◎巨人・内海 待望の今季初勝利!
「遅くなってすいません!」。お立ち台でそう叫んだ内海に笑顔はなかった。開幕から2カ月。勝てない日々に「苦しいしかなかったが、いつかこういう日がくると思って、一生懸命頑張りました」。そう言葉に力を込めた。
◎なんと、今季の内海は5連敗、9試合勝ち星がなかった…
巨人の先発・内海が自身の開幕連敗を5で止め、今季10試合目の登板で待望の初勝利を挙げた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00000089-dal-base
◎今季は開幕投手争いで菅野にその座を譲ることとなった
ある主力は「智之がいい投手だといっても、さすがにまだ早いんじゃないか。2年目の投手に任せるというのは、よっぽど他に候補がいないチームのやることでしょう。内海からしたら面白くないはずだよ。これで気持ちが切れないといいけどね」と左腕の心中を察して、影響を心配する。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140318-00000002-tospoweb-base
◎菅野開幕の屈辱を晴らすべく気負いすぎた初登板
開幕投手を菅野に譲り「多少悔しさはあったが、決まった以上は仕方ない」と自分の投球に集中。白星はつかなかったがエースの意地を見せた。
◎その後は、開幕9戦未勝利の泥沼へと…
4月1日の横浜DeNA戦で、今季初先発。初回に1点の先取点をもらったが、7回にブランコ、筒香、バルディリスの3連打で同点とされ、最終的にチームは試合に勝ったが、内海には、勝ちはつかず。ここまで9試合に先発して、防御率3.70、0勝5敗の成績だ。
4月1日 8回 1失点 内海の好投がなければ、この試合の勝利はなかった
4月8日 2回1/3 2失点 1敗目 丸佳浩の頭部にデッドボール 危険球退場
4月12日 6回 5失点 2敗目 危険球退場から中3日の登板。調整がうまくいかず
4月19日 8回 2失点 7回に和田2ラン この瞬間、同点においつかれた
4月27日 7回 無失点 0対0の8回の先頭で原監督は内海に代打を送った
5月5日 6回 3失点 3敗目 粘りを見せたものの、チームは1―3で敗れた
5月11日 7回 3失点 村田が同点二塁打を放ち、内海の黒星だけは消した
5月16日 7回1/3 6失点 開始6分、わずか9球で3失点
5月23日 6回2/3 2失点 7回に勝ち越し許し2失点で降板
◎内海は勝てない原因を自己分析する…
内海本人は「要所、要所の勝負どころを抑えられていない」と分析している。確かに9試合のうちチームが先制したゲームは、5試合あるが、いずれもそのリードを守れず同点を許した。
◎裏目、裏目の魔のループに…
元侍ジャパンのチーフスコアラーも務めた三宅博さんは、「彼の武器であるシンカーがよくない。それが右打者に抜けた逆球になって打たれるケースも目立つ。腕の振りがストレートと、シンカーでも同じなのが、彼の強みだったが、その違いが少しわかるようになっている。勝てないと、すべてが裏目、裏目に出るもの。技術というよりも精神的な影響が大きい。
◎口には出さないが、内海登板時は打線援護がないのも原因
内海が投げた7試合で味方の得点はわずか7。援護率(1試合あたりの得点)は1・29で、大竹の6・45、杉内の4・78、菅野の4・71と比べて極端に低く、とにかく打線の援護に恵まれない。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140516-00000576-san-base
◎なぜなら、対戦相手のエース級とぶつかる事が多い…
内海のマッチアップの相手は、広島のマエケンや阪神の能見、横浜DeNAは久保、中日はカブレラなどエース格となるので巡りあわせも悪い。
◎立ち上がりから気迫を前面に出し、楽天に立ち向かった10試合目
6回2死一塁ジョーンズの時に左足を気にしながらベンチに下がり約5分間の治療。ジョーンズには左前打を浴びたが、嶋を二ゴロに仕留めた。
◎7回106球4安打無失点
7回の無死一、二塁のピンチは自身の好フィールディングに加え、続く西田を遊併殺打に打ち取った。内海は7回を投げ106球4安打無失点だった。
ぼちぼちだったが、要所で打ち損じてくれてゲッツー取れた。粘りが僕の真骨頂ですから」と内海。
◎打線爆発!セベダが満塁弾で花添える!!
6回には2死一、三塁から井端の左越え適時二塁打で加点。さらに7回には、セペダが左翼スタンドに3号満塁弾を叩き込んだ。点差を一気に6点に広げた4番の一撃に、内海はベンチ前で小さくガッツポーズした。
◎イニングごとに、帽子のつばの裏に書いた「柱」の文字を見つめる
イニングごとに、マウンドに上がると帽子のつばの裏に書いた「柱」の文字を見つめながら、集中力を高めた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00000138-spnannex-base
「投手陣の柱になりたい、ならなくては」と記した1文字
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/13/kiji/K20120413003034550.html
◎八、九回は山口、マシソンが楽天打線を抑える
八回を山口、九回をマシソンが0点に抑え、楽天を完封した。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00000089-dal-base
9回2死。最後の打球がセンターに力なく上がると、ベンチで戦況を見つめていた巨人・内海の表情が緩んだ。
◎開幕連敗5でストップ、今季10試合目で待望の初勝利!
「ようやく1勝できたんで、これからチームに恩返しできるよう頑張っていきたい」。自信を取り戻した男の顔には、強い決意が表れていた。
◎原監督に頭を下げられていた内海
原監督に「いつもいつも打てなくて悪いな。頑張ってくれ」と頭を下げられた。「楽になれた。改めて、チームのために頑張ろうという気持ちにさせてもらった」。沈みがちだった心が、救われた。
「スタートだな」。原監督からそう言葉をかけられた左腕エースは、最高の笑顔でうなづいた。
原監督も「私も含め、胸のつかえがチーム全体にあった。1勝目とはいえ、彼にとっても忘れられない1勝になったと思う」と喜んだ。
◎左肩の不安を訴え、登板を回避…
巨人・内海哲也投手(32)が4日、左肩の不安を訴え、ソフトバンク2回戦(ヤフオクドーム)の登板を回避した。5日に出場選手登録を抹消される見込み。
◎内海、球宴前復帰も!13日ぶりブルペンで左肩「問題ない」
左肩腱(けん)板の一部炎症で2軍調整中の巨人・内海哲也投手(32)が15日、G球場で故障後初めて、13日ぶりにブルペン投球を再開。捕手を座らせ全球種40球投げ込んだ。「(肩は)気にならない。全然問題ないです」と回復を強調した。
◎復帰白星ならず…4回途中3失点で無念の降板
46日ぶりに1軍マウンドに戻ってきた巨人・内海だったが、4回途中3失点で無念の降板となった。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140714-00000121-spnannex-base
◎そして8月2日、今季2勝目に「長いばかりですね、今年は」
巨人・内海が5月29日の楽天戦(東京D)以来2カ月ぶりの白星を飾り、ようやく今季2勝目を手にした。「長かったですね。長いばかりですね、今年は」。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140802-00000113-spnannex-base
◎8月29日、2年ぶり完封!
巨人先発の内海が今季初完投を、2012年8月17日の広島戦以来となる完封で飾り、4勝目(7敗)をマークした。