◆現在、ネットではある不思議な『自動販売機』が話題となっている。
あ、自販機だ。
でも、なんか違和感が…
なんかちょっと歪んでる感じ…
ものすごく精密に作られているので、チラっと見ただけだと「ちょっと色が珍しい自動販売機だなー。」と通り過ごしてしまいそう。
◆実はこれ…『木彫り』の自動販売機だった。(゚A゚;)
Twitterユーザーの公爵夫人さん(@rose_fierte)さんが投稿した、「木彫りの自動販売機」の写真が話題になっています。
渡り廊下の途中にあった自販機に違和感を持ち、近寄ったら木彫りだった。ゴミ箱も木彫りだった。取り出し口に何かあるのではないかと覗きこみたくなる絶妙なスイング具合。 http://t.co/mX0rKYx8fU
木彫り特有の微妙なゆがみに、まるで絵本の世界が現実に飛び出してきたかのような不思議な感覚を覚えます。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151002-00000085-it_nlab-sci
近づいて見ると…やっぱこれ『木彫り』だ!
木彫りの「紅茶伝説」まで…
お釣り用のレバーといった細部までしっかり作り込まれている上、飲み物のサンプルや隣のゴミ箱も木彫りでできているこだわりよう。
細部まで本物の自販機そっくりになってる…
なにこれすごい!
. @mizutayukiwhite ICカードリーダーがあったので、試しにかざしてみましたが、PASMOは反応しませんでした。Suica専用かもしれません。
とか、しれっと言ってみる。
なんだコレ自販機じゃねぇ!
木彫りかよ! http://t.co/trOWtt0pwR
思わず騙されるほどのクオリティ!
◆この『木彫りの自動販売機』の正体…町田東急ツインズで展示されている彫刻作品だった。
町田東急ツインズの展示物ですが、調べたら、山本麻璃絵 @yamarie33 さんの作品でした。他にも色々ありました。
美術館のようなところでなく、日常の風景の中、間近でゆっくり眺められるのは魅力的ですね。
t.co/8bEwsLN73F
町田東急ツインズ
町田東急ツインズ は、東京都町田市原町田六丁目にある株式会社東急百貨店が経営する専門店ビル。町田・相模原エリア有数のスケールを誇るショッピングセンター。
<a target="_blank" href="https://www.tokyu-dept.co.jp/twins/index.html/">https://www.tokyu-dept.co.jp/twins/index.html/</a>
木を素材に、生活に身近な作品を作る、今注目の若手彫刻作家、山本麻璃絵(やまもとまりえ)さんの作品を展示いたします。
個展名は…【ものモノ展 ~木で出来た身近なmono~】
町田東急ツインズの5F クリスタルブリッジにて10月7日(水)まで展示されている。
木彫りの自販機ツイート、リツイとふぁぼの通知が絶え間なくきてビックリしております。それだけ多くの皆さんの心の琴線に触れたってことよね。作者の @yamarie33 さんに届くといいな(*´∇`*)
山本麻璃絵 | Marie YAMAMOTO@yamarie33
@rose_fierte 同じくTwitterひらいて驚きました!ありがとうございます。
美術館ではない、今回の町田のような場所での「不意打ち」の展示の良さをしみじみ感じました。
@yamarie33 いかにも自販機がありそうな場所に、しれっと置いてあるので、スマホをいじりながら通った時、普通に通り過ぎそうになりました。視界の端に写った飲み物が、なんだか歪んで見えた気がして立ち止まったのです。まさかのゴミ箱まで木彫りで笑いが込み上げてまいりました。
◆この個展を開いたアーティスト『山本麻璃絵』さんとは?
山本麻璃絵(やまもとまりえ)
1988年 東京生まれ
2010年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
2012年 武蔵野美術大学大学院美術専攻彫刻コース修了
受賞
2009年 Tokyo Midtown Award 2009
佳作 オーディエンス賞
2011年 第14回岡本太郎現代芸術賞 特別賞
木彫りを得意とする新進気鋭の彫刻家として知られる。
昨年には木梨憲武さんと作品を共同制作して展覧会を開くなど、今注目の若手アーティストです。
幼いころエジプトに住み、彫刻を見上げるという経験をしてきた山本さん。物量に圧倒される感じが好きということで彫刻の道に進んだ。
山本さんは普段から日常にあるものをモチーフにしている。
武蔵野美術大学出身の山本さんがモノの存在感を感じてほしいと身近なものを木彫で作り始めたのは五年前。
はじめは消火器からスタート
さりげなく置いてあると本物にしか見えない
そこから自動販売機、信号機さらには扇風機と作品は増えてきました。
遠くから見ると見分けがつかないほどですが、近寄ってみると確かに木の彫刻
木彫という機能性を排除した"日常のモノ"にある存在感がすごい!
◆昨年、木梨憲武さんとのコラボが話題となった。
彫刻家の山本麻璃絵さん(25)の作品に感銘を受けた木梨が、山本さんに弟子入り。
ひときわ目をひくのが、彫刻家・山本麻璃絵(まりえ)さんと制作した「heavenly bird-天国の鳥」(26年)
会場で目立ったのは大きな樹のオブジェ 「heavenly bird-天国の鳥」
◆作品を通して、日常の中にあるモノの「存在感」を表現するという
普段は何気なく通り過ぎている風景が、木彫の作品となり、その存在が浮き彫りにされる。
出典: 松戸アートラインプロジェクト | malp2010 | Archive | malp2010
2009年に『自動販売機のある風景』が「Tokyo Midtown Award 2009」のアートコンペで佳作を受賞した。
作品コメント「今回の作品は、誰もが通り過ぎてきた景色の中の存在感の表現です。観られる以外に役割を持たない木彫によって、改めて自動販売機の大きさや存在感を感じてください。今までの景色がちょっと新鮮になってくれたらいいな、と思います。」
◆町田の「ものモノ展」で展示されているモノは自販機以外にも色んな作品があるらしい。
精密に作られた自動販売機。木彫りだからか温かみもあり、作品の中には随所にユーモアが組み込まれていて、一見の価値あり。
木でできてる。ちょーかっこいかった!! 山本まりえさんの作品 @町田ツインズ http://t.co/qF9EBK1Vb4
町田の東急で行われている、ものモノ展の展示物の一つです。他にも公衆電話やノートパソコンがありました。全部木で作られているらしい。すごい。
これが木でできてるのか…
◆彼女の作品&個展の最新情報はtwitterアカウントで確認できる。
「やっぱり彫刻は直接観てもらってこそ」と語る山本さん
彼女はTwitterで「やっぱり彫刻は直接観てもらってこそ」と語っており、実際に作品を観て各自でいろいろな楽しみ方をするようにと推奨している。
山本麻璃絵 | Marie YAMAMOTO@yamarie33
10月末からの船橋での個展用の新作は馬。
生きてるやつではなくて、公園でうぃんうぃんするやつです。 http://t.co/HUiDz2TUKU