甲子園を沸かせたあの選手たちの『弟や妹』もすごかった！

東北勢は春夏通じて11度目の決勝も勝てず、悲願の初Vはならなかった。

早稲田実業・清宮選手、関東第一・オコエ瑠偉選手はともに準決勝まで勝ち進み甲子園を沸かせた。

高校3年の選手が選ばれる中で怪物ルーキーとして甲子園を盛り上げた早稲田実の清宮幸太郎が唯一、1年生で選ばれた。
優勝を飾った東海大相模からはエース左腕の小笠原慎之介（3年）、杉崎成輝（3年）、豊田寛（3年）の3選手が選出。準優勝の仙台育英（宮城）からは同じくエース佐藤世那（3年）、平沢大河（3年）、郡司裕也（3年）の3選手が選出された。また、驚異の身体能力で走攻守で活躍した関東一のオコエ瑠偉（3年）らもメンバー入りした。

早稲田実業・清宮幸太郎選手とその弟

関東第一・オコエ瑠偉選手とその妹

１年生怪物スラッガー「清宮幸太郎」
きよみや・こうたろう●右投左打。184cm97kg。1999年5月25日生まれ。東京都出身。早実初等部（東京北砂リトル）－早実中等部（東京北砂リトル、調布シニア）－早実高等部（15年～）

小学４年まではラグビーを中心に、野球、テニス、水泳、陸上を経験。

準々決勝では２試合連続のホームランを放つ。
今大会注目度No.1の選手。１年夏の甲子園通算成績は５試合で19打数9安打、2本塁打、8打点、打率4割7分4厘。5試合の入場者数は計20万3000人。

世界大会では「和製ベーブルース」と評された。
東京北砂リトル時代は通算１３２本塁打を記録。中学１年生だった１２年には、米国で開催されたリトルリーグ世界選手権にエース兼主砲として優勝。

「兄は一番尊敬している人」と語る福太郎君
清宮福太郎君は兄と同じく一塁手、得意なのはバッティング。その飛距離は小学生とは思えないそうです。

試合後の会見で笑顔を見せる清宮の弟・福太郎
リトルリーグ世界選手権が２３日（日本時間２４日）、米ペンシルベニア州のウィリアムズポートで行われ、日本代表の東京北砂に所属する清宮の弟・福太郎がメキシコ戦で代打本塁打を放った。

本塁打を放ちチームメートと喜ぶ清宮福太郎（右）
同じ東京北砂所属だった兄は、３年前の大会で３本塁打を放って世界一に輝いた。当時、その姿をスタンドで見ていた福太郎は「お兄ちゃんはその時、中１で。自分は（小学）６年生で打てて、少しですけど、上、行ったかなみたいな…」とあどけない表情で話し、周囲を笑わせた。

今回で第69回のリトル世界戦は1947年から始まり、日本は10回目の優勝になった

弟の佐藤令央もかなりハイレベルな投手だった。
身長１７７センチ
体重７７キロ
１９９９年生まれ
同じく仙台育英秀光中出身

マックス１３５キロ

ナイジェリア人の父を持つ、プロ注目の「オコエ瑠偉（るい）」外野手（３年）
本名：オコエ瑠偉(オコエルイ)
出身地：東京都東村山市
中学：東村山六中(チーム：東村山シニア)
生年月日：1997年7月21日
身長：183cm　　体重：88kg
家族構成：父・母・妹
ポジション：センター（小学生時代はキャッチャー）
投げ打ち：右投げ右打ち
父はサッカーをやらせたくて「ラモス瑠偉」から名づけたとのこと。

準々決勝4試合目、関東一（東東京）対興南（沖縄）戦の オコエ瑠偉選手の「バット投げ」決勝ホームランは衝撃的だった。

オコエ桃仁花（モニカ）
生年月日：1999年2月7日（16歳）
明星学園高校2年生。
身長：181㎝
体重：72kg

東村山第六中学校にて全国大会出場を果たす。
それまでの六中は都大会レベルだったが、オコエ桃仁花の出現により一気に全国レベルまで押し上げる結果となった。

身長は181センチもありオコエ瑠偉いわく妹のほうが身体能力が高いらしい。オコエ瑠偉が「最大のライバルは妹です」と語っていた。
オコエ兄妹の父・ボニーさんはナイジェリア人。母の早苗さんは日本人ですが、やはり父親の持つ遺伝子が兄妹の身体能力に関係していることは間違いないそうです。