○土筆(つくし)の下処理方法
土筆を味しく味わうためには下準備が必要だ。
■材料
土筆(つくし)
■道具
鍋・ボウル・ざる
土筆独特の苦味は胞子で、この胞子の出る頭の部分は食べることが可能だが、頭の部分が胞子を放出して開ききったものや、苦味を控えたい場合は取り除いておこう。下準備で一番大変なのは、袴(はかま)と言われる部分をきれいに取り除く地道な作業。手間がかかるうえ灰汁で指先も真っ黒になるが、土筆狩りから調理の下準備まで、春の手仕事を家族みんなで楽しみたい。
出典:http://www.organic-press.com/feature/feature_recipe_50/
一年に一度、この時期だけの土筆採りを楽しんで春を味わおう。
1
指と爪をうまく使いながら、土筆のはかまの部分を茎を傷つけないように剥がしとる。はかまをとったものから、水を張ったボウルにさらしておく。
※爪の間や指に土筆のアクがついて黒くなるので、気になる方は手袋などを用意しておくとよい。
ボウルの水は胞子やアクで緑色に濁るので、2~3回水を替えながらざるにあげる。
まずは「はかま」を取っていきます。
はかまというのはつくしの節にかぶさるように付いている部分の名称。
毒があるわけではありませんが固くて苦くて食べにくいので取り除いていきましょう。
はかまの取り方はコツがあり、片手でつくしを押さえてからはかまの真ん中に爪で切れ目を入れて裂いていきます。
裂け目ができたらくるくると剥いていきましょう。
出典:つくし(土筆)の下処理!毒は大丈夫?簡単な料理や保存方法も紹介! | 食う寝る暮らす
はかまがキレイに取れたら水洗いして泥を落としましょう。
2
沸騰したお湯で、土筆を2~3分程度さっと茹でる。
3
茹で上がった土筆を何度か水を替えながら水にさらし、ざるにあげて水けをきる。
下処理をした土筆は、おひたしや卵とじ、佃煮、炒めもの、つくしご飯などにどうぞ。
ハカマを取ったつくしは、大きめのボールなどにたっぷりの水を入れて、ジャブジャブ洗います。
水を変えて、3回位洗った後に、時間があればそのまま水に30分くらい漬けておきます。
天ぷらにして食べると場合は、この後水を切れば、下処理は終わりです。
煮物などにする場合は、大きめの鍋にお湯を沸騰させて、1度茹でこぼします。
沸騰したお湯につくしを入れて、再沸騰したら30秒~1分ほど茹でて、冷水に取ります。
つくしを洗いながら、何度か水を変えて、水が綺麗になったら、水を十分に絞って下処理は終わりです。
出典:つくしって食べる?下処理の方法と簡単な食べ方は天ぷら以外にもある? | 主婦よね子のブログ
鍋に塩を入れて沸騰してきたらつくしを加えます。箸でかき回しながら茹でていき、5分間茹でたらザルにあげましょう。
簡単つくしのはかまの取り方(下処理方法)
出典元:YouTube
○つくしには毒がある!?
「つくしは一度にあまりたくさん食べるな」
なんてことを聞いたことがありませんか?
言われなくともそんなにたくさんは食べられないよと思いますが、なぜそのようなことが言い伝えられているのでしょうか。
疑問に思って調べてみると、つくしには確かに少量ですが毒性はありました。
アルカロイド(植物毒)といって、医療現場のお薬としても使われているようです。
大量に摂取すると、麻痺や幻覚作用があったりしますが、
つくしに含まれる量はかなり微量なので気にするほどではありません。
ちなみに、つくしの葉っぱ部分であるスギナは、乾燥させてスギナ茶にすることで、
漢方資材や、健康食品として販売されていたりもします。少量であれば、むしろ体に良かったりしますが、心臓・腎臓の弱い人や、まだ小さい子供の場合は、控えた方がよいのと意見もあります。
出典:つくし(土筆)の下処理!毒は大丈夫?簡単な料理や保存方法も紹介! | 食う寝る暮らす
ちょっと食べるのが怖くなりますね
土筆独特の苦味は胞子で、この胞子の出る頭の部分は食べることが可能だが、頭の部分が胞子を放出して開ききったものや、苦味を控えたい場合は取り除いておこう。
出典:http://www.organic-press.com/feature/feature_recipe_50/
じゃがいもの芽などに含まれている「アルカロイド」という、毒性のある成分が微量に含まれています。この成分を過剰に摂取してしまうと、腹痛・下痢・嘔吐・めまい・呼吸困難などの症状が現れます。
冬のツクシの正体は
茎に当たる部分からスギナの葉が伸びてるが、頭には胞子囊が乗っかってる
スギナ・・・・・・栄養葉とツクシと言われる胞子囊が別々に伸びる・・季節は春
イヌスギナ・・・・栄養葉と胞子囊が一緒になってるのが特徴・・季節は冬
始めて見つけた時は季節外れのツクシと思ってたが、昨年詳しく調べてイヌスギナと分かった。
山と湿地に挟まれた小さな田圃、通りすがりに農道を覗いてみたらツクシが顔を出していた。
毎年冬に顔を出すツクシ・・・冬のツクシは毒ツクシなので食べられない。
ツクシ誰の子スギナの子・・・と言われる春のツクシは食べられる。
スギナとイヌスギナはまったくの別物。 イヌの名が付いたものは役に立たないものが多い、このイヌスギナもそうで、毒があるために牛などが食べると中毒を起こすそう
でも死ぬほど強い毒ではなさそう。
○保存方法について
つくしの冷蔵保存は?
つくしの下処理をしてキッチンペーパーなどで
水気を切ってからラップにしっかりと包んで
ジップ付袋に入れて保存します。
ただし、時間が経つにつれアクが強くなるので、
できるだけ早めに食べるようにしましょう。
冷蔵保存の賞味期限は、2~3日程度となります。ですが、上記でも書いたように時間が経つとアクが強くなるので、早めに食べた方が良いかと思います。
出典:土筆(つくし)の保存方法と賞味期限は? – 保存方法まとめ隊
保存期間(賞味期限)の目安
つくしの塩漬け方法
1.容器につくしを並べます
2.たっぷりの塩、つくしの順番に重ねていきます。
3.塩と塩の間につくしを入れる感じです。
4.最後に重りをのせ冷暗所で保存します。
■塩漬けつくしの使い方
・使うときは塩抜きを忘れずにしてください
■塩漬けつくしの保存期間
塩漬けつくしの保存期間:1~2ヶ月程度
出典:http://www.h5.dion.ne.jp/~siosai/hozontie2/page_10.htm
塩漬けにすることで灰汁が自然に抜けていきますので、事前に灰汁抜きの必要はありません。
つくしの冷凍保存は?
つくしの下処理をしてキッチンペーパーなどで
水気を切ってからラップに小分けにしっかりと包んで
フリーザーバッグなど密封できる容器に
入れて、冷凍庫で保存します。
■つくしの冷凍保存方法
1.冷蔵方法と同様にあく抜きまでします
2.フリーザーバックに入れます
3.冷凍庫に冷凍保存します
■つくしの冷凍保存期間
つくしの冷凍保存期間:1~2ヶ月程度
解凍は?
食べる前日に冷蔵庫に移して自然解凍するか、そのまま常温で解凍してもかまいません。また、炒め物の場合ですと解凍せずに炒めてもかまいません。
出典:http://www.h5.dion.ne.jp/~siosai/hozontie2/page_10.htm
目安としては1か月です。1年でも保存は可能ですが、冷凍焼けが気になりますので、できれば、1か月以内に食べた方がいいかもしれません。
○つくしを使った簡単料理
土筆(つくし)の佃煮 レシピ・作り方
料理レシピ
材 料(3~4人分)
土筆(つくし)200g
重曹小さじ1
・・調味料 A・・
水大さじ2
和風だしの素ふた摘み
砂糖小さじ1
だし醤油、みりん各大さじ1
白すり胡麻少々
ほかほか暖かい日差しに、土筆がニョッキリ顔を出してきました。さっそく土筆を摘んで、佃煮にしてみました。
・最後に煮詰め過ぎると辛くなるので、煮汁が少し残る程度に煮込みます
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1390015533/
はかまを取る時に、指先がアクで黒くなるので薄いゴム手袋をはめて取ります。
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つくしは、はかまを丁寧に取り除きます。 ※はかまの上の黒い部分を持って、軸に沿ってくるっと廻すと取りやすいです。流水で綺麗に洗い、ザルに上げて水切りをします。
※洗ったあとも、しばらく水に浸けて置くと、もっと綺麗になります。
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鍋にたっぷりの湯を沸かし、重曹を入れつくしがやわらかくなるまで4~5分茹でて、ザルに上げます。更に、ひと晩水に浸け途中、数回水を入れ替えます
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(2)の水をしっかり切ります。
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(3)の長さを3~4cmほどに切ります。
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鍋にAを入れて沸騰させたら(5)を加え、中火弱で菜箸でかき混ぜながら、煮汁がほんの少し残る程度まで煮詰めます。
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(5)のあら熱が取れたら、器に盛り付け、白すり胡麻をふりかけ出来上がりです。
※かつお節でも美味しいです。
土筆(つくし)の卵とじの材料
材料
つくし: 200g 程度。適当に採った分量で調味料は加減下さい。
卵: 1つ
調味料
醤油: 大さじ1
味醂: 大さじ1
日本酒: 大さじ1
砂糖: 小さじ2
油: 小さじ2 ※サラダ油のみでも良いが、「白ごま油小さじ1 + サラダ油小さじ1」だと風味がまします。
サラダ油: 小さじ1
和風だし(粉末): 少々
水: 30cc
作り方(レシピ)
1.まずは下ごしらえ。はかまをとったつくしは水で何度も何度も良く洗う。今回は古いつくしなので頭もとっちゃいます。
2.良く洗ったつくしをたっぷりのお湯で一煮立ちさせたら水にさらす。若いつくしを採ったならば胞子が全てでるまで何度か水を入れ替えてグルグル手でかき混ぜる。後はあくが抜けるまで10分ほど水にさらしておく。
3.水を良く切ったら油で炒める。鍋で炒めた方が楽。
4.その他の調味料を全て入れて水気が少なくなるまで煮詰める。
5.軽く溶いた卵を流し入れて火を止めたら鍋の蓋をして蒸し状態に。30秒ほど待ったら一混ぜして完成!
はかまをとる作業が猛烈に面倒くさい
つくしの天ぷら
材 料(2~3人人分)
茹でたつくし150グラム
ちくわ2本
●小麦粉60グラム
●醤油大1
●味塩少々
●水70グラム
揚げ油フライパンに1センチ
★だし汁300グラム
★みりん大2
★醤油大2
大根おろしお好みの量
そのままでも、ほんのり味がついてますが、お塩ででも天つゆでも、パクパク食べてしまいます^^;
揚げてる時、しばらくは触らないでね、くずれちゃうので。
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1590004827/
つくしの天ぷらを、作ってみよう!
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つくしは、5センチ位に切り、ちくわは、半分に切り縦に切ります。
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つくしとちくわを、混ぜておきます。
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天つゆを作っておきます。
★を鍋に入れ火にかけ、沸騰したらOK
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●をボールに入れ、混ぜて衣を作ります。
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フライパンに、1センチ位の油を入れ、火にかけて温めておきます。
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衣に、2を入れ、混ぜます。
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揚げ油に、木じゃくしや、浅いお玉などに6を入れ、箸でそろっと落とし、しばらく触らないでおきます。
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触って固く軽い感じになってたら、裏に返し、キツネ色になるまで揚げて下さい。
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お塩や、大根おろし、天つゆで、お召し上がり下さい。