お笑いコンビ『いつもここから』の秀逸さがじわじわ見直されてる件

オメーだけじゃなく、みんなそう思ってたから売れたんだ

『なんか遠くに行っちゃった感じ…』って、元からお前のそばにいねえんだ

「いつもここから」
「いつもここから」は、男性２人(山田一成、菊地秀規)のお笑いコンビ。略称「いつここ」。
ワタナベエンターテインメント所属。
1995年春にバンドのメンバー募集で出会った山田一成と菊地秀規の2人が、突如お笑いに目覚めて1996年7月に結成。地道なライブ活動を重ねた後、ネタ見せTV番組に起用されるようになってから、その知名度を一気に上げる。ネタ本『悲しいとき』なども出版されている。テレビ番組『ピタゴラスイッチ』にもレギュラー出演。同番組がきっかけで、「アルゴリズムたいそう&こうしん」というCDもリリースしている。
コンビ名には「初心忘れるべからず」の思いが込められている。

山田一成（やまだ かずなり）
1972年1月31日 - 、ボケ・ツッコミ担当
身長173cm、体重70kg、B型。東京都多摩市出身。多摩市立豊ヶ丘中学校、東京都立松が谷高等学校、国士舘大学法学部法律学科卒業。特技はギター。趣味は昆虫採集。

菊地秀規（きくち ひでのり）
1976年5月5日 - 、ボケ・ツッコミ担当
身長174cm、体重48kg、B型。 岩手県盛岡市出身。盛岡中央高等学校、日本大学法学部経営法学科卒業。特技は絵とギター。

代表作に『悲しいとき』『暴走族』『かわいいね』など。

ハンドルを握るようなポーズの山田が「悲しいとき〜」と叫び、菊池が復唱。続いて山田が「悲しいとき」に該当するシチュエーションを「○○とき〜」と叫び、菊地はこれを復唱しながらスケッチブックをめくりイラストを見せる。
菊池は絵が得意。元々漫画家を目指して上京。大学卒業後、専門学校に通い、雑誌に漫画を連載していたこともあった。その後「悲しいとき」に使われる絵は菊地が担当している。

「どけどけ〜どけどけ〜邪魔だ邪魔だどけどけ〜どけどけ〜」と特攻服姿で登場し、2人が縦に並ぶ。まず前列が「○○○だバカヤロ、コノヤロオメェ（聞こえ方は“コンニャロオメェ”）」と怒りながら題を振り、後列がその怒りに同調しつつ「コノヤロオメェ、△△△バカヤロコノヤロオメェ」と追い打ちの一言を叫んで笑いを取る。

久しぶりに来日したロックアーティストが完全に年老いていたんだ！

髪の毛の痛みっぷりが半端じゃなかったぞ！

サビの部分　声でなくて客にマイク向けてたぞ！

親子に扮した2人が、ある人間の行動を指しながら「（『か』を強調して）かわいいね」と言った後、もう一人が同調して「かわいいね」と言う。この流れを交代で繰り返す。

ピタゴラスイッチ
『ピタゴラスイッチ』は、2002年4月9日からNHK教育テレビで放送している、子供たちの「考え方」を育てる幼児向けのテレビ番組である。番組では定番コーナー「アルゴリズム体操」や「アルゴリズム行進」を、いつもここからが担当している。

悲しいとき…パンダの目が本当は意外と鋭かったとき