〇受付係が行う主な内容について
結婚式受付係の仕事とは?
結婚式の受付は、結婚式・披露宴に到着したゲストがいちばん始めに立ち寄るところ。
受付係は、両家の「顔」として、新郎新婦両家に代わり、来てくださったゲストをいちばん始めにお迎えする、大切な役目です。
受付係の主な仕事は次のとおりです。
・ 親族側の立場から挨拶 をする
・ゲストの芳名帳への記帳、ご祝儀を受け付け、 お金の管理 をする
・ゲストに席次表・席札を渡し、 会場の案内 をする
なにより笑顔を忘れずに!
出典:http://www.kekkon-j.com/manual/receptionist/step10.html
結婚式当日、ゲストは、新郎新婦の晴れの姿を楽しみに、祝福の気持ちをめいっぱいのお洒落で表現しながら、心地よい緊張感とともに会場に向かわれます。そのため、会場へ到着したときには、「無事に会場までたどりつけた…」という安堵感や、ちょっとした疲労感も感じるもの。そんなときに、受付を笑顔で迎えられると、ほっと疲れも癒されますよね。
さらに、笑顔でいることで、周りの雰囲気がパッと華やぎ、自然と優しい気持ちになれるもの。この日のためにはるばる見えられたゲストだけでなく、自分自身の緊張までも解いてくれる力があります。
(1)案内係の仕事
案内係は、ゲストへのご挨拶、配布物の手渡し、および開宴までのご案内を行います。具体的な対応手順は以下の通りです。
預かったご祝儀を、ご祝儀係へ渡す
ゲストに記帳のお願いをする
ゲストに配布物を手渡す(席次表・お車代など)
開宴までのご案内(控え室・ウェルカムドリンクの説明など)
複数名で受付をする場合は、新郎側・新婦側の受付係の初顔合わせとなることが多いでしょう。
しっかりとお互いの顔を覚えて、役割分担を確認しましょう。
出典:結婚式で受付を頼まれた方必見!当日の服装と流れを徹底解説 | みんなのウェディングニュース
多くの場合、受付係は新郎側新婦側がそれぞれ2名ずつで、多くの場合、1名が主にご祝儀を受け取る係となり、もう1名が主にご案内・誘導をする係となります。
どちらがどの仕事を受け持つか、またはふたりが同時に行なうか、を確実にします。
特にお車代やイレギュラー対応が必要なゲストの把握は大切です。
受付係同士がひと目でわかるように、ゲスト名簿(リスト)にマーカーをひく・フセンを貼るなどしておきましょう。
また、ゲストに気づかれないようにさりげなくチェックをすることも重要です。
受付係は、当然ですが、私語は厳禁。
(2)受付(ご祝儀係)の仕事
ご祝儀係は、責任を持って受付にてゲストの方からのご祝儀を預かります。具体的な対応手順は以下の通りです。
ゲスト名簿をチェックし、ゲストの照会を行う
ご祝儀と芳名帳を専用の袋に入れ、会計に渡す
もっとも重要な任務はご祝儀の受け取りです。多額のお金が集まる場所なので、緊張感をもって役割を果たしましょう。
出典:結婚式で受付を頼まれた方必見!当日の服装と流れを徹底解説 | みんなのウェディングニュース
ポイントは
・ 持ち場を離れない。トイレなどで離れるときも、必ずひとりはその場にいること。
・ 預かったご祝儀(あるいはご祝儀を納めている金庫の鍵)を最終的に渡す相手は必ず「決められた人」だけに。
間違っても、「渡そうと思ったけど、その人がいなかったから」といって、別の親族、ましてや担当外の会場スタッフに手渡しては、絶対にいけません。
会場の金庫に預ける段取りの場合は、その担当スタッフと一緒に金庫まで出向き、預かった鍵を確実に「決められた人」に渡すことをその場の全員で確認します。
〇結婚式の受付を頼まれたら前日までに確認しておくべきこと
当日の会場スタッフはとても忙しく、受付係の細々したことをその都度確認する時間はありません。
受付係の仕事をスムーズに行なうためにも、当日までに、おおまかでよいので、次のことを確認しておくと安心です。
・受付係の 集合時間と開始時間
・受付で預かった ご祝儀の保管先・お渡しする相手(親族の誰か)
・受付から お車代を渡すゲストはいるか、またはそのリスト
・ 新郎新婦または親族に取り次ぐ必要のあるゲストの有無
・ 遅刻者への対応
「時間と流れ」をしっかり確認 当日、受付係は受付時間前に集合し、多くは受付係同士の顔合わせや、会場スタッフから事前説明を受けます。
出典:http://www.kekkon-j.com/manual/receptionist/step06.html#step06-03
余裕を持って会場へ向かうためにも、あらかじめ受付係の集合時間、また、受付の開始時間をしっかり確認しておきましょう。
結婚式の受付は、主に「挙式前の受付」と「披露宴前の受付」の2つのパターンがあります。これは、会場場所や挙式スタイルの違いによるためです。
特に、受付が混乱しないように、イレギュラー対応が必要になるゲストがいるかどうかの確認はしておきましょう。
出典:結婚式で受付を頼まれた方必見!当日の服装と流れを徹底解説 | みんなのウェディングニュース
受付当日にすること受付係は当日遅刻するようなことがあってはいけません。
公共交通機関の不測の事態も考慮して、 早め早めの行動 を心掛けましょう。
会場についたらまずトイレを済ませ、お化粧チェック、全身チェックを行い、貴重品以外の荷物をクロークに預け、身軽に動けるようにしましょう。さらに余裕がある場合は、会場のトイレやクロークの場所、その他の主立った施設の位置を確認しておくと、受付係としては完璧です。
新郎新婦との事前打ち合わせをしっかりとしておく
新郎新婦との打ち合わせを事前にしっかりとしておきましょう。
結婚式当日は新郎新婦と話をしている時間はありません。受付係の人数や担当者名、集合時間や注意事項など新郎新婦のリクエストを事前に確認しておきましょう。
「お車代」「心付け」とは?
遠方から結婚式に来ていただいた場合や、スピーチ、余興などを頼んでいる場合の招待ゲストへ、
マナーとして新郎新婦から、「お車代」「心付け」としてお金を包みます。
記帳をお願いした後に渡すことが一般的です。
受付係の最中に手が空いたら席次表とゲスト名簿を照らし合わせ、ゲストの出席状況を再確認。この時、お車代などがきちんと渡されているかの確認も忘れずに。万が一、忘れていた場合には、この合間に、信頼のおける代理の方を立て、ゲストにお車代を渡していただくようお願いをします。
〇結婚式当日 受付が始まるまでの流れ
会場に到着したら?
受付の多くは、挙式や披露宴の30分前から始まります。当日は、事前に受付係の顔合わせや、会場設備の確認などができるよう、余裕を持って、集合時間の30分前には会場へ着くように家を出ましょう。また、会場に到着し次第、時間が取れるようであれば、まずはご両家へご挨拶に伺いましょう。
受付が始まる前には必ずトイレを済ませましょう。
受付が始まると、両家の代表として、ゲストからご祝儀をいただきます。責任を持ってお預かりし、どんなことがあっても持ち場を離れてはいけません。また、荷物はクロークへ預けましょう受付が始まると、たくさんのゲストがいらっしゃいます。会場によっては不特定多数の人が出入りします。受付の仕事に集中するためにも、コートやバッグなど、必要なもの以外はすべてクロークへ預けましょう。
会場に到着したら、まずは身だしなみのチェックをして服装やヘアメイクを整えておきましょう。
出典:結婚式の受付を依頼されたときの服装やマナー、当日の流れをチェック!|マイナビウエディングPRESS
集合場所で会場スタッフに「●●家の受付係です」と声をかけ、到着したことを知らせます。また、受付はご祝儀を預かるという大役を担っているので、面会可能であれば新郎新婦や親族へ結婚式のお祝いを兼ねてご挨拶をしておくとより丁寧。預かったご祝儀を手渡す親族がいれば、最初に顔合わせをしておくとお互いに安心です。ここでの大前提は遅刻をしないということ。会場までのアクセスを事前に確認しておくことはもちろん、遅延など想定外の出来事にも備えて早めに行動するように心がけましょう。
受付係の集合時間になったら「受付係・会場スタッフの顔」をしっかり確認
新郎新婦から事前に伝えられた時間までに、あらかじめ指定された集合場所に向かいましょう。受付係、および会場スタッフの初顔合わせの場となります。 受付開始後にご祝儀がなくなるなどのトラブルを防ぐためにも、ここでしっかり「受付係・会場スタッフの顔」を覚えておきましょう。
受付係の顔合わせを終えた後、会場スタッフより説明を受けます。受付に用意されているものや、受付方法についての説明、会場設備などを確認しましょう。その後、各自ポジションにつきます。受付準備が整い次第、早めに見えたゲストをお迎えしましょう。
会場の導線確認 。受付では、ゲストから「荷物はどこに預けられますか?」「待合室はどこですか?」など会場設備について質問されることもしばしば。
出典:結婚式の受付を依頼されたときの服装やマナー、当日の流れをチェック!|マイナビウエディングPRESS
クロークやお手洗い、待合室などゲストが必要とする設備がどこにあるのか事前に確認しておくとスムーズです。
~確認しておく導線~
・お手洗い
・クローク
・待合室
・更衣室
・喫煙スペース
・授乳室 など
受付がはじまる前に確認。役割分担を決めましょう
結婚式は、親族や友人などが久しぶりに再会し、懐かしい話に花を咲かせる光景もあちらこちらで見られます。そのため、思わず話し込んでしまい、挙式や披露宴の始まる直前に突然受付が混みあってしまうというハプニングも…。そのようなときにもあわてないために、あらかじめ役割分担を決めておきましょう。
「ご祝儀をお渡しする人」を確認しましょう。受付でゲストからいただいたご祝儀は、受付係が全責任を持ってお預かりします。
出典:http://www.kekkon-j.com/manual/receptionist/step01.html
多くは、受付が終わり次第、芳名帳と一緒に専用の袋にまとめて、新郎新婦のご両親、もしくはご兄弟にお渡しします。
当日、「お預かりしたご祝儀を誰にお渡しするか」、大方は会場スタッフからの指示もありますが、まれに会場の金庫に一時的に預けるなど、受付やご祝儀の管理に至っては、ケースバイケースで、そのスタイルも様々です。ご祝儀は、何よりゲストから両家の代表としてお預かりした大切なもの。事前に「ご祝儀をお渡しする人」をしっかり確認し心得ておくことで、当日、万が一「誰に渡すの?」とあわてることもなく、落ち着いて受付に望むことができるでしょう。
〇受付の準備をしよう
受付に用意されているものを確認しよう
通常、受付に用意されているもの
・芳名帳
・筆(墨・硯・筆ペン・サインペン)
・広蓋(ご祝儀をのせるお盆)
・化粧和紙(風呂敷)
・ゲスト名簿
場合により、受付に用意されているもの
・ご祝儀を入れる専用袋(会場により)
・席次表(披露宴の人数や両家の意志により)
・演出グッズなどの配布物(友人の余興などにより)
・駐車券(駐車場のある会場など)
・言付かり物(お車代など)
そのほか、駐車券など会場側が用意するものがあるかもしれません。
出典:結婚式で受付を頼まれた方必見!当日の服装と流れを徹底解説 | みんなのウェディングニュース
また、新郎新婦側が独自に準備したもの、特にお車代などを会場スタッフから受付係に託される段取りの場合は、ここで確認しておきましょう。
きちんと説明を受け、必要な人に必要なものが手渡せるように心掛けましょう。
余興担当者にも配布物の確認を
出典:http://www.kekkon-j.com/manual/receptionist/step08.html
披露宴中の余興の中には、友人が特別に用意して、ゲスト全員に演出グッズなどを事前にお渡しする場合もあります。当日、余興を担当者が友人の場合には、受付で配布するものなどを事前に確認しておくと、とてもスムーズです。
ゲストが見えられる前に再確認
「必要なもの」が揃っているか確認しましょう
各自、受付のポジションについたら、受付に必要なものがすべて揃っているか、確認をしましょう。
「必要のあるゲスト」を確認しましょう
挙式や披露宴の間の連絡事項や、取り次ぐ必要のあるゲストの有無、 「必要のあるゲスト」のリストが両家から用意されている場合には、 リストにあるゲストの名前に、きちんと目を通しておきましょう。
お車代やお引き継ぎする必要のあるゲストの名簿を見て名前を確認
受付を開始する前に、お車代や新郎新婦とお引き継ぎする必要性のあるゲストの名簿を見て名前を確認しておきましょう。
対象のゲストの方がいらっしゃった際にスムーズにご案内ができます。
〇受付開始 挨拶の仕方は?
ご祝儀を受け取る
ゲストが見えられたら
必ず立って一礼をしましょう。 ゲストから祝福の言葉を受けたら、笑顔で挨拶をします。
ゲスト「 本日はおめでとうございます。(新郎・新婦の友人の○○と申します)。」
受付係「(本日はお忙しい中、ご出席いただき)ありがとうございます。」
※( )内は、混雑時には省略しても可
※ゲストが確実にご親族・ご家族とわかる場合には、「本日は誠におめでとうございます」と、こちらからご挨拶をしましょう。
親族のゲスト
「本日は誠におめでとうございます。お忙しい中、ご出席いただきありがとうございます。」
ご祝儀を手渡されたら?
出典:結婚式の受付を依頼されたときの服装やマナー、当日の流れをチェック!|マイナビウエディングPRESS
ゲスト:「本日はおめでとうございます」 ご案内係はゲストからお祝いの言葉を述べられた後、ご祝儀を手渡されたら、お礼を述べて両手で受け取りましょう。
ご案内係:「ありがとうございます。お預かりいたします」
このとき、ご祝儀係はご祝儀を受け取り、ご祝儀袋の名前からゲストリストに出席のチェックと、お車代やお手伝いの対応などが必要ないかどうか確認します。また、お預かりしたご祝儀袋はある程度お盆に積み重ねて置いておくほうが、おめでたい雰囲気がアップするので崩れない程度に乗せておくようにしましょう。
芳名帳への記帳をお願いする
芳名帳はゲスト側に向けて置きます。
受付係:「恐れ入りますが、こちらにご記帳をお願いいたします。」
その際、記入していただく箇所を片手で「どうぞこちらに」という気持ちで指してから、ペンを両手で手渡します。
名前、住所を記入していただくので、それなりの時間がかかります。
もっとも受付が渋滞しがちな場面ですので、特に失礼な態度がないように細心の注意をはらいましょう。
記帳をお願いするには?
出典:http://www.kekkon-j.com/manual/receptionist/step03.html
芳名帳の正面をゲストの方に向け、指を揃え手のひらを上に、手を添えながらお願いしましょう。お名前と住所を記帳していただきます。
※二つ折りタイプの芳名帳の場合は、片面にだけ書いていただくようにしましょう。裏映りしないというだけでなく、「表裏がない」という縁起担ぎの意味が込められています。
配布物を手渡し、控え室を案内する
席次表などを渡し、待合室を案内する
受付:「こちらが本日の席次表です。お名前のある席をご確認ください。待合室がございますので、お式開始まではそちらでお待ちください」
このとき、お車代を渡すゲストには
受付:「新郎新婦よりお渡しするようにと、ことづかっております」
と、ひとこと添えます。
お車代や無料駐車券などのお渡しが必要な場合は、ここで渡すことが一般的です。
受付係の最中に手が空いたら席次表とゲスト名簿を照らし合わせ、ゲストの出席状況を再確認。この時、お車代などがきちんと渡されているかの確認も忘れずに。万が一、忘れていた場合には、この合間に、信頼のおける代理の方を立て、ゲストにお車代を渡していただくようお願いをします。
ケースによってこのような一言を添えましょう。
【席次表を渡す場合】
・こちら本日の会場席次でございます。
【 会場がまだ閉まっている時の例 】
・それでは、会場の準備が整い次第ご案内いたしますので、あちらの控室でお待ちくださいませ。
【親族への引き継ぎ】
・△△が直接〇〇様にお会いしたいと申しております。ただ今呼んで参りますのでこちらで少々お待ちくださいませ。
ゲスト用に席次表が用意されていればいいのですが、無い場合もあります。席次表がない場合は…「〇〇様のお席は〇〇テーブルでございます。」と案内をしてあげましょう。
〇【開宴後】出席状況を確認と最後の大仕事をして無事に受付終了!
開宴したら、出席状況を確認
開宴したら式場付きの担当者が「もう入場されていいですよ」と声をかけてくれます。
ゲストが揃っているか確認し、ゲストが全員揃っている場合、ご祝儀と芳名帳をまとめましょう
遅刻者がいる場合は、受付係からひとりかふたり残し、会場に。受付をいったん閉めて披露宴会場に向かいます。
開宴時間にゲストが揃わなかった場合の対応は、事前に新郎新婦、会場担当者、更にご祝儀担当の親族の方と話し合っておきましょう。
ゲストが全員揃っている場合
ご祝儀と芳名帳を袋(会場で用意されている場合がある)に入れて、 「決められた人」 に直接手渡しましょう。
出典:結婚式で受付を頼まれた方必見!当日の服装と流れを徹底解説 | みんなのウェディングニュース
金庫に保管している場合は、その鍵を手渡します。
親族であれば、事前に挨拶をした 「決められた人」 に確実に手渡します。
会場の金庫に納める場合は、決められた担当スタッフと金庫に出向き、きちんと保管されたところまでを確認して、鍵を預かります。
ご祝儀の手渡し方法はいろいろなパターンが考えられますが、一番確実に確認すべきことです。
新郎新婦、会場スタッフ、受付係でしっかりと段取りを一致させましょう。
遅刻者がいる場合
何らかの事情で遅刻者がいる場合は、受付係の1-2人だけが残り、他の受付係は披露宴会場に向かいます。
出典:結婚式で受付を頼まれた方必見!当日の服装と流れを徹底解説 | みんなのウェディングニュース
いよいよ開宴となるころに、たいてい会場スタッフが「そろそろ入場されてはいかがでしょうか」と声をかけてくれるようです。
その場合は、ここで受付を閉めてしまいます。
ご祝儀は、芳名帳を専用袋にまとめて、会場の金庫に預けます。
そして、会場へ向かいましょう。
ここまで集まったご祝儀をこの段階で親族などの「決められた人」に手渡すのか、遅れた人のご祝儀はどのようにして親族などに渡るようにするのか、あるいは、会場スタッフに案内を任せてしまうか、受付を閉める際に相談できると安心ですね。
受付を閉めてご祝儀を指定された担当者に渡す ここが最大の任務です!!
全てのご祝儀が集まったら、あらかじめ決めていた受け取り人に渡します。決して見当たらないからと言って違う親族の方に渡したり、会場スタッフに渡す等はしないでください!全員でなくてもいいので、受付代表者が責任を持って予め聞いていたご祝儀回収に来られる方に渡しましょう。
ほとんどありませんが、会場の金庫に一旦全てのご祝儀を預けるケースもあります。その場合は金庫の鍵が閉まるのを代表者が確認し、そのカギを受け取り、予め決めてあった担当者に責任を持って渡しましょう!
面識のあるご両親・ご兄弟にご祝儀をお渡しする場合
受付係「本日はおめでとうございます。」
「無事に受付も終わりました…」
などと、お祝いの言葉、無事受付が終わった旨などを伝え、ご祝儀と芳名帳を手渡しましょう。
面識のないご両親・ご兄弟にご祝儀をお渡しする場合
受付係「本日はおめでとうございます。」
「初めまして。○○さんの友人で、受付を担当した、○○です。」
「無事に受付も終わりましたので…」
などと、はじめに簡単な自己紹介をしてから、お祝いの言葉と無事受付が終わった旨を伝えましょう。
ご両親・ご兄弟から声をかけてくださった場合
ご両親・ご兄弟「いつもうちの○○がお世話になっております。」
「これからもどうか○○を助けてやって下さいね。」
などと声をかけてくださった場合には、
受付係「こちらこそいつもお世話になっていて…」
などと丁寧な言葉遣いを心がけながら、ご祝儀と芳名帳を手渡しましょう
〇ご祝儀泥棒に騙されないで!
ご祝儀泥棒の手口とは?
多くは身内の人間や会場スタッフになりすまし、手伝う素振りを見せながら、ほんの一瞬の隙にご祝儀を持っていってしまいます。中には受付係もすっかり関係者と思い込み、しばらくの間、盗まれたことすら気付かれないといったケースもあるようです。くれぐれも、受付が無人にならないように気を付けましょう。
お祝いの席のご祝儀を狙っている祝儀泥棒は…残念ながら、ごく稀にいます。
身内に装って「〇〇の代理で祝儀を取りにきました」「〇〇が受付の方々をお呼びです、ここは私が一旦変わりますので行ってきてください」、また会場スタッフに装って「ご祝儀が増えてきたので一旦金庫に入れます。この袋にまとめてください。」「開宴しました。後はこちらで致しますのでどうぞお席の方へ…」等巧みな言葉を使って受付を撤退させようとしてきます。どんな事があろうとも、指定された方以外の人にご祝儀を渡さないで下さいね!!
こんな大惨事を防ぐ為にも、ご祝儀を受け渡す方や会場の担当スタッフの顔をしっかりと覚えておかないといけません。
ご祝儀泥棒の対策方法
出典:http://www.kekkon-j.com/manual/receptionist/step09.html
たくさんのゲストが一度にいらっしゃると、一生懸命になるものの受付がごった返してしまうことがあります。何がなにやらわからないうちに、気付くと「ご祝儀はどこ?誰が管理してるんだっけ?」なんていうことのないように。 事前に役割分担をしっかりと決め、受付の流れを十分に把握し、万全の体勢で受付を務めましょう。ご祝儀からは決して目を離さないよう、十分気を付けましょう。
受付係の最中に声がかかったときは
出典:http://www.kekkon-j.com/manual/receptionist/step09.html
披露宴は、もともと新郎新婦の親族や友人、関係者の「初顔合わせ」と言える場でもあります。不特定多数の人が出入りするため、知らない顔も多く、親族や会場スタッフと言われると気を許してしまいそうですが、くれぐれも受付係以外の人を受付に入れないようにしましょう。ただし、中には本当に親切で声をかけて下さる方もいらっしゃるので、そのようなお声がかかった時には、「間に合っておりますので」と丁重にお断りしましょう。なお、会場等では、会場スタッフが受付に直接ご祝儀を取りに行くことはめったにありません。