○海洋堂ホビー館 四万十がどんな辺鄙な地にあるか周囲を確かめてみた
沈下橋
費用対効果から利用者の少ない地域に普通の橋をつくるお金がないので、増水時に沈んでしまう橋を架けている。四万十川の風物詩だ。そんな沈下橋(県によって呼び方は様々)が同水系に47カ所も点在するほど田舎。
海洋堂施設の実現は創業者がこの辺出身であることに由来する。西日本のアニメコミックオタク的スポットにはいわゆる物語の舞台となった「聖地・モデル」よりも、関わった人や物の「出身地・実物」という条件のほうが、長く続いて成功しやすいというビジネスモデルが確立しており、今回も前例に倣った形だ。
海洋堂ホビートレイン
その川のたもとにあるJR打井川駅に、一両のみのいかにもなローカル列車がやって来た。
車両内には棚が設けられ、模型が並ぶ。いずれも海洋堂製だ。
あとは恐竜など。海洋堂は古代生物や怪獣の模型を以前から多く造っており、本社ビルを巨大な恐竜モニュメントで飾っているほどだ。
日本の僻地・四国。その中でもっとも人の来ない高知県、そのさらに山奥にホビー館はある。廃校となった小学校を再利用している。テントや旗指がたくさん。写真の右奥には報道関係のプレス車が並んでいた。
交通手段は鉄道＋タクシーか自家用車となりますが、狭隘路のため、8月末までの土日祝祭日はホビー館駐車場への直接乗り入れは不可となっており、ちょっと離れたところに用意された臨時駐車場からシャトルバスで移動することになります。
奇想天外な門構えだ。海洋堂はこのホビー館を運営するため、四万十町に会社を作っている。その名もずばり「奇想天外」。このモニュメントといい、町興しにありがちな気負いも、お金を落とす観光客への媚びも感じられない。在地趣味人たちのほとばしる魂と感性が伝わってくる。ただ好きなようにありのままを表現する。模型造型の、まずは基本だろう。商業造型はさらにその先の話となってくる。
現地で待ち合わせた甥や姪（妹の子供）達は「海洋堂ホビー館四万十」で大はしゃぎだった。
というか、ショーケースにぶつかっていたので、中のフィギュアが倒れそうだった。
当然、ビシバシと叱りつけたが、テンションが高い子供は手が付けられん。。。
でっかい船や恐竜とかが楽しくて、気分が盛り上がるんだろうな～。
○海洋堂かっぱ館
海洋堂かっぱ館
さらに、「海洋堂ホビー館四万十」の近くに2012年７月７日、「海洋堂かっぱ館」がオープンしました。かっぱ館は、円柱形のエントランス施設を通って、箱舟の型をした建屋にある展示スペースに行くと、約1,300点ものカッパの造形作品が皆様をお迎えしています。かっぱ館は、施設の支柱に現地のスギの丸柱を使い、壁は土壁、屋根は古い瓦を再利用し、茅葺きも施されるなど、まさに「かっぱのとりで」にふさわしいものとなっています。是非、お立ち寄りいただき、新たな四万十のカッパ伝説を感じていただければと思います。
とても面白い博物館？でした。かっぱの置物がところせましとあり、まだ建物は新しいです。自動販売機はあった気がしますが、軽食というかカフェをつくるともっとのんびりできるのにと思いました。
海洋堂のホビー館とセットチケットがあるので、せっかくここまで来たら、こちらもついでに行きましょう。 館内は全てカッパ。リアル、かわいい、ダーク、抽象的、とよりどりの作品が並んでいるのは壮観です。コンクールの優秀作品は一見の価値あり。
至るところにカッパがいます 右を見ても左を見てもカッパだらけ（笑） 何があるかと言われたら「カッパしかいない」という感じですが、そこそこ楽しめました！ 子供も楽しんでいました。 ホビー館は大人だけで来てる方もいたのですが、ここはお子様連れが多かったです。
○海洋堂ホビー館 四万十の口コミ
わざわざ行かなければならない山間にありアクセスは悪いですが、好きな人はたまらないと思います。最近リニューアルされマニアでなくてもわかりやすい構成になりました。特に昔のプラモデルなどは懐かしく思わず見入りました。オリジナル商品のありショップも充実しています。
主人はフィギュアが大好きなので大興奮でした。私と子供はそんなに興味が無いのですがそれなりに楽しかったです。 他にも行く所があったので滞在時間1時間ほどでしたがもう少しゆっくり見たかったです。
施設内に所狭しと見えるフィギュアたち。ガシャポンや食玩のおまけの シリーズからアニメ、特撮まで幅広いラインナップ。どれも海洋堂製の 精巧なフィギュアたちだ。元は小学校の体育館だったという建物が狭く 感じられるほど充実した空間。
ミニジオラマ作成が楽しめます
ジオラマを作る教室を開催
海洋堂ホビー館四万十では、ミニフィギュアをつかって、ジオラマを作る教室を開催しています。
作りたいものはあなた次第。世界に１つだけの箱庭を作ってみませんか？
参加希望の方はスタッフまでお声かけください。
<a target="_blank" href="http://ksmv.jp/hobbykan/diorama">http://ksmv.jp/hobbykan/diorama</a>
ジオラマ作品ギャラリー
○地図アクセス 列車でお越しの方 お車でお越しの方
★四万十市方面からお車で来られるお客様へ★
四万十市方面から直接ホビー館前を結ぶ県道大方大正線は、
道幅が大変せまい部分がありますのでおすすめ致しません。
プラモデルやガレージキット、今や日本を代表するアートであるフィギュアの世界で名をはせる海洋堂が、「へんぴなミュージアム」を銘打って、四万十町の山奥に造った博物館。日本中のマニアたちの熱い視線を集めている！
駐車場 ホビー館：50台、2km手前のかっぱ館近辺第2駐車場：70台、現在大型バスは第2駐車場まで乗り入れ可能。
住所高知県高岡郡四万十町打井川1458-1 TEL0880‐29‐3355
営業時間10～18時（入館～17時30分）定休日火曜日
料金高校生以上800円、小・中学生400円