◆都知事選へ名乗りを上げた小池百合子氏
「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と話した小池氏。
小池 百合子（こいけ ゆりこ、1952年〈昭和27年〉7月15日 ‐ ）は、日本の政治家、ニュースキャスター。衆議院議員（8期）。
参議院議員（1期）、環境大臣（第5・6・7代）、内閣府特命担当大臣（沖縄及び北方対策担当）、防衛大臣（第2代）、自由民主党総務会長などを歴任。
自民党の小池百合子元防衛大臣が電撃的に出馬を表明。
出典：Yahoo!ニュース
小池氏は、自民党議員として出馬を決めたと会見で説明。
出馬表明は都連執行部に無断だった。
◆"奇襲"とも言えるこの表明に自民党都連の戸惑いは大きかった。
桜井俊氏擁立へ奔走する自民党東京都連へは何の相談もなく突然の表明だった。
自民党東京都連の幹部らが、困惑や憤りを次々と表明した。
自民党都連は不意打ちをくった形。
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"政治とカネの問題"が続き、政治家以外から擁立する流れだった。
自民党東京都連は27日、党本部で会議を開き、都知事選（７月14日告示、31日投開票）の候補選びについて協議。政治とカネの問題に厳しい世論を踏まえ、現役の国会議員以外から擁立することも申し合わせた。石原氏は候補者選びについて「執行部に一任をいただいた。その場に小池氏もいた」と述べた。
萩生田光一官房副長官は、都連への事前の相談がなかったとして「違和感」を表明。
別の自民都議は「本人の決断として立派だとは思うが、物事には順序がある」と語った。
出典：http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201606/CK2016062902000304.html
「これは奇襲作戦だ。信用も信頼も失った。自民が応援する流れはなくなった」
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000500-san-pol
小池氏が党としての候補者に選ばれるかは不透明。
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000029-spnannex-soci
◆“先出しジャンケン”に打って出た小池氏の思惑とは？
候補が出そろった段階で立候補を表明する“後出しジャンケン”が有利とされる中、“先出しジャンケン”に打って出た小池氏。
その背景には、候補者選定が煮詰まらない東京都連の動きをよそに、世論をあおって、本命に躍り出ようとの狙いもありそうだ。
出典：http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/06/30/kiji/K20160630012872620.html
党内から出馬待望論が高まりながらも、これを固辞する桜井俊前総務事務次官の翻意を牽制（けんせい）する思惑がある。
出典：【東京都知事選】出馬表明の小池百合子氏、桜井パパに対抗心メラメラ「必要なのは政治家」 都連幹部「テロ行為だ！」（1/2ページ） - 産経ニュース
したたかで計算高いとされる小池氏らしい戦略。
自民党内では、小池氏の思惑について「桜井氏が出馬要請を受けないとみて先手を打ったのだろう。『女性初の首相』も難しくなってきたので、勝負に出たのではないか」（自民党幹部）との見方が。
出典：都知事選 桜井パパ「家族への迷惑」理由に固辞 小池氏出馬表明の思惑は… (2/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
◆なぜ小池氏は自民党内で知事候補に挙がらなかったのか。
「クールビズ」「電柱地中化」などのアイデアで政治を活性化させてきた一方、上昇志向の凄さが党内からも嫌煙されている面も。
小池氏は「ワールドビジネスサテライト」（テレビ東京系）でニュースキャスターを務めた後、日本新党に入党し、１９９２年に参院選比例代表で立候補して当選して政界入り。その後、衆院選に同党公認で出馬し当選。同党解党で新進党、自由党、保守党、自民党と渡り歩いた。
合わせて５つの政党を渡り歩いたことから“政界渡り鳥”とも揶揄されました。
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党内にはベテラン議員を軸に小池嫌いが存在する。
出典：http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1670873.html
京五輪組織委員会の森喜朗会長（７８）とは「犬猿の仲説」
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000067-dal-ent
１０年に小池氏が自民党総務会長に就任した際は、党三役について、森氏は「石原君（伸晃幹事長）は大賛成だが、あとの２人は何回も党を替わった。権力にただ就きたいだけだ」と語っていた。
◆７月１日、都知事選候補者選びで、自民党が桜井氏の擁立断念
出馬が期待されていた嵐・櫻井翔の父、桜井俊氏
1953年12月14日生まれ。
群馬県出身。
東京大学法学部卒業後、旧郵政省へ入省。
2001年の総務省発足後は、情報通信国際戦略局長、総合通信基盤局長、総務審議官（郵政・通信担当）などを歴任。
2015年、総務事務次官に就任。
東京都知事選挙を巡る候補者選びで、自民党は総務省の前事務次官・桜井俊氏の擁立を断念。
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桜井氏は、「家族に迷惑をかけたくない」として固辞していた。
桜井氏を巡り、自民党は東京都連の石原会長が直接会談するなど立候補を要請してきたが、桜井氏の固辞する姿勢は変わらないと判断し、擁立を断念した。
自民党は、桜井氏の固辞の姿勢は変わらないとみて、結局、桜井氏の擁立を断念した。
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◆自民党東京都連は"百合子の乱"と"桜井氏固辞"で窮地に追いやられている。
東京都知事選は、「百合子の乱」といった様相を呈してきた。
小池元防衛相を含めて、候補者を検討しているが、党内には、小池氏への反発も根強く、難しい調整が続いている。
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内田茂都連幹事長はこれまで「自薦ではなく、われわれが出したい人を選ぶ」と話しており、小池氏が候補者に選ばれるかは不透明。
小池氏以外に有力な名前が挙がらないのも事実。
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◆“小池の乱”に自民党内では容認論も…
抜き打ち立候補表明に「何を考えているのか」と怒っていた萩生田光一・官房副長官も、「（小池を）有力な候補の1人としてとしての対応を考えていくのではないか」と容認とも取れる口調に変わった。
都連幹部は「もう時間がない。桜井氏の説得が無理なら、早く別の人物を探さないといけないが、それも容易ではない。最終的に小池氏しかいなくなる可能性もある」と語った。
出典：都知事選 桜井パパ「家族への迷惑」理由に固辞 小池氏出馬表明の思惑は… (2/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
都連のなかに反発はあるものの、小池氏を担ぐべきだという声も出始めました。
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◆第３の候補者を模索する動きも…ターゲットになっているのが『増田寛也・前岩手県知事』
一時は小池氏推薦に傾いたかにみえた自民党ですが、ここにきて「第3の候補」を模索。
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都知事選の候補者選びで、自民党の東京都連は新たに増田寛也・前岩手県知事に立候補を要請する方針を決めた。
政党色が薄く、行政経験が豊富な「実務型」とされる増田氏。前岩手県知事で自民党政権下で総務大臣も務めた。
増田寛也は、日本の建設官僚、政治家。岩手県知事、総務大臣、新しい日本をつくる国民会議副代表などを歴任している。
しかし、増田氏は周辺に立候補に否定的な考えを示していて、要請を受けるかどうかは不透明。
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東京都連の幹部は「この一両日が勝負だ」と述べ、４日までには候補者を決めたいとしているが、調整は難航している。
◆7月4日、増田氏擁立に向けて事態大きく動く
増田氏は「熟慮のうえ決めたい。もう少し時間をください」と述べたが、出馬に前向きな姿勢を見せている。
今月行われる東京都知事選挙をめぐり、東京23区の区長会がつい先ほど、増田寛也元総務大臣に直接会い、出馬を要請。
出典：http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_114168
区長２１人が名を連ねた。
増田氏は「大事なことは都政の課題を解決できるかどうかの一点。よく考えさせていただき、判断していかないといけない」と意欲を示した。
増田氏については都議会自民党も３日の総会で、擁立を目指すことを決定。宇田川聡史幹事長は「増田氏とともに都政を歩みたい」と述べ、党都連に擁立を申し入れる方針を明らかにしている。
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160704-00000515-san-pol
自民党東京都連も増田氏に出馬要請へ
石原伸晃都連会長は１日、千葉市で取材に、小池氏と近く会談する意向を示したが、「（小池氏は）有力な候補の１人だが、手順がちょっとガタガタしている。違和感があるという話があるのも事実」と認めた。
党東京都連は、「大本命」だった桜井俊・前総務事務次官（６２）の説得を断念。１日、新たに岩手県知事を務めた増田寛也・元総務相（６４）に、出馬を打診する方針を固めた。
◆小池氏は自民党の推薦を得られなくても出馬する意向を示し、党分裂選挙の可能性も
すでに推薦要請書を出しているが、推薦が得られなくても、無所属で出馬する。告示まで約１０日と時間は少なく、この日昼には、選挙ポスター用の写真撮影にも臨んだ。
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160704-00000064-nksports-pol
関係者によると、近く原発問題で会見を開く小泉純一郎元首相が、小池氏に関して言及するとの見方がある。郵政選挙で共闘した「小泉・小池コンビ」が、リベンジの再タッグを組む可能性もある。
◆この一連の動きにTwitterの声は…
小池百合子さん、都知事選に出馬されるのですね。組織内の根回しなどと関係なく、個人の志、思いを元に行動されることは、今の日本に、とりわけ必要なことだと思います。この点に関しては、今回の小池さんのご行動、個人的に好感を持つところです。
自民党が小池百合子を担がないとなると党を割ってでも出馬するのかな？小池さんにとってはこのまま党にいるより都知事のポストの方がいいのだろうがどうなるか
小池さん自民党に根回しせずに都知事選出馬表明したのか。多分、話はしたが反応が悪かったんだろうな。自民公明は、これは追認しないと、他にどの候補を立てても絶対勝てなくなったね。
そいや、昼間の情報番組見てたら、小池百合子の「乱」って言われてて、これ失敗するフラグなのかなって思った。たしか、歴史用語では乱は時の権力者によって潰された反乱につけるって聞いた覚えがある。反乱が成功した場合は「変」って区別つけてたはず。
こんどの都知事候補は政治家以外がいいという自民の考えだが、そこまで都連のイニシアチブで都知事候補が決められるってのもまた違和感がある。
自民党の都知事候補として増田寛也元総務相が浮上。この場合、自民党東京都連は小池氏に降りるよう説得する方針。とことん小池氏が嫌いなのだ。この場合、小池氏は降りず、無所属で出る可能性がある。もし無所属なら民進党ほか全野党が乗る可能性はゼロではない。民進党の候補はまるで見えていない。
桜井俊氏の都知事候補辞退のコメントを見るにつけ、まともな感覚そうな人ほど立候補しないというジレンマを感じる…