◆現在、個性的な「フリーペーパー」が日本全国でどんどんと登場している。
年間2億以上の発行部数を誇り、広告収入を元に発行されているフリーペーパー
フリーペーパーは無料の情報誌なので、読者から販売収入は得られない。コストはすべて掲載する広告料で賄われている。
その最大のメリットは「無料(フリー)」という点から読者に手にとって貰いやすいということ。
出典:業者の一括比較、見積もりができる発注サイト【アイミツ】
フリーペーパーは無料の情報誌なので、読者から販売収入は得られない。コストはすべて掲載する広告料で賄われている。
「これが無料なの?」と驚くようなクオリティが高いような記事や写真の本だったり、専門誌に劣らないような趣味や地域に特化した本など、無料だからこそ、作り手が好きなように作れるフリーペーパーが、世の中にはたくさん存在します。
東京にはフリーペーパー専門書店まで存在する。『ONLY FREE PAPER ヒガコプレイス店』
フリーペーパー専門の「ONLY FREE PAPER」渋谷店が閉店してしまいましたが、昨年11月、中央線東小金井の高架下に店舗を再オープンした。
現在、このお店には1000ほどのフリーペーパーが揃えられており、もちろん無料でもらえます。ただし、フリーペーパー一種につき、持ち帰っていいのは1部のみ。
<a target="_blank" href="http://onlyfreepaper.com/about">http://onlyfreepaper.com/about</a>
◆巷で話題となっている『個性的すぎるフリーペーパー』を紹介します。
【鶴と亀】
長野県飯山市のじいちゃんばあちゃんをファッション写真風に紹介している、一風変わったフリーペーパー。
フリーペーパーを作ったのは、小林直博さん・小林徹也さんのご兄弟。大好きなおばあちゃんひさえさんの写真がきっかけとなり、「鶴と亀」の制作・発行をしてみようとなったそう。
地方にいるイケてるじいちゃん、ばあちゃんをスタイリッシュに発信
出典:鶴と亀 フリーペーパー
長野県の爺さん婆さんのファッションにスポットあてて紹介したフリーペーパー「鶴と亀」がすごい。 http://t.co/SciAwJF8IW
フリーペーパーというと!広告がいっぱい。っと思われがちですが。この、フリーペーパーは違います。全28ページほぼ写真のみ!
チャック開いたおじいちゃん
モデルのような構図がなんとも言えずシュール
何気ない田舎のおじいちゃんたちがなぜかかなり渋く見えてくる…
あばあちゃんの照れた笑顔が可愛い。
地方でしか出来ないものを、地方から発信。地方は面白くない…。もうそんな時代じゃない。そんなことに挑戦したフリーペーパーです。
柳ヶ瀬で見つけた、イケてるじいちゃんばあちゃんを紹介するフリーペーパー「鶴と亀」面白い。皆の飲んでる薬まで紹介してる http://t.co/PxiaSV4PuY
【フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン】
僧侶たちとクリエイターらで発行するフリーペーパー
設置場所:東京都 大阪府.
発行スケジュール:隔月刊 偶数月1日.
発行部数:10000部.
facebook
<a target="_blank" href="https://ja-jp.facebook.com/freemonk.net">https://ja-jp.facebook.com/freemonk.net</a>
伝統的な宗派の垣根を越えて、人々の不安に寄り添うために、フリーペーパーを作ってメッセージを発信します。
「檀家さんは年配の方が多いのですが、同世代の人たちの中にも『何か気づきたい』、『自分を変えたい』と精神的な部分で悩んでいる人がたくさんいます。同世代の人たちに日本仏教の魅力や奥深さなど分かりやすく伝えていく手段になればとスタートしました」同誌代表の池口龍法さん
毎号ごとの特集、4コマ漫画に精進料理のレシピ。そして、(仏教的な)イベント情報や(これまた仏教的な)ブックレビュー、となんとも充実した内容となっている。
2009年8月に創刊され当時1500部だった発行数は、現在約1万部まで増えた。
内容は自殺対策に取り組む僧侶の話から、宿坊、精進レシピ、僧侶の日常コラムなど様々で興味深い内容で構成されていて仏教に興味がない人でも読みやすい。
過去にこれほどリアルな僧侶たちをとりあげた雑誌はありません。それも、僧侶の方たちが自ら編集し、広告営業をして発行をしていらっしゃる、ということで非常に希少価値の高い媒体。
出典:経済産業省・観光庁・日本観光振興協会後援「日本フリーペーパー大賞2013」 大賞決定!! - 一般社団法人日本フリーペーパー振興協会のプレスリリース
先月たまたま寄ったお寺のイベントに置いてあった「フリースタイルな僧侶たちのフリーマガジン」フリーマガジンやミニコミが好きなのでつい貰う事が多いんですが僧侶フリーマガジンはさすが京都やなと 広告も特色でてる 1万3千部発行だそうです http://t.co/guWvjnSj1k
【ヘルス・グラフィックマガジン】
「表紙がユニークすぎる」と話題の健康情報フリーペーパー
『ヘルス・グラフィックマガジン』 は、毎号ひとつの症状にフォーカスし、医師や各分野の専門家が症状や改善方法をさまざまな角度から楽しいビジュアルで解説する季刊フリーペーパー。
公式HP
<a target="_blank" href="http://www.aisei.co.jp/user/efforts/magazine/tabid/281/">http://www.aisei.co.jp/user/efforts/magazine/tabid/281/</a>
病院行ったらこの冊子もらって喉痛いのに声出して笑ってしまった(。-_-。) http://t.co/67tmqLBrdh
アイセイ薬局が発行している健康情報誌『ヘルス・グラフィックマガジン』の表紙が「毎月のように編集を凝っている」とネットで話題になっています。
鼻炎の表紙は鼻水をイメージした滝の写真!
これを創っているのはなんと、全国展開する調剤薬局であるアイセイ薬局。出版社などではなく1薬局なのです。
表紙のインパクトの強さから始まり、「医療・ヘルスケア」という難しい題材にも関わらずわかりやすいビジュアルを用いている。
夜行性のフクロウがここで活躍
季刊誌として発刊している『ヘルス・グラフィックマガジン』は、前の号が終わったら次の号の編集をスタートしていると思いきや。なんと、6ヶ月前から開始しているそう。
どの表紙も秀逸すぎます。
号のテーマ決めから、表紙を決めるのにも100枚以上のラフデザインを行い1枚を決める。24ページのそれぞれのテーマに分解し、取材や調査を行う。医療の雑誌であることから、ページには医学監修を設けて確認をしてもらう。毎回、印刷する前日までゴタゴタがあるようです。
このセンスはちょっと気になります。/ヘルス・グラフィックマガジン|アイセイ薬局の取り組み|ご利用者さま|調剤薬局のアイセイ薬局 http://t.co/a1bPlSGa0s http://t.co/GHu41ibYuB
【碁的(GOTEKI)】
「オンナの知的好奇心を刺激する」囲碁専門のフリーペーパー
『碁的』は、若者に囲碁を普及するプロジェクト・IGO AMIGOが2008年から発刊している、囲碁専門のフリーペーパー。
本誌は、全国のゆうちょ銀行直営店などにて配布されているほか、バックナンバーは公式Webサイトから閲覧することも可能
公式HP
<a target="_blank" href="http://goteki.jp/">http://goteki.jp/</a>
twitter
<a target="_blank" href="https://twitter.com/igogirl_goteki">https://twitter.com/igogirl_goteki</a>
囲碁の雑誌というから、さぞお堅い内容が書かれてあるのかと思いきや・・・今、この雑誌が「ぶっ飛んでいる!」と話題になっています。
これまでにも、ファッション誌のように華やかな表紙や、ドラマのように緊迫感のあるCMなどで注目を浴び、現在の発行部数は5万部にも及んでいる。
大人向けのファッション誌のようにしか見えない…
囲碁というか、むしろ女性誌としてより洗練されてきている気がします。
7月1日に刊行された『碁的』最新号となるvol.7は、囲碁をはじめることで開ける新しい「世界」がテーマ。イケメン棋士の紹介ページや「碁次元デート」など、囲碁ガール釘付けの斬新な内容となっている。
新しい「GOTEKI」をゲット。「正しい(?)囲碁の打ち方」を教えてくれる良い雑誌です。この雑誌を読むと、囲碁が何て楽しいかがわかると思います。
ちなみに「黒先白死」とは、「黒から打ち始めて白の石を仕留めてください」と言う意味です。 http://t.co/SKJbepJmnm
【鉄聞】
JR九州東京支店の女性社員が作る、超手作りフリーペーパー
JR九州東京支社が発行している月刊情報 「鉄聞(てつぶん)」毎月、素敵な旅を彩る情報をお届けしています。
【鉄聞配布場所】
JR九州東京支社、オンリーフリーペーパー、天賞堂(銀座店、みなとみらい店)、銀座熊本館、
新宿みやざき館KONNE、かごしま遊楽館
「鉄聞」はJR九州東京支社公式facebookでも配信中
<a target="_blank" href="https://www.facebook.com/jrkyushu.tokyoshisha">https://www.facebook.com/jrkyushu.tokyoshisha</a>
東京近郊の鉄道ファンの間で、密かに話題になっているフリーペーパーがあるのをご存知だろうか?名前は「鉄聞(てつぶん)」
2011年の春に第1号が発行されて、フリーペーパーの専門店Only Free Paperに置かれて以来、手作り感あふれる手描きのイラストや文章が話題に。
鉄道ファンの間で話題の「JR九州の楽しい列車を、全国に広めたい! 」という熱い想いをカタチにした新聞。
サイズはA4で写真が切り貼りされていて、ALL手書き
観光列車と沿線のおもしろスポットなどを紹介しているが、作り手の心が伝わってきそうな温かいフリペ。
JR九州東京支店の保戸田麻衣子さんが通常業務の忙しい合間をぬって、作っているという。