でるんです
うちのアパート……出るのよ。
え?
何がって? 「幽霊」に決まってるじゃない!
家族の霊っぽいんだけど、朝から晩までいて、子どもなんてベッドに侵入してくるの!
ありえないでしょ?
盛り塩?
それ、効果あるの?
やってみるよ!
あれ?
塩触ると痛いんだけど。
何これ。
私、塩、怖いっ。
出典:ほん怖
赤ちゃんの予言
ある日、平穏な家庭に赤ちゃんが一人産まれた。
その赤ちゃんは驚いたことに、産まれたばかりですぐに言葉を発したのだ。
第一声は、 「おじいちゃん」だった。
おじいちゃんはひどく喜び、涙を流したそうだ。
ところが次の日、おじいちゃんは死んでしまいた。
赤ちゃんはまた言葉を発した。
「おかあさん」と。
そして次の日には、おかあさんが息を引き取った。
おとうさんは、震え上がった。
次は自分の番かもしれない…と悩みに悩んだ。
一時は子供を殺す事まで考えたが、さすがにそれは出来なっかた。
そして、ついに赤ちゃんは言った。
「おとうさん」と。
お父さんはどうしたらいいのか分からず、半狂乱になった。
次の日、隣の家のおじさんが死んだ。
出典:ヤフーの知恵袋
解説
赤ちゃんの「お父さん」は自分ではなかった。
→妻が隣のおじさんと浮気していた。
肉
友達から聞いた話。
ある日、友達が知人に食事に誘われたんだって。
あまりその人と親しくないし、
噂によるとその知人は謎の宗教に入ってるみたいで、
ちょっと不安だったけど食事に行ったら、出てきたのは焼肉だったらしい。
「人の肉かも…」
って思っておそるおそる食べたけど、食べてみたら違ったんだって。
一体なんの肉だったのかは、今も分からないらしい。
いったいなんの肉だったんだろう?
電車
それよりちょっと聞いて
さっきまで向かいの席におっさん座ってたんだけど
なんか二つくらい前の駅で乗ってからずっと俺の方をガン見してくるわけ
チラッと見てみたら目かっぴらいててしかも白目が真っ赤でさ
これはもう明らかに尋常じゃないってんでずっと下向いて携帯いじってた
地下鉄だから圏外なのにもう延々とメールとか送ってるフリして
そしたら今着いた駅でようやくおっさん降りてったんだけど
降り口が俺の側だったんで途中でこっちに来るわけ
そのときもガン見してくるし座ってて聞こえるくらい鼻息荒くて気持ち悪いんだ
この時点で十分ツイてないんだけど
せいせいして顔上げたら今度はおっさんの隣に座ってた女子高生が俺をガン見してんの
さっきまで澄ましてたのに「殺される!」みたいな顔してて
もう意味わかんない
早く電車出ないかなあ
出典:ヤフーの知恵袋
解説
「私の見ているのはあなたたちの寿命ですよ」で終わって、後のことを視聴者に考えさせるようにしています(つまり、列車事故で寿命が来て全員お亡くなりになる)。
出典:YouTube
未来が見えるカメラ
主人公は友人の未来を見てしまい…。
道で「十年後の自分が見えるカメラ」なるものを拾った。
冗談半分で自分を撮ってみると、なにも写らない。
「なんだ、壊れてんじゃんw」
そこで通りかかった友人を撮ってみた。
するとそこには、ホームレスになった友人の姿が。
友人の未来が心配になった。
解説
カメラは壊れていなかった。
10年後、友人はホームレス、「俺」はこの世に存在しない。
自分を撮ってみる
↓
何も写らない
↓
死んでるから写らない
↓
友人はホームレスになっていた
↓
友人の未来が心配【自分の未来を心配しろ】
点検
俺は電力会社の点検員。
実は今ニュースで流れた事件の被害者の家に今日行ってるんだよね。
インターホン2回押しても出てこないので拳でノックしたらやっと出てきた。
髪ぼっさぼさ&ひげでしかもパジャマ姿でニート丸出しだった。
ブレーカーの場所まで案内するのもなんか探り探りだし、よっぽど部屋にこもりきってたんだろう。実際に点検するときもずーっと俺のこと見てんの。
不気味だったからちゃっちゃと終わらせておいとましたよ。
でもテレビで出た写真は髪も整ってるし髭も剃ってるしで好印象。人って身だしなみでがらっと雰囲気が変わるんだなとオモタ。
同時に警察って結構頼りにならないなと思った。
俺は正午くらいにラーメン食ってから行ってたから、警察がいう死亡推定時刻午前11時は変だ。
ま、明日にでも聴取が来るだろうからそのとき言うわ。
出典:ヤフーの知恵袋
解説
『案内するのもなんか探り探りだし』
『雰囲気が変わるんだなと』
つまり語り手が対応した相手は被害者ではなく、犯人。
ダイイングメッセージ
ヤバイ…。
後ろからナイフで刺されてしまった。
俺を刺したのは、ひどいことに俺の妻だった。
出血量から見ても俺確実に死ぬな…。
そうだ…せめて自分の血でダイイングメッセージを書こう。
何を書けばいい?
犯人の名前?
いや、それより俺が死んだあとの財産とかってどうなるんだ?
妻の手なんかにわたったら最悪だ。
犯人なんかより、財産をわたしたい相手を書こう…
愛人の田中花子に遺産を全部渡したい。
「田中花子」っと…。
あ、もうこれ以上指が痙攣して書けない…
解説
このままでは、「田中花子」が殺したことになってしまう。
エレベーター事故
高層ビルのエレベーターで事故が起きた。
そのエレベーターには、定員ぎりぎりの人が乗っていたらしい。
途中でそのエレベーターのワイヤーが切れてしまい一番下まで落下してしまったそう。
でも、その事故では一人も怪我人はでなかったみたい。
解説
出なかったのは「怪我人」。
乗っていた人は、みんな死亡してしまった。
返信
今日メールが4通来た。
1通目は俺の母親からで、姉が子供を産んだそうだ。
「明日病院に見に行く」と返信した。
2通目は父親からで、今週の日曜は帰って来るのか聞いてきた。
「仕事が忙しくて無理っぽい」と、返信した。
3通目は女友達?からだ、電話に出ないから心配していた。
「熱が出てフラフラ、お腹空いたけど動けない・・・」と、返信してみた。
すると4通目女友達?から、さっきのメールに返信が来た。
仕事が終わったら、お見舞いにケーキを買って来てくれるそうだ。
それなら掃除は明日一緒にやろう、忙しくなりそうだし、姉ちゃんの赤ちゃんは見に行けそうにないな。
出典:ヤフーの知恵袋
解説
2通目以降は「俺」が殺した相手の携帯に来たメール。
現場に女友達がこれから来てしまうので「掃除」つまり、その女友達も殺してしまおうとしている。
見てる男
女の子は、駅から家に帰るまでの道が大嫌いだった。
帰り道に、古いアパートがぽつんと建っている。
その2階の窓からニタニタと笑いながら女の子を見ている男が毎日いるからだ。
女の子はそれが怖くて、いつもアパートの前を走って通り抜けていた。
そしてある日、また同じように女の子はその道を歩いていた。
アパートの2階にはまたあの男。
しかしこの日はいつもと様子が違った。
こっちを見ながら何か言いたげに口をパクパク動かしていた。
女の子はあまりにも気味が悪くて、アパートの前にある角を曲がって遠回りして家に帰ることにした。
その日、女の子は死んでしまった。
出典:ヤフーの知恵袋
解説
女の子の後ろに、刃物を持った不審者がついてきていた。
見ている男は、それを女の子に伝えようとしていた。
無人島
一年前、うちの大学の生徒が無人島で7人全員死んだって事件あったよな?」
「あぁ、あったな。それがどうした?」
「実は、その事件の模様を映したビデオがここにあるんだよな~♪」
「マジで?!」「えぇ~うっそー」「怪しい」「・・・ホントに?」みんなそれぞれ勝手なことを言っている。。。
「まぁ、とりあえず観てみようぜ~」
ビデオが再生されると初めは普通の旅行のようだったが、
その夜に一人の死体がみつかるとそこからはパニック映画のようだった。
みんな震え、怯えている。
そこから次々と死体で発見されていき、
結局はカメラマンと一人の少女が残った。少女は言う。
「あなたが犯人なんでしょう?!私が犯人なわけないもん!それに、こんな状況でビデオ撮ってるなんておかしいわよ!」
「違うおれじゃない!これは警察に証拠として、渡すために・・・」
少女は最後まで話をを聞かずに外に飛び出していった。
それをすぐ追いかけるカメラの男。
そこで、急に画面が黒くなり次には無残な少女の死体と首吊り自殺をしたと思われる、
カメラの男が映っていた。そこでビデオは終わった。
解説
そもそも、このビデオはどうやって入手したのだろうか?
事件現場は無人島。
それに、証拠品として警察が回収するはずのビデオ。
なぜそれを語り手が持っていたのだろうか?
それは、語り手が真犯人だからである。
出典:アメブロ