｢餃子の王将｣売上高最高！故人の日課【早朝掃除】を社員が引き継ぐ！！ : matomeHub(まとめハブ)

◎「餃子の王将」社長、本社前で撃たれ死亡

「餃子の王将」本社

１９日午前７時ごろ、京都市山科区の「餃子の王将」本社前の駐車場で、同社の大東隆行社長（７２）が血を流して倒れているのを社員が見つけ、１１９番した。

王将フードサービス　大東隆行社長

社長になった現在でも毎朝6時前には出社し、本部のある会社の玄関を自身で開錠し、玄関や駐車場を掃き清めて水をまく。理由は、「従業員にはきれいな会社で気持ちよく働いてもらいたいから」ということと、「本社の玄関が汚かったら、店に行ったときに『汚い』と指摘できない」ためであるという。

「よその店に行って『汚いなあ』といおうにも、まず自分とこがきれいやないといわれへんやん？」

「誰よりも早く一番乗りが大切。仕事は朝が勝負ちゃうのん？　意欲と勢いと活気でやるもんや。9時にはもうエンジン全開ぐらいでええのちゃう？　昼からの仕事は惰性（笑い）、夜は明日のことを考える。それくらいやないと『仕事できる』とはお世辞にもいえへんのとちゃいますか」

以前からの習慣として一部では有名だったが、ちょうど2週間前の5日にはニュースサイト「NEWSポストセブン」にこの習慣が取り上げられていた。ツイッターなどでも、この事実が改めて紹介され、話題になっている。

他のものに先立って模範を示す事である、この経営トップの姿がまさに“率先垂範”（そっせんすいはん）。トップ自らが見本となるのです。ならば全国の店員たちも徹底的に掃除せざるを得ません。

餃子の王将　毎朝5時半から社長自ら本社玄関を掃除している（NEWS ポストセブン） - Y!ニュース t.co/gYRtyzt6kX
この記事見て狙われたんじゃないかとか勘ぐってしまう。。。

後任の渡辺直人社長らは大東さんが毎朝の日課としていた本社前の掃除を行い、故人をしのんだ。

本社前の掃除は事件後も社員が引き継ぎ、毎朝交代で行っている。

渡辺社長は事件の早期解決を望んだ上で、「多くの皆さんに励ましや温かい言葉を頂戴している。これも故人の人柄だと思う」と話した。

「大東前社長はいつも先頭に立って、従業員にその背中を見せてきた。その姿を見習い、私もできる限り朝の清掃を引き継いでいきたい」と決意を示した。

渡辺直人社長

大東隆行前社長の殺害事件の後、「追悼ギョーザ」として訪れる来店客の増加が増収を支えたという。

大阪市内で記者会見した渡辺直人社長は「事件は業績にマイナスに影響すると思った。つらい時期に多くの来店客に支援してもらい、感謝している」と述べた。