◎ロッテ岡田、新記録！デビューから1771打席本塁打なし！
ロッテの岡田が「珍記録」を達成。１リーグ時代の横沢七郎（東急）が持つデビューから１７７１連続打席本塁打なしを更新した。
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000117-spnannex-base
日本ハム戦は「１番・中堅」でスタメン。第１打席で中前打を放ち記録に並ぶと、第２打席は死球を受け１７７１打席連続本塁打なしの新記録達成となった。
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000117-spnannex-base
◎最後に打った本塁打は社会人時代
最後に打った本塁打は、社会人の全足利クラブでプレーしていた頃の都市対抗の予選での1本。
ちなみにメジャーでは、トミー・セベナウ(1926〜38) の3347 打数が、最長記録として残っている
◎一見すると“珍記録”だが、実は誇れる記録でもある！
一見すると“珍記録”だが、岡田は好守備が売り物の球界を代表する外野手。攻撃面でも俊足と好打が特徴の小兵で、１軍に定着しなければ達成できない今回の記録には胸を張ってよさそうだ。
出典：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000561-san-base
◎前記録の保持者である横沢氏も好打者だった！
前記録の保持者である横沢氏は、通算打率は.180と低かったが、通算248個の四球（ヒットは通算263本）を拾い.320という高い出塁率でチーム貢献してきた打者だった。
◎岡田の憧れの選手は、自身に似たタイプの篠塚や赤星
小さい頃は、巨人ファンだったが、憧れのプレーヤーは、本塁打を量産する“ゴジラ”松井秀喜ではなく、篠塚和典であり緒方耕一だった。そして「めちゃ好きだった」のが、阪神の赤星憲広だ。
赤星憲広（元阪神）
ちなみに、プロ初打席からに限らない「連続打席本塁打なし」の日本記録は、赤星憲広（阪神）が持つ２５２８打席。「赤星さんは理想の選手。僕もそこに並びたい」。
◎栃木の名門・作新学院高校出身の岡田
栃木の名門・作新学院高校では通算打率が６割を超える成績を残し、日本大学に進学する。
出典：引きこもりから年俸4000万に這い上がった男 | 野球界に見る 凡才がトップに登り詰める方法 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
◎大学時代に左ヒジを負傷し、１年を経たずに中退…
しかし、入学直後に左ヒジを負傷し、１年を経たずに中退した。
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◎ショックで引きこもりに…
あまりのショックに、岡田は実家で引きこもりになったという。
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◎ケガの癒えた１年後、再び野球を…
それでもケガの癒えた１年後の04年、クラブチームの全足利クラブに入団する。日中は足利給食センターで働きながら、夕方になると野球の腕を磨いた。
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◎育成６位でロッテへ！年俸は240万円
ドラフト会議で指名されたときはほとんど注目されないような選手だった。
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◎「２年間だけやらせてくれ」と妻に頼む
年俸はサラリーマンの平均より安く、いつクビを切られてもおかしくない。だから妻は足利に残り、働きながら家計を支えた。岡田は「２年間だけやらせてくれ」と妻に頼み、単身赴任で夢を追った。
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◎岡田の武器は守備力と快足！
岡田には誇るべき武器があった。プロでも最高峰の守備力と、50mを５秒６で走る快足だ。
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岡田の守備へのこだわりは、一流プロのすごみを実感させられる。彼が美技を連発できるのは、打者が打つ前に半歩動き出していることが背景にある。
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血の滲むような努力を繰り返してきた。ヒットは足で稼ぎ、内野安打率が非常に高い。
◎2011年より開幕から１番に定着！
開幕から１番に定着。育成ドラフト出身では史上初となる144試合フル出場、規定打席到達（打率２割６分７厘）を果たした。
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◎ゴールデングラブ賞を受賞！！年俸3200万円！
外野手としてシーズン連続守備機会無失策（359回）のリーグ記録を樹立し、初の個人タイトルとなるゴールデングラブ賞を受賞する。年俸は3200万円まで上がった。
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◎スタメン争いが激しいロッテ
今シーズンは開幕からスタメンを外れた。萩野は故障で離脱したが、角中、清田、サブロー、伊志嶺と競争が激しく、代走から守備固めという起用法も少なくない。
◎本塁打がなくても誇れるものがある！
プロで生き残っている術は、50メートルを5秒6で走る俊足を生かした走塁と、シェアなバッティング、そして2年連続ゴールデングラブ賞を受賞した守備力だ。
ホームランが打てないのにプロの世界で生き残っている。メジャーで言う「ノーパワープレーヤー」だが、つまり、それはホームラン以外に長所を持っているということの裏返しである。
◎本人もこの珍記録に不思議な気持ち
ちょっと変な記録ですよね。プロでも珍しいと自分でも思います。そういう記録があることは知らなかったんですが、今年開幕してから記者の人に『連続本塁打ゼロの記録があるんだよ』と聞かされました。
◎自身に与えられた役割をこなす
強い打球、ゴロを転がして塁に出て、野球やピッチャーにプレッシャーをかける。塁に出るということが自分に求められているものだと思っています
『スタメンじゃないから今日はいいや』ではなく、自分が信頼されている部分を大切にして『どういう展開になって、どこで出るんだ』ということを試合中にイメージしています。
◎岡田にいつホームランが生まれるか？？？
「そのときは、僕らしくランニングホームランかもしれませんね」。
「ホームランを打てなくてもプロ野球選手でいられるというところを、子供たちに見せたい」。この記録は、岡田の生きざまそのものと言っていい。