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○高1・2生ともに共通していえる大切なことは「基礎をしっかりと身に付けること」

定期テストを重視する理由
高校で習ったものを定期テストや小テストまでにしっかりと復習すること、これだけを繰り返しておけば十分に基礎学力が身に付きます。
「1年生で受験対策なんて想像もつかない」「先取りも難しい」という方は多いでしょう。
しかし、定期テストなら範囲も決まっていて、習ったことが出ますから、勉強しやすいのではないでしょうか。
私も2年生になってから志望校を東大に決めて、テスト対策を中心に勉強したことで、ぐんぐん力がつきました。
特に、英語・数学は満点をめざしましょう。

この時期に最も大切なことは
「学力」よりも、勉強をする「習慣」やメリハリをつける「習慣」など、勉強をするための「生活習慣」という受験において最も大切な基礎を身に付けることです。
高校生になると部活動や体育祭、文化祭といった行事が忙しくなってきます。私は受験勉強のためにそれらを犠牲にすることがよいとは思いません。
大学生になると高校のような「クラス」といったものがなくなるため、同じクラスの仲間や部活の仲間と何かに夢中になったり、みんなで何かに取り組んだりといった貴重な時間は大切にすべきだと思います。
それらに打ち込みながらも、メリハリをつけて勉強する時間を作ることや、両立させていく習慣を作っていくことが大切です。

高校1年の夏休みといえばようやく高校生活に慣れてきたころでしょうか。夏休みでは 今まで取り組めていなかった部分の学習 や1学期の間で 苦手意識ができてしまった部分の復習 が大切です。定期テストの見直しやZ会の教材などを使って復習するといいですよ。ただし 高校生活初めての夏休みを楽しむ ことも忘れないでくださいね!!

出典:マネジメント/夏休みの過ごし方 - 【Z会公式大学受験情報サイト】Z-wiki - アットウィキ

例えば部活が忙しいなら、部活が終わった後は疲れているので家に帰ったらすぐ寝て、次の日の朝早めに起きて勉強をするといったような工夫ができます。このように少しでも工夫して身に付けた習慣は、高3生になってから生きてきます。

夏休みは部活ばかりしていました。部活で忙しく、帰りは毎日遅かったので、毎朝早起きをして、その日のうちにやらなきゃいけないことを片付けてから部活に行ってました。 時間の使い方を工夫して、高校生活でしかできないことにも積極的にチャレンジ してみてください!!

出典:マネジメント/夏休みの過ごし方 - 【Z会公式大学受験情報サイト】Z-wiki - アットウィキ

東京理科大学理学部2006年度入学

授業の予習と復習がとても重要
多くの高校の授業は高3生になるまでは受験に目を向けるというよりも、一つ一つの分野に時間をかける形で行われています。
その分、他の分野とのつながりは見えにくいのですが、一つ一つの分野の定着に時間を割くことができます。そのため、授業の予習と復習がとても重要になります。
この時点で各分野の基礎を理解して、解くことができる問題のレベルを高められれば、高3生になって復習したときに応用レベルの問題からスタートできます。

一週間のうち、それ以外の時間は何をしていても構いません。けれど、自分が勉強をすると決めた時間だけは、勉強に取り組んでください。高校の課題なり、塾の宿題なり真剣に取り組みましょう。
この勉強一辺倒ではない「自分のやりたいことと両立させる姿勢」こそが、高3生になったときに燃え尽きてしまうことを防ぐ最善の策でしょう。

出典: 逆算から立てる学習計画(文科一類) | 東大受験を乗り切るために | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾

メリハリをつけるとは、「勉強する時間と曜日を決める」ということです。

○国語・英語・数学の基礎をしっかりと定着させることを重視

英語と数学の基礎を固める
比較的即効性が低いのに、受験で欠かせない科目が英語と数学です。
この2教科を早めから準備しておく必要があることは、河合塾をはじめとするさまざまな塾・予備校で、英語と数学の授業だけは高1・2生から必ず開講されていることからも明白です。

最低限身に付けておきたい内容は、英語なら単語力と文法運用能力です。この2つがないと、後に和訳・長文読解・英作文をやったとしても伸びが期待できません。

数学なら、学校の教科書の章末レベルの問題をしっかりと自力で解ききる力を身に付けましょう。英語と同様、基礎力がないと応用問題に取り組んだ際に伸びることができません。
以上の段階が終わった人はどんどん応用問題を解いてください。

出典: 逆算から立てる学習計画(文科一類) | 東大受験を乗り切るために | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾

しっかりと基礎力を身につけていけば、合格の可能性は大いにあると思います。

英語、数学は中学での履修が前提
英語、数学は中学での履修が前提となっているということをまず思い出してください。そして物理や化学、生物といった理系科目、この中でも特に物理、化学というのは物理であれば力学、化学であれば理論化学というものが前提として教科書も授業も進んでいくのです。
この前提を鑑みずに「今日から頑張ろう」と一生懸命授業を受けても理解できない、周りの人と同じ問題集や参考書を勉強しても一向に成績が上がらない、できるようにならないのは「当たり前」なのです。

国語でいえば、論説など入試で出てくるような固い文章に慣れたり、古文・漢文の文法を一通り理解したりということを実践していました。
数学や英語は、授業の進度に合わせ、習っている単元や分野をきちんと理解して、問題集を使用し、類題を解けるようにしていました。

出典: 東大型の問題に触れる時期(文科三類) | 東大受験を乗り切るために | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾

どの大学に行くとしても必要となってくる国語・英語・数学の基礎をしっかりと定着させることを重視

予習・復習をすることの意味は、
予習:できなかった問題や分からない分野を把握する
復習:その分野をもう一度見直し、苦手を解消するという点にあります。                             普段からこのような観点で予習・復習をすれば、自然と自分の弱点分野などが把握できるはずです。また、東大の論述問題(特に社会)では基本的な知識を「しっかりと」理解することが必要ですから、高1・2生のうちから丁寧な勉強を心がけることが大切になってきます

出典: 何度も復習して弱点を克服!(文科三類) | 東大受験を乗り切るために | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾

問題集はあまり手を広げすぎず、長期休暇中に何冊か絞って取り組むことをおすすめします。

○各科目の定期テスト対策や勉強法

英語の定期テスト対策法
英語は、教科書を丸暗記する勢いでよいと思います。教科書のCDがあるならそれも使って、単語だけでなく文全体を頭にいれます。
これはテストの点を取るためだけでなく、単語や構文の正しい使い方が身につくうえ、短文をストックしておくと東大入試の英作文を書くときに重宝します。
テスト期間は、このような教科書重視の勉強でよいですが、普段は自分の単語帳を毎日続けることが大事です。どんなに頑張っても、英単語は、継続することでしか身につきません。できる限り早くから始めましょう。

読解力、構文・解釈力、文法力、語彙力の関係
①読解力の基礎の基礎には、④文法力⑤語彙力があります。
それが固まってくると、②構文・解釈ができるようになります。
②を固めてはじめて、①読解が正確にできるようになるのです。
ポイントは、上図のように、能力がピラミッド構造になっていることです。
ピラミッドは、下方が広いからこそ、 上方に大きいものを積み上げられます。
当たり前ですが、その方が安定するからです。

試験では、あなたの英語力が様々な面から測定されます。
読解力、文法力、語彙力…これらの力がどのような関係にあるのかを知ることが、
英語学習の第一歩と言えるでしょう。
何ができていないのか、その原因は何か、そしてできるようになるにはどうするか。

出典:偏差値40から東大に逆転合格!現役東大生が教える最強の勉強法:【大学受験】偏差値40~55の人向け!結果の出る英語自習法

このページを読んでそれらをシンプルに理解し、勉強の内容を自分に合わせて考えてみましょう。

数学の定期テスト対策法
数学は、高校でもらう問題集をとにかく何周もやりこんで、習った定理、公式、数式変形などを自由に使えるようにします。
1、2年生の数学は、入試では道具として使われます。入試問題の解法の糸口を見つける方法は、受験対策のときに身につければよいので、今は単元ごとのパターンを知っておくだけで十分です。

東大生に聞いたところ『解法の暗記』が近道なようです。                とにかく一つの参考書を繰り返しやりぬき、解法を暗記するくらいまでやりこんだ。その際に、どのページにどんな問題があるかを覚えないように見出しを隠しておいた。
分野ごとに問題の関連図を作り、どの問題でどのような定理を使うかを紐付けした。解くときに頭のなかでその関連図を思い浮かべ、その中で近い解法をから当てはめていけるので、問題を解く時短にもなった。

出典:東大生に聞く!主要3教科の勉強法を紹介 | 家庭教師ガイド

苦手な人は、とにかく数に触れ、解法を覚えることが先決でしょう。

国語の定期テスト対策法
国語は、勉強の仕方が難しいと思いますが、古文の知識や漢文の句型を習った範囲で覚えておくくらいでよいと思います。

1年生の間は、テスト対策と英単語や高校の復習、宿題を中心とした基礎的な勉強でよいと思いますが、2年生はステップアップして、徐々に入試も意識していきたいですよね。
2年生の後期くらいからは、センター試験の過去問をやってみましょう。

「対策が出来ない!」という声も聞く現代文ですが、東大生は以下のように勉強していたようです。
私は新聞・本を音読しました。黙読だと、単語の読み方がわからないままにしたり、難しい日本語の使い回しを読み飛ばしてしまったりするので、音読は効果的です。お昼すぎなどに眠くなってきたら取り入れるなど、工夫していました。
通信教育の添削問題などで作文する力をつけました。やはり、作文する機会と添削してくれる人がいないと、本当にわかりやすく論理的な文章を書けるようにはなりません。通信教育の問題には四コマを文章化するなど面白いものが多かったので、楽しく作文力をつけられました。
古文・漢文では、単語の短期、文法の暗記は不可欠です。しかし、ただ暗記するだけではモチベーションが続かないのは東大生も一緒。
小説が好きだったので、現代語訳付きの源氏物語や伊勢物語等の作品を読み、小説感覚で古語の言い回しや品詞の変化を覚えました。代表作を一通り頭に入れておくと、試験でまるっ切る同じ文章が出たりするので、問題を読む必要が無い場合もあり、特をした気分になれます。

出典:東大生に聞く!主要3教科の勉強法を紹介 | 家庭教師ガイド

モチベーションが続かないのは東大生も一緒。各々でうまく工夫をしているようです。

理社の学習ポイント
受験前にもう少し時間が欲しいと感じましたので、2年生の後半くらいから本格的に始めるとよさそうです。

逆に言えば、高校1年生~2年生の前半までは英数を中心に勉強しましょう。理社は身につけるべきところをピンポイントで勉強するようにして、比重を軽くするべきです。
気持ち的には、「英数の息抜きに理社をやる」というくらいでよいと思います。

物理・化学の学習ポイント
理科は、2年生の後半からスムーズに演習へ入るための準備が必要です。 物理には、言葉の定義を理解していないと解けない問題があります。そのため、定義を覚えることが大事です。
また、公式は導出をしっかり理解することで間違えて覚えてしまう危険が減るうえ、公式の使いどころも間違えなくなります。習ったときに、時間をかけてでも理解しましょう。
化学は計算で解く問題と知識で解く問題に分けられますが、3年生では前者のための演習に時間を使いたいので、後者の暗記分野は2年生の間にある程度潰さなければいけません。

物化ともに、知識用ノートを自分で作ると知識の定着にも確認にも効果的です。後で自分が見て理解しやすいように色や図を使って、定義・公式の導出をまとめたり、化学なら語呂合わせを考えたりすることもおすすめです。
ノートを作ったあとは、定着したか確認するために問題を解くとよいでしょう。

私は化学の暗記を2年生で済ませていたおかげで、思う存分計算問題に時間を費やして苦手を潰せましたので、その恩恵を知っています。もし3年生のときに演習をしながら暗記もしなければいけなかったら、と想像すると恐ろしいです。

出典: ピンポイントな勉強で下準備 | 東大生に聞く! 高1・2生がやるべきこと | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾

文系の理科や理系の社会に関しては、センター試験が近づいたら徐々に勉強を始めればよいでしょう。1、2年生の間は授業をしっかり聞いて、テスト前に対策をする程度でよいと思います。

○文理選択のタイミング

理想的な決め方
将来どんな職業に就きたいか、何がしたいかが一番の決め手となります。たとえば、弁護士になりたい人はどんなに社会が苦手でも文系に進まなければなりませんし、医者になりたい人はどんなに理科が嫌いでも理系に進まなければなりません。

このように、将来希望する職業がある人は、得意科目によらず自然と文理が決まるでしょう。それが一番楽で、一番理想的な決め方だと思います。
しかし、なりたい職業がまだ見つかっていない高校生の方が多数派かもしれません。そういった人が次に考えるべきは、大学でどんな勉強がしたいかです。

高校生の時点で、将来本当に何がやりたいのかなんて、自分でわかっている人の方が少ないのではないでしょうか。それでも、長い大学生活の中で学ぶにあたって、ただ得意だからという理由だけで選ぶのではなく、面白い、興味があると感じるものを選ぶようにした方が、長続きもするし身につくのではないかなと僕は思います。僕の失敗は、自分が本当に興味を持って学びたいと思っている方向でなく、得意不得意で分離の選択をしたことです。
受験は学ぶというプロセスの通過点の一つに過ぎません。なので、目先の有利不利だけで進路を選ぶのではなく、大きい視点で何を学んでいきたいかをじっくり考えてほしいなと思います。

出典:https://u17.shingaku.mynavi.jp/article/1144/

今の高校生が、許斐さんのような後悔をしないように、アドバイスすること

高校と大学の学びは著しく異なるのですが、高校にいると大学の情報はほとんど入ってこないので、情報を集めに行かないとなんとなくのイメージしか持てません。

そこで、大学のイベントに出向いたり、大学パンフレットや各種書籍で情報を集めたりすることが本当に大切なわけです。

オープンキャンパスや学園祭は、大学の模擬授業や、大学生と自由に話せる企画(過去の企画の様子、東大ガイダンス@オープンキャンパス2015)が開かれており、大学での学びを知る絶好の機会です! 東大では8月にオープンキャンパスが、5月、11月に学園祭があり、毎年多くの高校生が来場しています。

出典:東大ガイダンスブログ♪:「文理選択・科目選択」@エンドウセイヤ - livedoor Blog(ブログ)

定期的に東大のページをチェックしてみてください。

国語・数学から決めるのは間違い?
よく「数学が苦手だから文系」「数学が得意だから理系」という人がいますが、東大受験に限っては、その考え方に飛びつくのはおすすめしません。
理由は、文類・理類の数学の難易度です。
文類の数学は簡単なため、高得点での争いになり、数学が苦手な人は大きく差をつけられてしまいます。
一方、理類の数学は難しいため、数学が相当得意でないと他の人に大きな差をつけることが難しく、逆に数学が苦手でも平均点が低いので大きな痛手にはなりません。
国語は文類・理類でほとんど同じ問題であり、文類のみに課される大問は配点が低いうえに難度が高く、差がつかないからです。

入り易いのは圧倒的に、文3と理2です。
(関係者の間では常識)

そのふたつでも、数学が苦手でも入れる文3は入り易いといっていいのでは?
ただ文3は、趣味に生きると言いますが、
語学が文1、文2が共同クラスなのに比べ、文3だけ別のクラスですし、ちょっと離れた扱いになります。

出典:東大志望の高校1年です。現役東大生、または、東大卒の方に質問で... - Yahoo!知恵袋

合格ラインは東大実戦(駿台)で、440点中215点(偏差値58)です。

○高2の夏が最大のチャンス

これは難関大現役合格者の、学年・時期別学習時間を調査した結果である
これによると、高3の夏には平均8時間9分勉強していた。

通常の2倍の勉強量であることがわかる。君たちのまわりにも、必死で勉強している受験生の先輩たちがいるはずだ。では、高2のときはどうだろうか。結果は通常で2時間23分、夏休みで3時間28分と、夏休みは通常よりも平均で1時間多く学習していた。

受験学年になれば、夏休みに10時間近く勉強するのは当たり前。ということは、高3のこの時期に逆転するためには相応の努力が必要であることは想像に難くない。一方、高2の夏にまとまった時間を有効活用すれば、大逆転するチャンスとなり得る。受験生と同じように勉強することは、多くのメリットをもたらすだろう。

出典:東進 404 error page

難関大:東京大、京都大、北海道大、東北大、などの現役合格者のアンケートです。

いかに時間を生み出すかという視点で取り組めば、高2の夏に通常より多くの時間をかけて学習に取り組むことは可能なはずだ。勉強する時間と部活動に専念する時間、または余暇にメリハリをつけて、充実した夏にしてほしい。

出典:東進 404 error page

難関大:東京大、京都大、北海道大、東北大、などの現役合格者のアンケートです。

夏にやって良かったこと第1位「将来について考える」44.6%
次に、難関大現役合格者に対して「高2の夏にやって良かったこと」を調べた結果を紹介する(資料2)。第1位は「将来(夢)について考える」で44.6%、第2位は「基礎固め」で39.7%、第3位は「受験を意識した勉強」で21.2%であった。

先輩たちからは、「難しい問題を選ぶよりも、高2の夏は基礎を意識して勉強することを強くおススメめします」(東京大学理科Ⅱ 類1年・Sさん)など、実体験に基づくアドバイスが寄せられた。
夏休みに入る前はチャンスだ。夏そのものを充実させるため、高2生はもちろん、高1生も憧れの志望校や学びたい学問について、調べたり深く考えてみてほしい。また入試までを具体的にイメージし、目標と計画を立てて学習を進めていこう。

出典:東進 404 error page

難関大:東京大、京都大、北海道大、東北大、などの現役合格者のアンケートです。

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