【スノボ】藤森由香、雪辱ならず…父が娘の引退を示唆 : matomeHub(まとめハブ)

藤森　由香
１９８６年６月１１日、長野・長和町生まれ。２７歳。東海大三高—全日本ウインタースポーツ専門学校。アルビレックス新潟所属。五輪初出場の０６年トリノ大会で７位入賞。１０年バンクーバー五輪は直前の公式練習で頭部を強打し、棄権した。１６０センチ、５５キロ

スノーボード店を営む父の影響で、幼い頃から競技に親しんだ。

◎１９歳で出場したトリノ五輪で７位

１９歳で出場したトリノ五輪で７位。美女ボーダーとしても注目を集めたが、１０年バンクーバー五輪では公式練習中に転倒して頭を強打。ドクターストップで直前に棄権した。

「普通の生活が送れるかが不安だった」と母しのぶさん（６０）。頭痛やめまいが１か月以上続き、家で寝込む日々が続いた。

姉の太田由美さん（２９）が「このまま終わっていいの」と問い続け、藤森の心を動かした。

「気持ちを切り替えることがなかなかできずに、悩むこともたくさんあった」と藤森。だが、同年１２月のワールドカップ（Ｗ杯）で３位となったことが励みになった。

筋力トレーニングなど体力強化のほか、ジャンプした時の空中姿勢や滑りの安定感など、基本から技術を見つめ直した。成長を実感して臨んだソチの舞台だった。

涙に暮れたが、強い意志と家族の支えもあり、再び大舞台に戻ってきた。

「練習では２本ともうまく滑れず転んで腰を強打してしまい、あまりリラックスしてスタートすることができませんでした」と痛みがあったことを告白。

藤森は午前中のタイムトライアルで１分２２秒３２を記録し全体６位タイに。

今回のコースは（滑るラインが）一点に集中するようなコースで、そういうことも理解しながら滑っていました」と少ない抜きどころを選びながら３番手を走る黄色いビブスを着た英国選手を抜きにかかるが、完全に抜き去ることができない。

競り合いの中で板がぶつかってしまい、その後のジャンプでバランスが崩れ転倒。そのままコースを滑りきることなく準々決勝敗退が決まった。

「（バンクーバー五輪後の）今までの４年間、技術、メンタル面を強化してきて、それを生かしきれなかったというのはあります。ただ良いレースは途中までできましたし、途中でほかの選手の滑りにつられてしまう部分があったのは、自分の力不足」と潔く負けを認めた。

「終わっちゃった」。準々決勝のレース中盤、ジャンプの着地で転倒した藤森はつぶやいた。

2月16日のソチ五輪SBX女子の部に娘の藤森由香が出場しましたが、予選を6位通過するも、準々決勝で転倒し22位という結果で終りました。本人は引退を口にしていましたが、帰国してからじっくりと話をきいてみます。

昨日の藤森選手転倒は悔しいだろうけど怪我なくて何より

あの競技見てる分には面白いけど相当危険だからなー

録画で藤森由香選手の転倒を見た。思い出せばトリノオリンピックの時は前の選手がこけて7位に。こんどは逆になってしまいました。これが勝負の世界。次の韓国も待ってるぞ。ボードクロスって言ったら藤森由香なんだから。