VR(バーチャルリアリティ)とは?
日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」と訳される
VRは目に悪く斜視リスクがある
斜視とは?
斜視(しゃし)とは、片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているが、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態のことをいう。
俗に眇(すがめ)、ひんがら目(ひんがらめ)、藪睨み(やぶにらみ)、ガチャ目、ロンパリ、寄り目と言われる。
すでに発売済みのVR製品は斜視になるリスクがあるため13歳未満の利用が禁止
VRですが、子供の利用には注意が必要となります。実際、Oculus RiftやGear VRなどの主要VR製品では、13歳未満の利用が禁止(非推奨)となっています。小さい子供が二眼HMD(ヘッドマウントディスプレイ)でVRを見ると、斜視になるリスクが存在するためです。
ちなみに企業によっても誤差はあるようでタカラトミーから発売されるVRのおもちゃは対象年齢が15歳からとなっていますね。
子供は斜視になるリスクが高め
目の筋肉や視力が発達途上である幼少期は、大人に比べ、斜視になるリスクが高くなります。特に立体視細胞がまだ未発達である点と、瞳孔間距離がまだ短い点が影響しています。
立体視細胞は成長と共に形成されるものであり、注意しなければなりません。「頭の中に立体視細胞が無いと、モノを立体的に見る事はできない。内斜視という目が内側に寄ってしまっている子供は、2歳までに手術をしないと一生立体感が出ない」とのこと。最終的に、立体視細胞の成長が完了するのは6歳ぐらいまでかかる
出典:なぜ13歳未満の子供は、Oculus Riftを使用してはいけないのか?医学的な見地からの警鐘 | Mogura VR
子供の瞳孔間距離です。瞳孔間距離とは、黒目と黒目の間の距離の事ですが、子供の方が頭蓋骨が小さいためこの距離が短く、大人になるにつれてだんだんと離れていきます。この発達は、10歳頃に完成すると言われている
出典:なぜ13歳未満の子供は、Oculus Riftを使用してはいけないのか?医学的な見地からの警鐘 | Mogura VR
VR酔い
「VR酔いとは、プレイするうちに吐き気や胃の重みなど、いわゆる“乗り物酔い”と同じ症状が引き起こされる現象。VR画面の奥行きや重なり、動作スピードの違和感など、さまざまな要因があります」
自分の生身の感覚と画面内の動きに差があったり、映像の切り替わりが遅かったりするとVR酔いは誘発されやすいという。そもそも“酔い”自体、感覚の差で起こる現象で、それはVR酔いも共通している。
すでに発売されたVRでもVR酔いがあるとの感想
「PSVRの感想、乱視に優しくないし3D酔いがひどい」
と、乗り物酔いに似た“3D酔い”と呼ばれる現象に襲われているという声もあった。
「PSVR、蒸れるので、汗かきには辛い。あと、酔うというのが分かった」
3D立体視とVRの比較
まとめ
VRは間近で映像を見ることになるのですから当然、酔い易いでしょうし目も悪くなるでしょうね。
長時間遊んだりするのは気をつけましよう。