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偏差値50レベルの人、物理の勉強を始めようとする人など初心者におすすめ物理参考書のまとめ

どの参考書を使えばいいのか。物理の勉強ではなく、そちらに気をとられていては本末転倒です。他の科目よりも参考書、というよりも参考書の執筆者の解法の影響をモロに受ける科目です。そのため、解法パターンの色や特徴、どれがいいのか、参考書選びの参考にしてください。

更新日:

○超初心者・イメージをつかむための導入的参考書

橋元の物理をはじめからていねいに
文章は語り口で書かれていて、授業を受けているように参考書を進めることが出来ます。『物理の本質』『公式の導出』とかややこしいことを考える必要が全くなく、読むだけで物理のことをある程度分かる、分かった気になる1冊です。初心者や物理が本当に苦手な人は、この本から始めると 物理アレルギーから抜け出せるかも知れません。

物理の超初心者レベルの人が橋元流から物理の勉強を始めることが多い
『何となく分かる』『何となく問題が解ける』ようになるという印象です。これは決して悪い印象ではないのです。というのも、何となくでも、物理嫌いの人が誰でも物理を解けるようになるというのは、どの参考書でも出来る技ではありません。
対象偏差値は45~55レベル
全分野を1冊にまとめている
問題数は63題と少ない
問題の難易度は基礎レベル
短期間に終わらせることができ、受験物理の展望がみえるようなる

参考書としては不十分だと感じます。というのも、他の参考書には載っているにもかかわらず載っていないもの(例:力のモーメント)があるからです。また、載っていたとしても内容が浅かったりします。ですから、入試に対応するには不十分なのです。

出典:橋本の物理をはじめからていねいに、という参考書について質問です!^^私は... - Yahoo!知恵袋

この参考書では「波の重ね合わせ」は「自由端反射・固定端反射も踏まえた波の重ね合わせ」と解釈し、「波の干渉・回折」は「あらゆる波(水面波、音、光など)に共通する一般的な性質としての干渉」と解釈します。

橋元の物理基礎をはじ…

橋元の物理基礎をはじめからていねいに|武田塾厳選! 今日の一冊

出典元:YouTube

『橋元の物理基礎をはじめからていねいに』を武田塾が徹底解説しています。

浜島清利物理講義の実況中継
河合塾の浜島先生の講義形式の参考書である『物理講義の実況中継』は語学春秋社の人気『実況中継シリーズ』の1つです。物理の鉄板教科書、『物理のエッセンス』の筆者だけのことはある 圧倒的に詳しい内容で、講義形式の形をとっているため実際の授業を受けているようになります。また、この本の特徴は、やはり痒い所に手が届く解説にあると思います。ただし、実況形式なため『はじめからていねいに』同様に 問題数がとても少なくなっています。
対象偏差値は45~55レベル
全分野を1冊にまとめている
問題数は63題と少ない
問題の難易度は基礎レベル
短期間に終わらせることができ、受験物理の展望がみえるようなる

初心者向きとは言え初学者には厳しいかもしれないので独学の場合は一応橋元のはじめから丁寧になどを先にやっておくのをオススメします。
一度物理に目を通した人は、いきなり問題から入って分からない問題は説明に戻ったり解答を見たりして何故そうなるのかを理解する感じで進めるのがいいと思います。
著者が同じというのもあり、物理のエッセンスにも繋げやすいです。

出典:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 浜島清利物理講義の実況中継―物理基礎+物理 (実況中継シリーズ)

できるだけ、問題を解いてから解説を読むようにしてください。
そうすると自分の弱点がわかるので、ぐっと読みやすくなります。

大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理
『物理 面白いほどわかる本』シリーズは漆原流の参考書の中で最も基礎レベルの内容になります。漆原流は『はじめからていねいに』ほどぼやかしては書いてありません。なので、『はじめからていねいに』よりも難易度は若干上がります。ただ、しっかりとした解説がされていますが、難しいと感じることはなく、物理アレルギーを解消してくれる素晴らしい参考書だと思います。

対象難易度は45~55レベル
力学・熱力学編と電磁気編の2冊
問題量は少ない
問題の難易度は基本的なものばかり
講義形式で物理の導入をするために最適。独学に向いている。

この参考書は公式や公式の使い方のインプットに使用する参考書です。

インプットがおろそかになってしまうと、今後のアウトプットに支障をきたしてしまうので、必ずインプットを完璧にするようにしてください。
1回読んだだけではすべてを理解するのは難しいとは思いますが、2回、3回と繰り返しているうちにできるようになるので、必ず書いてあることを全て理解するようにしてください。

出典:漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本の効果的な使い方|難関私大専門塾 マナビズム

重要な公式ごとにチェック問題がついているので、公式を丸暗記するのではなく、公式の使い方までしっかり勉強することができます。
各章の最後には、まとめという形で重要公式が掲載されており、覚えるべき重要な公式を確認することができるようになっています。

○初心者・解説重視の参考書

橋元淳一郎の物理橋元流解法の大原則
『橋元流解法の大原則』は『はじめからていねいに』と同じく橋元先生による参考書です。難易度は、『はじめからていねいに』ほどではありませんが、ほぼ同じくらい簡単なレベルになっています。物理の勉強が多少分かるような人は、『物理のエッセンス』や『明快解法』などを使ったほうがいいでしょう。しかし、 本当に物理が分からない人、物理が嫌いでしょうがない人が理解の取っ掛かりを作るためには本当に良書だと思います。そういう力が、橋元流の凄いところです。

イメージを持たせるために若干無理な解説をしているのもたびたび。
ですが、私は、この本の意義は数式がとても苦手な生徒に、物理というものが日常の現象を示すものであるということ、フィーリングを大切にするんだということを教えてくれるところにあると思います。また点数を取ることに極端に特化しているので、本当に必要なところだけ学べます。
さらに物理を得意になりたい人は、この後に『エッセンス』や『発想とルール』などのしっかりと数式で説明されているものを使って補えばいいでしょう。
対象偏差値は45~55レベル
橋元流解法の大原則1,橋元流解法の大原則2の2冊
問題数は少ないが解説はかなり丁寧
問題の難易度は教科書レベル
真の物理嫌いが理解の取っ掛かりを作るためには最適。

■長所
イラストやしっかりした解説がついているので、初めて物理を学ぶ人や一度授業で習ったがよくわからなかったという人には理解しやすい参考書です。また、試験に出やすい問題の解き方がまとめられているので、短時間でテストの点数を上げる目的で使用する分にはとてもいい一冊だと思います。
■短所
あくまでわかりやすいイメージにこだわった説明がなされているので、物理の本質までこの一冊で理解しようとするのはお勧めしません。また、頻出問題に焦点を絞っているので、見たことのない問題に対する対応力は磨かれないと思います。

出典:http://tutee.jp/217

学校の講義である単元を学んだが、漠然としか理解できなかったという方や、講義と並行して頻出問題に対する解き方を学びたいという方にお勧め。

為近の物理1・2 合格へ導く解法の発想とルール
『解法の発想とルール』は代ゼミの超人気講師、為近先生の待望の基礎からの入門書となります。割と新しい参考書で、『物理のエッセンス』や『明快解法』に割ってはいるほどの人気書となってきました。特徴は、 フルカラーでとても見やすく、初心者でもイメージしやすい構成になっていることです。何も奇をてらったような特徴はなく、公式の導出から問題の解説まで本当に丁寧に1つ1つ積み重ねていくのが印象的です。

ただなぜか、このレベルの参考書にして例題が若干難しいのが気になります。
そのため、基本的な問題は解けても、突然解けない問題にぶち当たるという可能性があります。『解法の発想とルール』を用いるときは、 超初心者でおすすめした参考書を1冊挟むようにしましょう。文章は、語り口調でとても読みやすい参考書になっています。
対象偏差値は55~60レベル
力学・電磁気と波動・熱・原子の2冊
問題量は少なめ、要演習
問題の難易度は、高いものも混ざっている
為近流でやりたい人にとっては、最も基礎的な参考書であるが若干とっつきにくい。ただフルカラーで最も読みやすい

◆「基礎例題」は教科書レベルなので、自力で解こう。
◆その後に「入試問題に挑戦」「入試問題演習」が続くが、これが難しい。一気にレベルが上がりすぎなのである。
実際の入試問題で、「入試問題に挑戦」は国立大の標準~やや難レベル、「入試問題演習」は旧帝大レベル(いわゆる難問中心)。
初学者は、「基礎例題」から「入試問題に挑戦」へつなぐための問題集が絶対に必要。
「入試問題に挑戦」は、解説が丁寧だから、これを買った以上はやったほうがいいんだけどね。ちなみに、「入試問題に挑戦」の問題部分だけコピーすると、解説と照らして使いやすいです。
「入試問題演習」は得意な人がやればいいと思うよ。
◆国立上位狙いの人が、基礎から積み上げるにはよい(2年のうちに買っておいて、「基礎例題」だけでもやるとよい)。全部やれば、最終的には難関大突破できるレベルに達します。

出典:みかん箱で勉強blog おすすめ物理参考書・問題集(やや難~難)

基礎問題から応用問題、入試問題挑戦などこの本に全て詰まっておりこの本を買ったら名門の森などをやるよりはこの本を何度も何度も繰り返しとくべき。

物理のエッセンス
河合出版から出ている、 『物理のエッセンス』は受験物理界の最良書との呼び声高いです。浜島流の中で基本の参考書として中心に置かれている参考書で、センター試験のみの学生から東大や京大、医学部といった難関大学志望者まで幅広く用いられています。最大の特徴は、教科書よりも導入がきちんとしてあること。そして、 発展問題でも通用する物理の本質を学ぶことができることでしょう。

この後に、『良問の風』、『名問の森』と続く 浜島流の参考書の解法パターンの土台になるので、
エッセンスを用いるならば完全にものにするようにしましょう。エッセンスが難しいと感じるようでしたら、『はじめからていねいに』か『物理の実況中継』をあらかじめやるといいでしょう。
エッセンスは受験物理の定番中の定番で、問題の解説が丁寧なのですがしっかり浜島流を理解してないと、ついていけないかもしれません。また、練習問題の解説がもう少し丁寧で、量があるといいのですが、少し残念です。
対象偏差値は50~60レベル
力学・波動と熱・電磁気・原子の2冊
問題量は少なめで、要演習
問題の難易度は、教科書レベルからやや発展レベル
その名の通り物理の本質を学べる素晴らしい参考書。発展レベルにも繋げやすい

漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座
漆原流で『漆原晃の物理が面白いほどわかる本』の次にくる参考書が 『明快解法講座』です。恐らく、漆原流では本書『明快解法講座』から使い始める人の方が多いのではないでしょうか。特徴としては、例題『超頻出重要問題』を通じて物理の解法パターンを学んでいく流れになります。また、漆原流の解法パターンは『漆原の解法』として手順が整理されてとても分かりやすいです。また全ての問題をスリーステップ解法として、分ける独特のやり方も分かりやすいです。

感覚としては、解法パターンを次から次へと暗記していく数学の網羅系参考書『青チャート』のような感覚で勉強していくことになります。

対象偏差値は50~60レベル
本書の1冊のみ
問題量はエッセンスより少し多い程度
問題の難易度は入試基礎レベル
初級者なら漆原流に馴染める。スリーステップの解法パターンに馴染めるかどうか。

問題を解き終わったら解説を読んでください。
このとき、最後まで自力で解けたからといって、答えがあっているかどうかを確認することしかしない、ということは絶対にしないでください。
この作業を抜かしてしまうと、少し問題の出題方法を変えられたときに対応できなくなってしまいます。
どんな場合でも解説は読むようにしてください。
また、問題を解いているときに、全く自分で手を動かすことができないこともあるかもしれません。
そのときは、解説を読み終わった後に、もう一度同じ問題を解いてみることをオススメします。
解説を読んで理解できることと自分で問題を解けるようになることは全く別物です。
理解したからと言ってすぐに問題を解けるようになるわけではありません。
でも、同じことを繰り返し行うことでだんだんできるようになってくるので、めんどくささを捨ててもう一度同じ問題に取りかかってください。

出典:漆原の物理明快解法講座の効果的な使い方|難関私大専門塾 マナビズム

最初の理解が無ければ少し苦しいかもしれませんので、出来れば『面白いほどわかる』をあらかじめやるとよりいいでしょう。
ただし、他のやり方に慣れている人は、漆原流のやり方が受け入れられないかもしれません。

漆原の物理 明快解法…

漆原の物理 明快解法講座|武田塾厳選! 今日の一冊

出典元:YouTube

今回の参考書は『漆原の物理 明快解法講座』!武田塾が徹底解説します!!

○初心者・解法定着のための問題演習書

セミナー物理
学校教材としてお馴染みの 『セミナー物理』です。多くの学校では、授業の傍用問題集として配られているところも多いのではないでしょうか。セミナー物理は、参考書としては解説が丁寧でもなく、解法パターンに一貫性があるわけでもなく、あまりオススメできないのですが、 『問題演習書』としてはとても有益なものです。
良書と呼ばれている参考書の多くでは、問題演習量というものがどうしても不足してしまいがちです。しかし、その点『セミナー物理』は 豊富な問題、重複しているがアプローチの違う問題などが多く用意され、さらに、基礎レベルも発展レベルもどちらとも充実しています。

問題集としてはとても有益
参考書としてはあまり使えませんが、問題集としてはとても有益なので是非問題演習量を稼ぎたい人は『セミナー物理』を使用するといいでしょう。

対象偏差値は50~65レベル
セミナー物理の1冊
問題量は基礎レベル、発展レベルともに豊富
物理のエッセンスや、発想とルール、明快解法講座などと併用して問題集として使うのにとても最適。

物理のエッセンスは僕がやった感想としては解説がとても詳しかったと思います。だから物理のエッセンスは基礎固めで使うのがいいと思います。そこで、僕のお勧めの勉強方を紹介したいと思います。

メインとして使うのはセミナー物理です。セミナー物理をしてみて、自分が苦手だなと思った分野を物理のエッセンスで勉強します。そして、その苦手だなと思った分野が物理のエッセンスで完璧にできるようになったらセミナー物理で苦手だなと思った分野をもう一度勉強します。
この勉強方を繰り返すと苦手と思っていた物理が得意になりました。効果はありますよ。がんばってみてください。

出典:セミナー物理について -今度高2になるものです。来年から物理をやるこ- 物理学 | 教えて!goo

セミナー物理は参考書ではなく、問題集です。
なので、「物理のエッセンス」で1分野知識を固めて、セミナー物理で1分野問題を解くという使い方をしてください。
そうすることで、インプットした知識をすぐにアウトプット出来るので、知識が固まりやすいです。

行き詰ったら、再度、解答・解説、再び最初から解きなおしを繰り返してください。
解答・解説を見ずに正解を導けるようになるまで、ひたすら問題を見つめていきましょう。
一題当たり30分以上掛かるかも知れません。
根気良く続けることで、物理の理解力が上がります。
大学入試で失点をしないために、基礎は丁寧に確実に勉強しましょう。

出典:セミナー物理基礎+物理の使い方と勉強法!【センター~早稲田レベル】 - 予備校PISTA

この問題集をきちんと終えられたら、何周もしなくてよいですからもう少し難易度を上げた問題集に取り組みましょう。ただ公式を当てはめる問題ではないような問題の中で物理的思考力を磨いていきましょう。

物理Ⅰ・Ⅱ 入門問題精講
旺文社から出版されている 『物理 入門問題精講』は『問題精講シリーズ』の中で最も基礎レベルの参考書です。基礎レベルから標準レベルの問題を多数こなせるのに重宝します。問題を解くための公式や予備知識を整理してまとめてあるので、初心者の勉強にワンポイントのアドバイスがあってとてもいいと思います。
基礎知識の確認が例題を解く事によって行われているということです。チェック問題みたいな感じですが、初心者はこういう初歩的なことを知っているかが大切なのになかなか出来ていません。なので、このようなチェック問題があるのはかなり有用だと思います。

残念なのが、入門レベルなのにちょっと堅い参考書であるということ、解説が入門レベルにしてはそこまで詳しくないのが気になります。ただ、問題を稼ぐための演習書だと考えれば、丁度いいレベルの問題をたくさん演習できるので、利用価値は高いのではないでしょうか。

対象偏差値は50~60レベル
問題量は普通。網羅性あり。
問題の難易度は基礎チェック問題から標準問題まで幅広い
入門レベルの参考書としては解説がそこまで詳しくないが、使う用途を考えれば問題なし

◆入試の易しいレベルを精選したもの。易しいけど、飽きずに興味を持って取り組めると思う。
良問ぞろいで、解説も適度である。
◆物理の教科書から入試問題への橋渡しとしてちょうどいい。標準レベルへの接続もうまく考えられている。

出典:みかん箱で勉強blog 受験準備を考える高2生のための物理参考書

高校の授業がだいたい理解できていれば取り組める

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