◎沖縄県・宮古高校「全員サングラス姿」の合唱祭
沖縄県宮古島市にある県立宮古高校。先月行われた合唱祭で、3年生のあるクラスが「全員サングラス姿」で歌いました。
◎歌った曲は尾崎豊さんの「15の夜」
サングラス姿の生徒36人で尾崎豊さんの「15の夜」を歌った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000001-ryu-oki
15の夜
尾崎豊のデビューシングル
この歌は尾崎が14歳の時に、尾崎の同級生で友人の一人が髪が長いという理由で中学校の教師にバリカンで髪の毛を刈られたことに反発して、仲間と共に実際に家出した経験を基に作られ、当初は「14の夜」と作詞したかったが、それでは語呂が悪いため、「15の夜」とした。
◎尾崎さんをまねてセリフを語る指揮の男子生徒
見た目だけでなく、尾崎さんをまねてセリフを語る指揮の男子生徒のパフォーマンスもあって、会場は盛り上がりました。
◎「全員サングラス姿」には理由があった…
女子生徒は中学2年時にワクチンを接種。次第に脱力やけいれん、睡眠障害、全身の痛みなどが現れた。高校入学後は症状が深刻化。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000001-ryu-oki
※イメージ
◎子宮頸がんワクチン副作用の同級生
プールの授業中に過呼吸を起こして溺れ、呼吸が止まったり、ロードレースの練習後、けいれんが続いて意識を失ったり。体調不良や入院もあって、なかなか学校へ通えなくなり、登校できても保健室で過ごすことが多くなりました。
けいれんや嘔吐(おうと)、全身の痛みなど、さまざまな副作用の報告が確認されている子宮頸(けい)がんワクチン。
出典:【関西の議論】17歳少女を襲った“悲劇” 言葉を失う子宮頸がんワクチンの副作用 「娘を助けて」母親の悲痛な叫びに…(1/4ページ) - 産経WEST
※イメージ
日本で年間約2700人が死亡する子宮頸がんに予防効果があるとして国が積極的に推奨してきたものの、現在は積極推奨は行っていないワクチン接種。
出典:【関西の議論】17歳少女を襲った“悲劇” 言葉を失う子宮頸がんワクチンの副作用 「娘を助けて」母親の悲痛な叫びに…(4/4ページ) - 産経WEST
◎全国に広がる子宮頸がんワクチン副作用
厚生労働省によると、昨年3月末までに約338万人が接種を受けており、うち2475件の副作用報告があり、うち617件が重篤という。
出典:【関西の議論】17歳少女を襲った“悲劇” 言葉を失う子宮頸がんワクチンの副作用 「娘を助けて」母親の悲痛な叫びに…(4/4ページ) - 産経WEST
◎サングラスを手放せない女子生徒
光に対しても敏感になり、学校でもサングラスが手放せません。
※イメージ
◎女子生徒は合唱祭に参加しないつもりだった
9月25日に開かれた同校の合唱祭。女子生徒は「サングラスを掛けて登壇すると目立つかな」と初めは参加しないつもりだった。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000001-ryu-oki
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◎「みんなでサングラスを掛けて歌ったらいい」
だが、女子生徒の話を聞いた磯部史帆さん(18)が「それだったらみんなでサングラスを掛けて歌ったらいい」と思い立ち、クラスメートに提案。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000001-ryu-oki
◎「大丈夫だよ。絶対に『やってよかった』ってなるから」
※イメージ
「きっとサングラスつけたくない人もいるはず。それに、持ってない人は買わなきゃいけない。私のために無理しないで」。そう話すと、仲間たちはこう返してくれました。「大丈夫だよ。合唱祭終わったら絶対に『やってよかった』ってなるから」
◎合唱祭当日、会場は一瞬どよめいた…
◎曲が終わると会場は大きな拍手に包まれた!
両親や祖父母から借りるなどして、当日は全員がサングラスを持参。登壇すると一瞬どよめいたものの、曲が終わると会場は大きな拍手に包まれました。
◎先生は、生徒からの提案を喜んだ
生徒たちと同じ学生服とサングラス姿で合唱に参加した担任の女性教諭は「サングラスをかけて歌うことについては、生徒たちから提案された。それが私としてもとてもうれしかった。
◎サングラスが曲のイメージにも合っていた!
さらに、曲のイメージにも合っていたので、みんなとても良い思い出になったと思う」と笑顔で話した。
出典元:YouTube
◎同級生が女子生徒に声をかけた…
「ありがとう、おかげで一つになれた。最高のクラスになったね」
◎その言葉を聞いた女子生徒は…
その言葉を聞いた女子生徒は「この一言で、大変だったことが全部チャラになった」と思ったそうです。
まだまだ先の見えない中で、副反応との闘いを続けるクラスメートの状況に理解を示し、学生服にサングラス姿で熱唱する生徒たちに、会場からは大きな拍手が送られた。
合唱祭をやり遂げたクラスには次の目標があります。「みんなで一緒に卒業する」。女子生徒は今日も闘っています。
<子宮頸がんワクチン>
<子宮頸がんワクチン> 子宮頸がんは、性行為によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染が主な原因とされる。2010年11月にワクチンに対する公費助成が始まり、13年4月、小6~高1の女子を対象に予防接種法に基づく定期接種となった。接種後にけいれんや痛みなどを訴える人が相次いだ。