■CPU
パソコンの心臓部と言えるパーツ
いろいろな計算などを行っています。 確認するポイントは、ブランド名+品番、クロック周波数です。 ブランド名+品番( Intei社はプロセッサナンバー、AMD社はモデルナンバー )でクロック周波数が決まっているため、 同一ブランドならばクロック周波数の高い方が性能が良いと言えます。
CPUの処理性能は、基本的に「動作周波数」と「IPC」の2つによって決まります。
動作周波数
動作周波数は、1秒間に刻むクロックの数を表し、クロック周波数とも呼ばれています。単位はHz(ヘルツ)で表され、たとえば1秒間に100回のクロックを刻む場合は、100Hzと表現します。
クロックとは、CPUの動作基準となる時間の単位で、このクロックの整数倍の時間をかけて命令を実行していきます。命令パイプライン中の1ステージの実行には最低1クロックかかるので、4ステージ構成の命令パイプラインでは、1個の命令を実行完了するためには、最低でも4クロックの時間が必要となります。
出典:http://www.way-on.com.tw/PCbasal/kiso/cpu7.htm
同じ種類のCPUであれば、300MHz よりも 350MHz の動作周波数で動くCPUのほうが計算する時間は「速い」わけです。
コアというのはCPUの核の部分になります。これが1つあるのと2つあるのとでは性能に差が出てきます。コアが2つ以上あるCPUをデュアルコアCPUまたはマルチコア CPUといいます。
現在は Core iシリーズとその下位版のPentium、Celeronが主流になりつつあります。
同じシリーズでも型番によりコア数は異なることがあります。
最近の CPU は名前にクロック数を表す「MHz」や「GHz」の単位ではなく、「4770」とか「6600」とかの数字が書かれているものが多いです。
これは、今の CPU は特殊技術によってクロック数以上の性能を発揮するようになったため、従来のクロック数の表記のままでは性能をアピールできないという事で、別の表記になったためです。
出典:http://homepage2.nifty.com/kamurai/CPU.htm
「プロセッサナンバー」は Intel 社(Pentium や Core など)での呼び名です。
「モデルナンバー」は AMD 社(FX や A10 など)での呼び名です。
どちらも用途は同じで、要するに「型番」ですね。
■メモリー
メモリー
データを記憶する部品のことです。英語でmemoryとは記憶を意味します。
パソコンのデータを一時的に保存するために使われます。メインメモリーに一時的に保存されたデータは、パソコンの頭脳的存在の CPU が利用しますが、メインメモリーはデータ読み書き速度が速いため、CPU はメインメモリーと高速にデータをやり取りでき、処理速度が向上します。
メインメモリーの仕様には、容量以外に種類、規格、マルチチャンネルがあります。メインメモリーの種類は特に重要ではなく、別途で交換や増設用のメインメモリーを購入するなら、メインメモリーの種類を確認しておく必要があります
出典:デスクトップパソコンのメインメモリー容量、種類、規格、選び方
メインメモリーの規格やマルチチャンネルの違いが処理速度に影響はしてきますが、体感できるほどの性能差は出てきませんので、重要性は低く気にせずに選んでも問題ありません
DDR3もDDR2もDDRもそれぞれ3つに分かれると考えると覚えやすいです。
だいたいではありますが、DDR3はWindows 7、DDR2はWidnows XP,Vista、DDRはXPの世代になります。
一般的にはDDRよりもDDR2の方が高速なメモリとされます。
速度
例:PC2-2700
PC2:PCとPC2の二種類あります。PCはDDRのメモリの場合、PC2はDDR2のメモリの場合となります。
2700:メモリの速度を表しています。数値が大きくなるほど高速です。
今後メモリーの交換や増設する事があるなら、メモリーの種類を把握しておく必要があります。メモリーの種類は、パソコンの仕様表等で確認が可能です。
■HDD 外部記憶装置(Hard Disk Drive)
ハードディスクとは、パソコンのデータを保存する部品
外部記憶装置といわれるようにパソコンを使用して作製したWordや音楽データなどを保存しておく装置です。また、PC本体のメモリ容量に不足が生じた場合も一時的にHDDに書き込みます。
それぞれ容量や、読み書き速度に差があるため用途に合わせた選択が必要になります。
ディスク回転数は数値の大きい方が読み書きが早いです。
たいていのデスクトップパソコンは、7200rpm のハードディスクが搭載されていますが、データ読み書き速度の速さを重視するなら 7200rpm がおすすめです。
放熱性が悪い小型デスクトップパソコンや、静音性重視のデスクトップパソコンでは、5400rpm 等の回転数が低いハードディスクが搭載されているモデルが見られますので、データ読み書き速度の速さを重視するなら選ばない方が良いです。
出典:デスクトップパソコンのHDDの容量、規格、回転数、選び方
温度が高くなりすぎてしまうリスクを少しでも減らすためにハードディスクの発熱量を抑えたい場合は、5400rpm のハードディスクを選ぶのがおすすめです。
キャッシュ容量:HDD書き込みの際、大きく影響します。何らかのデータをHDDに保存する際、CPUや他のパーツ等のデータ書き込み待ちから早く開放することが出来ます。
読み書きの差が処理時間に大きく影響を与える事になります。
データ転送方式:ウルトラATA(UltraATA)シリアルATA(Serial ATA )やSCSI方式があります。今現在主流なのはシリアルATA>ウルトラATAとなります。
このSerial ATAは、シリアル転送方式を採用し、転送速度を150MB/秒までに高速化されています。
ケーブルは従来のものとは異なり、細くなっています。
■外部インターフェース
USB は必須の外部インターフェース
USB3.0 が最新の規格となり、USB 3.0 が付いているパソコンが増えてきましたが、USB2.0 もまだまだ現役であり、USB 2.0 が付いているパソコンが多いです。USB3.0 は非常に転送速度が速く、大容量のデータの読み書きに有利ですが、USB2.0 でも実用上十分速いですので、無理に USB3.0 にこだわる必要はありません。
外部モニタ出力のインターフェース
デスクトップパソコンでは必須ですが、ノートパソコンでも外部液晶モニタへの接続ができます。ここのインターフェースは映像出力端子になります。アナログとデジタル出力が存在します。
D-sub 15pin、DVI-D、DVI-I は古く、HDMI と DisplayPort へ置き換わり主流となっています。まだ D-sub 15pin、DVI-D、DVI-I が付いているパソコンは多いですが、これらの映像入力端子が付いている液晶ディスプレイ等が使われなくなるまでは、D-sub 15pin、DVI-D、DVI-I が付いているパソコンはなくならないと思われます。
出典:外部インターフェース - デスクトップパソコンの選び方
自分が使用する液晶ディスプレイの映像入力端子のインターフェース規格と一致する映像出力端子が付いているデスクトップパソコンを選ぶのが基本ですが、一致していなくても変換アダプター(変換ケーブル)を利用する手があります。
音声入出力端子
マイク入力端子はマイク、ヘッドフォン出力端子はイヤホンやヘッドフォンと接続するために使います。どちらもよく使われますので、どのデスクトップパソコンにも付いています。
出典:外部インターフェース - デスクトップパソコンの選び方
外部の AV 機器と接続するなら、ライン入力端子とライン出力端子が付いているデスクトップパソコンを選ぶのが望ましいですが、付いていなくてもライン入出力端子と USB を変換するアダプタやサウンドカードがありますので、これらを利用する手があります。
LAN端子(100BASE-TX)インターネット接続、PC同士をネットワーク接続するポートです。
このは「100BASE-TX」で、Fast Ethernetと呼ばれる有線LANです。通信速度が100Mbps(1秒間に12.5MB)で、カテゴリ5というLANケーブルが必要です。 インターネット使用では充分な通信速度ですが、PC間やサーバー間での転送には低速です。
出典:外部インターフェース - デスクトップパソコンの選び方
高速規格「1000BASE-T」もある