舛添政治経済研究所」。代表は噂の舛添さんの妻。つまり、政治団体のお金を会社に流して、間接的に自分の懐にお金が入るような仕組みを作っていたと考えられる。
家族も住んでいる自宅を2つの政治団体に貸して、その家賃として毎月44万円を妻が代表を務める会社に支払っていた。
出典:http://japatowntv.com/masuzoeyoichi-alleged
不動産屋情報によると、使用している部分の家賃相場は30万円ほどで44万円は高すぎるとのこと。
疑惑11 『自身の似顔絵まんじゅう購入』
知事就任直後に自らの似顔絵が描かれたまんじゅうを政治資金で大量に購入していたことも判明。その額はおよそ10万円分。
公職選挙法違反の疑いも浮上してきた。舛添氏が、自身の似顔絵がデザインされた和菓子を政治資金で大量購入していた事実が判明。
出典:舛添都知事、東京地検に告発状送られた 今度は車2台にお菓子も購入 (2/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
まんじゅうが都内の有権者に配られていた場合、公職選挙法に触れる可能性があるとみられる。
◆20日の会見で辞任の意向について問われた舛添都知事は…
批判がやまない状況に「私は信頼を失っている」と認め、信頼回復の道筋を問われると「都民のために仕事をしたい」と視線を落としながら答えた。
辞任の意向について問われた舛添知事は「全力をあげていい仕事をしたい、都民のために尽くしたいと思っている」「オリンピック・パラリンピックへの準備など、あらゆる分野においていい仕事をしたい」と、辞任する意向はない旨を話した。
◆これだけの窮地に追い込まれながら、粘る理由として囁かれているのが…「夏のボーナス」
6月末に支給される約380万円の夏のボーナス…。来月1日まで居座れば、その後辞めても満額支給される。
舛添氏には今月中に辞めるわけにはいかない理由がありそうだ。それは夏のボーナス―。
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/11550886/
「期末手当」という形で年2回あり、夏は毎年6月30日に支給される。金額は都のホームページで公表されており、昨年夏の舛添氏のボーナスは374万9898円。
都知事 舛添は6/1日まで粘るとボーナスが満額出るからそれを受け取って辞任 ってそこまで金に汚いのか にわかに信じがたいけど 辞めるのは決まってるのに粘ってる感は確かに (●´ー`)川∗’ー’)