◎飲み会や食事会、接待のお礼メールを送るタイミング
お礼メールを送るタイミングはスピードが第一
◎飲み会・食事会・接待のお礼メールは、翌日朝または翌日中に送るのがベスト
◎お礼メールは、最低限の体裁を持って書く
◎飲み会の「思い出」をメールに盛り込むと、好印象
飲み会・食事会・接待のお礼メールは「スピード」が大事
出典:【例文】会社の会食・飲み会・接待・食事会後に送るお礼メールの書き方 - U-NOTE[ユーノート] - 仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。 -
飲み会直後にお礼メールを送るのがベストだが、すぐに飲み会のお礼メールを送ることができないことも多いだろう。
その場合、飲み会のお礼メールは翌日朝、遅くとも翌日中にお礼メールを送ってほしい。
週末が重なってしまったり、別件が入ってしまったりなどで翌日に送れない場合は、最悪でも3日以内には送ることを心がけよう。
その際には「お礼メールが遅れたことに対するお詫び」をきちんと付け加えることが大切だ。
飲み会・食事会・接待のお礼メールを“スマホ”から送るときの注意点
出典:【例文】会社の会食・飲み会・接待・食事会後に送るお礼メールの書き方 - U-NOTE[ユーノート] - 仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。 -
時間や場所の都合などから、どうしてもPCからお礼のメールを送れない状況などもあるだろう。
スマートフォンからお礼メールを送信する場合、PCから送るメッセージよりも極端に短い文章になってしまう恐れもある。
その場合は「簡単ですが、メールにてお礼申し上げます」などと、ひと言入れると丁寧だ。
お礼の気持ちを伝えたいという思いが込められていれば、短文のお礼メールであっても、受け取った相手には好印象を与えられるはず。
飲み会・食事会・接待のお礼メールに記載したい内容
出典:【例文】会社の会食・飲み会・接待・食事会後に送るお礼メールの書き方 - U-NOTE[ユーノート] - 仕事を楽しく、毎日をかっこ良く。 -
お礼メールといっても、季節の挨拶や冠婚葬祭の挨拶ではないため、過度にかしこまった文面にする必要はない。
しかし、お礼の気持ちがしっかり相手に伝わるようなメールを書くことは最低限の礼儀である。
飲み会のお礼メールを送る大まかな文面構成としては、下記のポイントを押さえておこう。
飲み会・食事会・接待後に送るお礼メールの構成
飲み会後に送るお礼メールの構成①:「件名」
飲み会後に送るお礼メールの構成②:「相手の名前」
飲み会後に送るお礼メールの構成③:「挨拶」
飲み会後に送るお礼メールの構成④:「お礼」
飲み会後に送るお礼メールの構成⑤:「飲み会の簡単な思い出話」
飲み会後に送るお礼メールの構成⑥:「感謝の気持ち」
飲み会後に送るお礼メールの構成⑦:「締めの言葉」
飲み会後に送るお礼メールの構成⑧:「会社名・自分の名前」
◎上司への飲み会のお礼メール文例
【社内上司】 万人むけの飲み会お礼メール例文。とくに心に残る話がなければ、あたり障り無いコメントでOK。
メール件名:飲み会のお礼
○○さん(社内先輩)
昨晩はご一緒させていただき、誠にありがとうございました。
○○さんのお仕事での苦労話など、普段はなかなか伺うことのできないお話しをいただき、とても勉強になりました。○○さんのご助言を胸に今後も仕事に精進して参ります。
よろしければお時間のある際にぜひ、またお誘い頂ければ幸いです。
今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。
翌日に会って直接お礼するのが基本
上司への飲み会お礼の基本マナーは『会って直接お礼する』です。翌日、会社で顔を合わせるのにわざわざお礼メールをすることに意味はありません。
出典:飲み会『お礼メール』の例文10選 – 対上司・社内むけ
ところが上司が飲み会の翌日に出張であったり、あなた自身が出張したりで会う機会のないとき。こんなときにだけお礼メールを使います。
【社内上司】 飲み会のお礼とともに、印象に残った上司の話を入れておくパターン。
メール件名:昨晩のお礼
○○ 部長(社内上司)
昨晩はご馳走になり、誠にありがとうございました。
「営業はモノではなくヒトで売る」というお話を伺い、
私もそのような営業マンを目指していきたいと強く感じました。
至らない点も多々あるかと存じますが、今後ともご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
必ず飲み会の翌営業日(朝イチが望ましい)に送る
飲み会のお礼メールは必ず翌営業日に送りましょう。金曜日にご馳走になったのであれば、翌週の月曜日でかまいません。土日にビジネスメールを送るのは極力止めておきましょう。
出典:飲み会『お礼メール』の例文10選 – 対上司・社内むけ
そして飲み会のお礼メールは朝イチに送ることがもっとも理想的です。
これは理屈ではなく単なるビジネスマナーです。ときが経てば経つほど、お礼メールを送るのがめんどくさくなりますし、受け手である上司からの心象も悪くなります。
【社内上司】 万人むけの飲み会お礼メール例文。とくに心に残る話がなければ、あたり障り無いコメントでもOK。
メール件名:昨晩のお礼
○○課長(社内上司)
昨晩はご一緒させていただき、誠にありがとうございました。
○○課長の貴重な経験談を伺うことができ、とても勉強になりました。私も、○○課長のように顧客から愛される営業マンを目指していきたいと強く感じました。
よろしければぜひ、またお声がけ頂ければ幸いです。
今後ともご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
お礼メールはダラダラと書く必要はない
ところで飲み会お礼メールの例文をネットで調べてみると、あまりにかしこまり過ぎというか、ダラダラと書いている例文が多いです。
出典:飲み会『お礼メール』の例文10選 – 対上司・社内むけ
たとえば「料理がおいしくて感動しました」とか。明らかに不要な文章です。
もし本当にすばらしいレストランや料亭、気の利いたお店でご馳走になったのであれば、それでも構いませんが…。
せめて「お店の蕎麦がこれまで食べたことのない味わいで、感銘を受けました。すばらしいお店をご紹介いただきありがとうございます」というように、具体的にほめるべきです。
本文の感想というか、ひと言を添える部分は1~3文くらいで十分です。
◎お礼メールの具体例
上司との飲み会には
・全額上司が負担
・上司が多めに負担
・割り勘
の3パターンがあると思います。
部下としては、上司の太っ腹加減も気になるところですが、
それはお礼メールにも若干の表現の違いが出てきます。
全額上司からのご馳走の場合
「奢ってもらうつもりではなかったのに…」というニュアンスを含めた文章にします。
===============
件名:昨晩はありがとうございました。
○○課長(社内上司)
昨日は楽しい時間をご一緒させていただき、ありがとうございました。
また、すっかりご馳走になってしまい、恐縮しております。
あまりのお酒の種類の多さについつい飲みすぎてしまいました。
どれも大変美味しくいただきました。
課長からのクレーム対応のお話、とても勉強になりました。
これから先、同じようなケースにぶつかったときには、課長の経験談を思い出し、適切な対応を取れるように頑張ります。
これからもぜひ、アドバイスなどいただきながら仕事に励みたいと思います。
今後もご一緒させていただける機会があれば幸いです。
直接お会いしてお礼を申し上げるべきところですが、勤務時間の都合でしばらくお会いできないようです。
大変恐縮ですが、メールにてお礼申し上げます。
上司が多めに負担した場合
この場合も、自分より多く支払ってくれたことに対する感謝の気持ちを含めるべき。
「すっかり」は嫌味になってしまいますので、そこまでの表現は使わないでおきましょう。
===============
件名:昨晩の飲み会のお礼
○○課長(社内上司)
昨晩はとても美味しいお店でご馳走になり、本当にありがとうございました。
仕事上の悩みを聞いてもらった上に、助言までいただけたこと、嬉しかったです。
この先は自信を持って、さらに上を目指せるよう、努力を続けていこうと思います。
お時間があればぜひ、また美味しいお酒とお話、ご一緒させてください。
直接お会いしてお礼申し上げるところですが、今朝から出張のためメールにて失礼します。
割り勘の場合
ストレートに、「貴重な時間を過ごせたこと」に対するお礼が伝わればそれで十分です。
===============
件名:昨晩の飲み会、ありがとうございました。
○○課長(社内上司)
昨晩はお食事に誘ってくださり、ありがとうございました。
とても有意義な時間を過ごすことができました。
教えていただいた『△△』という本、昨日の帰り道にさっそくAmazonで注文しました。
届くのが楽しみです。
読み終えたら感想をお送りしますね。
よろしければ、またお声掛けくださると嬉しいです。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
◎相手別のお礼メールの文例
先輩への飲み会のお礼メール
食事やお店を評価するときは上から目線にならないよう注意する:上司が注文した料理や好物の品があれば、その料理について感想を述べると喜ばれます。
ただし、上から目線で評価するような表現にならないよう、言葉を選ばなければなりません。
例えば、焼肉をご馳走になった場合、「値段が高いだけあって、カルビの味は見事でしたね」という書き方だと失礼です。
「あんな美味しいカルビは初めて食べました」などと素直に伝えるほうが好感をもたれるでしょう。
先輩への飲み会のお礼メール文例
件名:お食事のお礼
〇〇さん
お疲れ様です。
昨日はお食事にお誘いいただき、
ありがとうございました。
〇〇さん行きつけの焼き鳥店、
お肉が柔らかくて焼き加減が最高で
とても美味しかったです。
また、ご趣味のゴルフのお話まで伺えて、
とても楽しかったです。
近いうちにご一緒させていただけると幸いです。
次回はぜひ私から誘わせてください。
メールで失礼ですが、ありがとうございました。
営業部 〇〇
上司(社長・役員)への飲み会のお礼メール
お礼メールを送る相手に合った内容の文章を送る:仕事の活躍を誓う言葉では、飲み会に誘ってくれた上司の立場に応じて、関連性の強いメッセージを添えるようにすると喜ばれます。
例えば、食事の相手が課長の場合は「課の数字に貢献する」「課を盛り上げる役割を担う」などとし、部長の場合は「声を掛け合って総務部のチームワーク力を高める」「数字目標を達成して部署を引っ張っていく存在になる」といった言葉にしましょう。
相手が社長の場合は、上記の文例のように会社に貢献する一文を添えましょう。
上司(社長・役員)への飲み会のお礼メール文例
件名:お食事をご馳走になったお礼
〇〇社長
お疲れ様です。営業部の〇〇です。
本日はお忙しい中、交流の場を設けていただき
ありがとうございました。
普段、口にすることのできない豪勢な料理は格別でした。
また、〇〇社長のプライベートのお話まで伺うことができて
ありがたいひと時を過ごすことができました。
明日からは更に仕事を頑張り、
一日でも早く会社に貢献できるよう精進して参ります。
メールに失礼ではございますが、
取り急ぎお食事のお礼を申し上げます。
営業部 〇〇
上司(部長・課長)への飲み会のお礼メール
喜ばれるフレーズを添える:飲み会の席がとても楽しかったとしても、メールの文面をふざけて書いたり、嚙み砕いた表現になったりしないよう注意しましょう。
相手はあくまで上司です。
礼儀正しい文面を心がけ、丁寧に書き添えるのがマナーです。
上司の若かりし頃の武勇伝などを伺うことができたら、その話に触れるのもよいでしょう。
上司が、また食事に連れて行ってやりたいと思うような文面にまとめることも意識したいですね。
上司(部長・課長)への飲み会のお礼メール文例
件名:お食事のお礼
〇〇課長
お疲れ様です。
本日は残業でお疲れのところ、
お食事をご一緒させていただき、ありがとうございました。
課長おすすめのお刺身の盛り合わせは
とても新鮮で絶品でした。思い出すだけでまた食べたくなります。
また、〇〇課長の若手時代の仕事への取り組み方を伺うことができ、
非常に参考になりました。明日からは営業マンとしてプロ意識を持ち、
目の前のお客様と真剣に向き合って、ひとりでも多くのお客様に
よいご提案をして参ります。
早く一人前になって課に貢献できるよう頑張ります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
営業部 〇〇
◎あまり関わりのない別の営業所の上司や先輩などに、食事をご馳走になった場合のお礼メール文例
飲み会のお礼メールの【件名】は、取引先などの社外の人との飲み会や食事会の後に送るメールとは少しばかり書き方が異なる
社外の方との飲み会や取引先の方との飲み会では、【件名】は『飲み会~』ではなく『食事会~』と書くのがベターだろう。
どんなに無礼講な飲み会でも、社外の方との飲み会であればとくに『食事会』と記したほうが相手への印象がいい。
食事や飲み会でご馳走になった際のお礼メールの例文
出典:飲み会でご馳走になった場合のお礼メールの書き方と例文 – ビズパーク
△△さん
お疲れ様です。●●です。
昨日はお食事にお誘いいただき、ありがとうございました。
現在の仕事で不安を抱えていたので、△△さんに相談できて本当に良かったです。
お伺いした「行動してから考えてみよう」という言葉、これから仕事の指針にしていきたいと思います。
まだまだ未熟ですが、いちはやく成長して△△さんや他の皆様のお力になれるように努力して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
取引先を“接待”した場合
【件名】昨晩の食事会
○○株式会社 ××部
△△様
お世話になっております。
▽▽株式会社の〜〜です。
昨晩はお忙しい中、無理やりお付き合いいただき、
誠にありがとうございました。
△△様をはじめ、皆様と楽しい食事ができ、
大変に有意義な時間となりました。
メールにて失礼かとは存じますが、
昨晩の食事会のお礼申し上げます。
今後とも、よりよいお付き合いのほど宜しくお願いいたします。
お店と料理の特徴を強めたお礼メールの例文
出典:飲み会でご馳走になった場合のお礼メールの書き方と例文 – ビズパーク
△△さん
お疲れ様です。●●です。
昨日お食事に誘っていただきありがとうございました。
私はあの時はじめてすっぽんを食べたのですが、本当に美味しかったです。
さっそく家族にも早速自慢しております。
また、仕事の相談にものっていただきありがとうございました。
慣れない環境で、右も左も分からない状態だったのですが、△△さんのお話を聞いて、
工夫できる点や改善していきたい点が見えてきました。
私はまだ至らぬ部分も多いと思いますが、いち早く成長して仕事でお返しできるようにします。
取引先に接待を受けた場合
【件名】昨晩の食事会、ありがとうございました。
株式会社□□ ○○様
いつもお世話になっております。△△会社の☆☆です。
昨日はすっかりご馳走になりまして、誠にありがとうございました。
素晴らしいお店で、お料理も最高でした。特に〇〇と○○酒は絶品でした。
今回のプロジェクトの流れも、お互いに良い方向に向かっていることが確認できたような気がします。
次回は私どもでお席を設けたいと考えております。また、お時間を作っていただければ幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
飲み会の機会を作ってくれたお礼メールの例文
出典:飲み会でご馳走になった場合のお礼メールの書き方と例文 – ビズパーク
△△さん
お疲れ様です。●●です。
昨日は飲み会に連れて行っていただき、ありがとうございました。
美味しいお料理とお酒を飲みながら、△△さんのお話を聞けて本当に楽しい時間を過ごせました。
仕事の面での迷いで相談させていただいたとき、△△さんから受け取ったアドバイスで、迷いが晴れた気持ちになりました。
私自身まだまだ未熟なため、ご迷惑を掛けてしまうこともあるかもしれませんが、いち早く仕事でお返し出来るように成長していきますので、何卒ご指導のほどよろしくお願いいたします。