【ライカ】被災地のカメラ女子に最高級の「夢」をプレゼント！ : matomeHub(まとめハブ)

◎被災地のカメラ女子にライカが最高級機プレゼント！

東日本大震災直後に入学し、復興の道のりとともに３年間を送った被災地の高校生に、ドイツのカメラメーカー「ライカ」の社主から最高級機が贈られた。

「このカメラでどんどん写真を撮ってください。楽しんで」。

カメラはレンズを合わせて約１２０万円もするモノクロ専用のＭモノクロームだ。

家庭の事情で大学の写真学科への進学は諦めたが、写真を続ける証しとして、あこがれのＭモノクロームを手に入れようと決心。被災地の写真でカレンダーを作って、売り上げを義援金に充てるプロジェクトで知り合った写真家ハービー・山口さんに「就職したらお金をためて買います」と伝えた。

ハービー・山口
中山美穂、福山雅治、大江千里、THE BOOM、THE MODS、桑田佳祐、岡村孝子、稲垣潤一、BOØWY、ASKA、エレファントカシマシ、由紀さおりなどのCDジャケットを手がける。

話を聞いたカウフマン社主が「そのお金で将来、学校で学ぶ機会を得られれば」とプレゼントを申し出たという。

ライカM モノクロームは、新たに開発したモノクロ撮影専用の撮像素子を搭載し、高画質なモノクロ写真を撮影することができる、世界初の35mmフルサイズセンサー搭載モノクロ専用デジタルカメラです。

モノクロに特化して写真の芸術性を探求する世界初のデジタルカメラであり、デジタル写真の世界でもユニークな存在です。モノクロ撮影用に開発された撮像素子により、圧倒的なまでに美しい描写を満喫していただけます。

カラーフィルターを外したことで感度と解像感が上がったとのこと。

撮影したモノクロ写真には、画像をJPEG形式で保存してからカメラ上でのボタン操作で調色効果を加えることができます。

MモノクロームのJPEGはとても実用性が高い。ハイライトからシャドーまでのトーン再現も良好で、適度なコントラストもある。

デジタルでモノクロ写真をやっている、あるいはやりたい人には、一度使うと病みつきになるほどの魅力（もしくは魔力）を持っているカメラだ。

来月、親元を離れて福島県内のメーカーに就職する女子高生は「最初の１枚は家族を」と話す。

ハービーさんは「世界で愛されているライカでぬくもりのある写真に挑戦して」とエールを送った。

ライカカメラジャパンは18日、東北地方太平洋沖地震で被災した宮城県および岩手県に対して双眼鏡22台を提供すると発表した。

被災地での捜索活動支援物資とする。併せて後日、ドイツのライカカメラの協力を得てさらに50台の双眼鏡を宮城県と岩手県を含む被災地向けに提供するとしている。総額2,000万円相当の支援になるという。

またライカカメラグループでは社員から義援金を募り、日本赤十字社を通じて寄付する。