▼「地震に強い家」は、どの程度の地震を想定するのかで異なります。建物だけなく地盤も影響してきます。
家を建てる時に土地探しを行うあなたが気になる点は「環境・地盤・価格」の3つ
長く住むわけですから周りの環境は大事です。地震が心配という方は、家を建てる地盤が気になります。また、予算もあるでしょうから価格だって知りたいはずです。
「環境・地盤・価格」を簡単に調べる事ができるサイトを集めてみました。『良い土地選び』の参考にしてみて下さい。
建物の形、屋根の重さ、地盤、壁などで地震への対抗力は変わってきます。
どんなに家を強く造っても、それを支える地盤が十分な強さを持っていなければ何の意味もありません。
出典:土地の探し方。上手な土地の選び方、土地を買う時の基本的な知識
造成地などの弱い地盤の上に建てた家は、家が傾く不同沈下等が起きてしまうこともあります。
鉄筋コンクリート構造は、重量があるため、土地の地盤改良が必要になる場合もあり、木造構造よりはコストがかかる場合が多いといわれています。
▼住みやすい環境を調べる
良い土地と言うのは、周りの環境が大事です。あなたがが思う「良い環境」とはどんなところですか?
・駅から近くて治安のいいところ
・近くにスーパーコンビニがあるところ
・病院、歯医者、幼稚園、小学校が近いところ
・実家から近いところ 等など、
人それぞれですが、駅から近いところは、土地の価格も上がるので、何を優先させるのかを考えて選ばなければなりません。
人それぞれですが、駅から近いところは、土地の価格も上がるので、何を優先させるのかを考えて選ばなければなりません。
出典:良い土地の選び方「環境・地盤・価格」3つを簡単に調べるサイト紹介! | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
環境を調べる手順
【1】家族会議で、何を優先させるのかを決める
【2】優先事項を満たした土地を絞る
【3】実際に散歩する
周辺を(曜日時間帯を変えて)歩いてみて下さい。子どもさんやペットを連れて散歩してみると、周辺の方が声をかけてくれるかもしれません。
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聞きやすそうな住人の方がいれば、住みやすい街かどうか聞いてみるとよいでしょう。
周辺環境の点数をつけて数値化してくれるサイト
忙しくて行けない。遠いので簡単に行けない。という方は、不動産屋さんが開発したこんなサイトがありました。
飲食店や、スーパー 保育園の近さなどの項目から点数をつけて、周辺環境を数値化してくれます。保育園の待機児童の割合まで出してくれています。参考にして見てもよいかもしれません。某アニメのスカウンター風になっています。
⇒住所を入力してしばらく待つと、数値が左上に表示されます。右上の「点数の詳細」で算出方法が表示されます。
▼地盤や地震や災害の危険度を調べる9つの方法
土地探しからの家作りを考えている方が、地震や土砂災害のニュースを聞くと、やはり心配になるのが地盤です。地震よる液状化、昔浸水した土地など気を付ける点はたくさんありますが、どうやって調べればいいのでしょう?
大阪圏や首都圏などを中心に人口の3割は、「お豆腐」のような軟弱地盤に住んでいます。備えは忘れないようにしたいものです。
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地震が特にが起きやすい地域はどこか調べる
こちらの、防災科学技術研究所のこちらの地質図では「今後30年で震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」が高いところは、濃い赤色で示されるようになっています。
地震が来たときの揺れやすさを調べる
揺れやすさの目安が分かります。住所を選択するだけで表示されます。
上記の防災科学技術研究所「地震ハザードステーション」をもとに分かりやすく作られています。
活断層が近くにあるか調べる方法
地盤ネットというサイトで活断層がどこにあるのか調べれます。
多少の誤差はあるせよ、活断層の位置が赤い線であらわされています。
⇒下記リンク先 左上の枠に住所を入力して「検索」
表示されたら、右の「活断層マップ」にチェックを入れます。
昔その土地が何だったか調べる方法
同じく地盤ネットで住所を検索し「旧盤地形図」にチェックを入れます。
また、hanrei.jpgをクリックすると記号の意味が表示されます。
あなたが住みたい場所や住んでいる場所が、昔、田んぼだったのか、沼だったのか、池だったのかなど調べるのに役立ちます。
新たに家を建てるなら、昔、沼地や池であったところは出来るだけ避けるべきでしょう。地盤が弱いだけでなく、床下や、押入れがカビやすくなったりします。
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すでに住んでいるという方は、その事を家族で共有しておくことが大切です。そして、建て替えの際はキチンと調査し、しっかりとした基礎工事を行う事をお勧めします。<a target="_blank" href="http://www.jibanmap.jp/map/main.php/">http://www.jibanmap.jp/map/main.php/</a>
液状化しやすい場所を調べる
液状化しやすい場所も同じサイトで調べることができます。
「自治体液状化ハザードマップ」にチェックを入れます。地域を選択します。hyouji.jpgをクリックすると確認画面が表示されますので、よく読んでから「同意する」をクリックします。
広域にしなければ見えない地域もありますが、色別に表示されます。hanrei.jpgで色の意味が表示されます。黄色、オレンジ、赤と液状化しやすい地域という事になります。
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地盤改良工事が必要かどうか調べる方法
同じサイトで、「地盤ネット判定マップ」というところにチェックを入れると「地盤改良工事不要」や「地盤改良工事必要」の地図が表示されます。あなたの住みたい周辺地域で、調査地点があれば参考になるかもしれません。
土砂災害や災害履歴を調べる方法
災害は何も地震ばかりではありません。土砂災害や水害なども調べておきたいものです。
同じサイトばかりで恐縮ですが、こちらもチェックを入れるだけで調べる事ができます。「土砂災害危険個所マップ」にチェックを入れると、山の周辺で危険状況を知る事ができます。
「災害履歴図」にチェックを入れると過去の災害を知る事ができます。大阪は水害が多く、神戸周辺では阪神大震災の時の地震や液状化現象が起こったという事が分かります。
地名から調べる方法
地名で、昔そこに何があったのかを知ることもできます。「川、沼、池、田」等の文字が入る地域のほかに「水辺に住む動植物の名前」が地名についていたりします。
過去に水害があった地域には「カワチ(川内)、ナダ(灘)、ウシ(牛)、サワ(沢)、フカ・フケ(深)、リュウ(竜)」等の文字を含んでいることがあります。※
開発などで名前が変わっている場所もありますが、そういったところは、地盤が弱い可能性が高いでしょう。
※(国土交通省のHPより)
レポートで地盤生活防災情報を手に入れる方法
詳細ではなく、簡単に一覧にして見たいという方は、こういったものもあります。
「地盤サポートマップforU」
地盤調査会社が、作ったシステムです。
住所を入力すると情報が表示され、レポートを作成するをクリックすると、PDFが作成されます。
※地耐力は、ジャパンホームシールド(株)がこれまでに解析した地盤の評価結果を示したものです。地盤の評価は、建築する建物をもとに解析を行ったものでありその土地の最大の地耐力を示すものではありません。また、地耐力は行った時点での評価であり、その後の変化等により変わる場合があります。
・強い地盤・・・鉄筋コンクリート造、鉄骨造など重い住宅を支えられると評価した地盤
・やや強い地盤・・・鉄骨造や3階建などやや重い住宅を支えられると評価した地盤
・ふつうの地盤・・・木造住宅など軽い住宅なら支えられると評価した地盤。やや重い住宅は、地盤対策が必要
・弱い地盤・・・何らかの地盤対策が必要と評価した地盤
▼価格が妥当か調べる
そして、一番気になるのが、不動産屋さんが提示した、土地の価格が妥当なのか?ということ。参考程度に調べる方法の一つとして、国土交通省が出している土地総合情報システムがあります。
実際に取引された土地の価格を調べるサイト
こちらの「不動産取引価格情報検索」サイトで『時期・種類・地域』を決めて検索すると、過去、実際に取引された価格を調べる事ができます。
土地は高くても安くても双方が合意すれば取引成立する
土地には、実勢価格というものも存在します。周辺地域より多少高くても、安くても実際に双方が納得すれば売買が成立します。
相手がその土地が貴重であると判断すれば、高くても購入します。人気があれば値段が上がります。もちろん、その反対もあります。
お互いが納得すれば(常識の範囲内で)取引が成立する。ということも頭に入れておかなければなりません。
出典:良い土地の選び方「環境・地盤・価格」3つを簡単に調べるサイト紹介! | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
信頼できる不動産屋を見つけるコツ
不動産屋さんが信用できるか、できないかは、あなたがある程度の知識を身につけ、理解を深めておくことで判断することができます。その時の注意としては知識をひけらかさず、後でこっそりと調べるということです。
そして、信頼できる業者を見つけたなら、後は希望だけを伝えすべてを任せることです。
信頼できる人なら、不動産屋さんはその道のプロ。あなたの希望と「あなたを信じています。」という言葉を伝えるだけで、しっかりとあなたのために動いてくれるでしょう。
出典:良い土地の選び方「環境・地盤・価格」3つを簡単に調べるサイト紹介! | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
▼いい土地が出回らない理由
「いい土地がみつからない!」それは、なぜか?
いい条件の土地は、インターネットには出回りません。なぜなら、不動産業者が独自で抱えているお得意さんに流れてしまうからです。
不動産業者も自分たちの情報網で売ったほうが利益になるため、まずは独自で探し、そのあと見つからなければ、広げていくというやり方を取るようです。そして、そこで売れなかったものが一般に出回る事になるのです。
不動産業者も自分たちの情報網で売ったほうが利益になるため、まずは独自で探し、そのあと見つからなければ、広げていくというやり方を取るようです。
出典:いい土地の選び方!いい土地が出回らない理由とあなたに試して欲しい3つのコト | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
そして、そこで売れなかったものが一般に出回る事になるのです。
■いい土地探し 情報の出どころは同じかもしれない
・土地の売主が、会員である不動産業者に依頼をし 土地の情報をレインズに登録します。
・土地を買いたい人は、会員である不動産業者に検索して探してもらうように依頼します。
つまり、会員の不動産業者でなければ閲覧できないのです。逆に言えば、たくさんの不動産会社にお願いしても、情報の出どころが同じかもしれないという事です。
不動産業者なら誰でも見れるネットワークシステム「レインズ」不動産取引に親しんできる人ならば大抵知っているでしょうが、一般には周知されていないのは事実です。
出典:一般には公開されていない不動産情報レインズの仕組み | 家高く売るなら【売却のコツ・方法】
つまり、レインズは一般の人たちのためのシステムではなく、あくまで業界の人たちが、より市場を活性化でき、多くの経済効果を生み出せることを期待されているシステムと言えるのです。
不動産ジャパンでの不動産情報の公開
一般の人たちはレインズを利用することはできないと述べましたが、代替システムがないわけではないのです。
レインズ自体を利用することにはなりませんが、全国の不動産情報を一元的に扱っているサイト、不動産ジャパンで検索・閲覧できるようになりました。
『全国宅地建物取引業協会連合会の「ハトマークサイト」』
『不動産流通経営協会の「ホームナビ」』
『全日本不動産協会の「ZeNNET」』
『日本住宅建設産業協会の「日住協NET」』
で公開されている物件情報を統合しています。
レインズが保有する不動産取引価格情報を活用しているので、ほぼ同じ情報が見れるようです。
またレインズマーケットインフォメーションというサイトでも、同様のサービスを提供しているので、こちらでも多くの利用者がいるようです。
■【売る側】の契約種類で 土地情報が出回るか決まる
不動産会社に<売主>が依頼する場合、必ず『媒介契約』を結ぶ
媒介契約は3種類ある
「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」
このうち最初の2つは、宅地建物取引業法により、指定流通機構(レインズ)への登録が義務付けられています。
割と多いレインズに登録義務のない「一般媒介契約」
出典:いい土地の選び方!いい土地が出回らない理由とあなたに試して欲しい3つのコト | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
H23年度、実際にレインズに登録された 新規の割合を契約別でみてみると
※
■専属専任媒介契約・・・16%
■専任媒介契約・・・31%
■一般媒介契約・・・29%
■その他・・・24%
レインズに登録の義務がない「一般媒介契約」でも約3割登録されています。
という事は、近所の人に知られたくないなどの理由で、出回っていない「一般媒介契約」の土地も一定数はあると考えられます。
■不動産業界のヒミツの裏側
不動産会社は自分たちのネットワークで「売り手」「買い手」を見つけると儲かる。
不動産会社は、売主、買主に限定した営業をしている所は少ないので 普通は、両方のお客さんを持っています。
ですから「土地を売りたい人」と「土地を買いたい人」を自分たち独自のネットワークでみつけると、仲介手数料が両方から入るので(2倍)儲かるわけです。
それ自体はルールを守っていれば、営業方法の1つなので悪いことではありません。
ただ、不動産業者の中には、レインズに登録しても、同業の不動産業者の問い合わせには「契約間近です」と答え、お客さんの問い合わせには「すぐ見れます」と答える業者もあるようです。
出典:いい土地の選び方!いい土地が出回らない理由とあなたに試して欲しい3つのコト | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
ですから、あなたが「土地を探してほしい」とお願いしている仲介業者が 見せてもらえないケースもあるのです。(上記の例なら、あなたが問い合わせれば見せてくれると思いますが)中には、登録の義務があってもレインズに公開自体せず、囲い込むところもあるようです。
▼いい土地を見つけるための3つのコツ
いろいろなタイプの不動産業者に声をかけてみる
出典:いい土地の選び方!いい土地が出回らない理由とあなたに試して欲しい3つのコト | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
土地を売りたいお客さんを抱えている場合、直接情報をもらえるかもしれません。大手のフランチャイズ系の不動産業者や昔からある地元の不動産業者。種別を変えて回ってみましょう。
(多すぎると中にはしつこい営業もあり、困る事になるのでほどほどに)
建築条件付きの土地の、建築条件を外してもらう
希望の土地に「建築条件付き」という、決められた建築業者で建てなければならないという条件が付いていたりします。
出典:いい土地の選び方!いい土地が出回らない理由とあなたに試して欲しい3つのコト | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
通常は難しいですが、なかなか売れない土地の場合、交渉が可能な場合もあります。
ダメ元で交渉してみましょう。
あきらめて70%満足の土地を探す
一般的に誰もがほしいと思う、土地はなかなか出回りません。
出典:いい土地の選び方!いい土地が出回らない理由とあなたに試して欲しい3つのコト | 注文住宅 満足するためのコツ | リフォーム 大阪|大阪市・東大阪市のリフォームなら大東市の【住まい工房にしいち】
少し視野を広げて、譲歩することも必要かもしれません。優先順位を決めて妥協点を探りましょう。また、土地の形状などが問題の場合は、設計一つでオリジナリティあふれる家が出来上がるかもしれません。
そういった土地を得意とする設計者もいます。