◆Twitterでは「海外映画の日本版のポスターがダサい」との投稿が話題となっている。
「白鯨」のポスター、日本版ダサいって言ってる人多いけどこれ日本版じゃなくて国際版なんじゃないのかな。海外でも同じの出てるんだけど。字を入れすぎというならわからなくもないけど最初から国際版って知ってたら反応違う気がする…先入観てやつは https://t.co/zGNbzi8EJc
この日本版ポスターと同じ画像のモノが海外版でも存在するので、一概に日本版がダサいと言えないが、日本版のポスターには「情報量」が明らかに多い。
◆「日本版ポスターがダサくなる」ことについての考察ツイートも投稿され、納得する人が続出。
日本版ポスターは「わかりやすく」設定されている。
◆「日本版ポスター」に対する揶揄は話題となっていた。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のポスター、基本デザインは同じなのに、日本版だけ安定のこのダサさ…。加えなくていい色や情報をなぜ加える…。ポスターの担当者はみんなで龍安寺の石庭の見学ツアーに行って下さい! http://t.co/c0vs5GULmv
オリジナル版
韓国版
日本版
確かに…宣伝文句が多い。。
日本がまたやった!世界よ!これが日本のデザインセンスだ! https://t.co/560NzQThJV
『ヘイトフル・エイト』はクインティン・タランティーノ監督の最新作。黒澤明監督の「七人の侍」を西部劇にした、「荒野の七人(原題:マグニフィセント・セブン)」を意識したタイトルとなっている。
シンプルでかつ謎めいた雰囲気がある海外版ポスターと比べると…
日本版は…ほぼネタバレ。
@Y_T_W_R 西部劇っぽいけど普通のアクション映画でもなさそう何だろう、と思わせるデザインにしてる感じがします。日本のポスターが「密室ミステリー」と言葉で堂々と書いていて笑います。
◆現在、話題となっているのはこのツイート。
海外のデザインで見たら怖かったのかもしれないと思った作品。
ンボボボボオォじゃねぇよ。これのせいで怖さ半減したわ。 https://t.co/Nx80gqx9ux
「NOTHING LEFT TO FEAR」は2013年のアメリカ映画。ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュが企画。邦題は「少女生贄」。
海外版ポスター…怖そう。。
日本版には『ンボボボボオォ』つきw
なんか笑える…
@nsmrhrnr これも酷いです https://t.co/889INV59m4
辛口批評家サイト『ロッテントマト』でレビュアー満足度95%を記録した注目のホラー『We are still here』が、として一週間限定の上映が決定したが、「グゴッ グゲゲゲェェェェ」って…
◆現在、海外版と日本版との比較画像が次々と投稿され、様々な意見が飛び交っている。
こう並べてみると、いかに日本版の映画ポスターがダサいかが一目瞭然。 https://t.co/6LbHzMWo2x
『二郎は鮨の夢を見る』(原題:Jiro Dreams of Sushi)は、2011年に公開されたデヴィッド・ゲルブ (David Gelb) 監督によるアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画。アメリカで製作されたアメリカ映画なので…原題は英語タイトルの方。
◆なぜ「日本版ポスター」はこうなってしまうのか?様々な意見が投稿されている。
海外版のほうが渋くてかっこいいのは事実だけど日本版のは実に慣れ親しんだ日本っぽさがあって別に何もおかしくないんだけど
・情報量が多くなってしまう理由…宣伝ポスターが狙う「客層」に合わせてるから?
日本の映画ポスターは説明過多でダサすぎ問題は、「批判する人はポスターに関係なく映画を見るコア層で、宣伝ポスターの狙う層はキャストや内容をポスターで初めて知る一見さんのためにある」と中の人の見解は一理はあると思った。見たかった映画だけどポスターがダサく見なかったって聞かないもんな。
アメリカは公開前からガンガンCMを打つし、さまざまな芸能メディアも取り上げるから、いきなり何の事前情報もなく映画が公開される日本とはポスターの意味合いが違ってきて当然だろう
日本映画のポスターがダサいのはその方が普段来ない客層を呼べるからって事から、客の質が悪いって事になったりしてるが物事には「やりよう」ってもんがあると思う、普段来ない客層をセンス良く呼べないのはやっぱり配給会社のセンスか流れだけ見て広報してるのが原因だと思うんだが。
・売れるための「広告」を作るのと同じなのでは…
・デザイナーのセンスの問題ではない。
海外映画の日本版ポスターが説明過剰でダサいのは、観る側が映画情弱なのかどうか以前に、配給会社で決定権を持つ偉い人が圧倒的に映画好きじゃないのが原因。GWにハリーポッターや妖怪ウォッチしか見ないような上司の意見でポスター作ったらあんな感じになる。
・文化基盤の違いが背景にあるのでは…
ミニマルでセンスの良いポスターは、共通の文化基盤の上でしか成り立たないのかもしれない。だから映画ポスターは、しばしば原産国のものが最も示唆的でセンスが良く、文化圏の遠い国ほどひどく説明的になる。
これもまたTLセレクションの問題なのだが、「日本の映画ポスターはなんでこんなにダサイんだ」って意見はほとんど来なくて、「その方が客入るからに決まってるだろ」って突込みばかり回ってくる。
さっきのRTに「映画文化育ってないせいなのか教養がある層が薄すぎなのか」ってリプが飛んでるけど、そういうことでもないと思うよ。そもそも洋画は文化圏的に距離があるんだから、説明や煽りが過剰な広告になるのは当然の帰結でしょ。
「日本の映画ポスター」「ダサい」の話は、日本人の広告は世界的に見ても説明好きで、特にテレビCMが言葉で商品説明しすぎらしいという話も絡めるべきだろうし、その背景には、海外の識字率や多民族の言語の多さから、言葉よりイメージで売るべきというのが海外では当たり前になってるからだそうな