◎ラジオをネット経由で聴けるサービス「ラジコ」
ラジコはPCやスマートフォンを通じ、現在放送しているラジオ番組をネット経由で聴けるサービスだ。
◎無料ですが、プラス月額350円(税別)で全国のラジオが聴ける!
基本的にはラジコを起動している(リスナーが今いる)地域の放送しか聴けないが、月額350円(税別)で「ラジコプレミアム」に加入すれば、全国のラジオ放送を聴くことができる。
◎2010年からスタートした「ラジコ」は大好評!
ラジコのスタートは2010年3月で、月間ユニークユーザー数は2016年8月時点で約1,200万人(デイリー平均は約100万人)。
ラジコプレミアム会員は約30万人となっている。
◎「ラジコ」にはラジオ業界共通の想い
ラジコが始まった背景には、ラジオ聴取機会を拡大したいというラジオ業界共通の想いがあった。
◎その熱い想いは「ラジコ」によってリスナーに届いた!
ラジコの登場により、ラジオはいつでも、どこでも聴けるメディアへと進化した。
◎その「ラジコ」がさらなる進化を遂げた!!
民放ラジオ局の放送をインターネットで同時に聞くことができるサイマルサービス『radiko.jp』は26日、過去1週間分の放送をさかのぼって聞くことができる新機能「タイムフリー聴取機能」を10月11日からスタートすると発表した。
◎10月11日スタート「タイムフリー聴取機能」!
この新機能は「時間の概念にとらわれることなく、聞きたいラジオ番組をいつでも楽しむことができること」を定義とし、無料・非登録制で過去1週間に限り、いつでも後から番組の聴取が可能となる。
◎聞き逃したラジオ番組を後から聴ける!!
過去1週間に限り、いつでも後から番組の聴取を可能にする機能。聞き逃した番組や、時間が合わなくて聴けなかった番組、番組放送後にネットニュースやSNSで話題となったラジオ番組を過去1週間に限り、後から聴くことができる。
会員登録なども不要で誰にでもすぐに使える。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000056-zdn_n-sci
1つの番組ごとに3時間まで聴取可能となるが、特定タレントの出演番組やスポーツ中継など権利上の問題で、一部聴取できない番組もある。
聞ける時間には制限があり、再生ボタンを押した瞬間から3時間が経過するまでとなります。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000068-it_nlab-sci
1つの番組を何日かに分けて聞いたり、一度聞き終えた番組を、後日もう一度聞いたりといったことはできません。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000068-it_nlab-sci
◎合わせて「シェアラジオ」サービスも開始!
あわせて、番組聴取画面に「シェア」ボタンを設置。SNSを通じて番組をシェアできる。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000056-zdn_n-sci
友人がシェアした番組を、タイムフリー機能を使って後から聴くといった使い方を想定している。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000056-zdn_n-sci
◎シェアラジオ推進の啓発番組に宇多田ヒカルの番組!
シェアラジオ推進の啓発番組として、10月11~17日に全国のラジオ局で、「サントリー天然水presents宇多田ヒカルのファントーム・アワー」を放送。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000056-zdn_n-sci
宇多田ヒカルさんが出演する1時間番組で、シェアラジオ体験を促すという。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000056-zdn_n-sci
◎今回の「ラジコ」の大躍進には宇多田ヒカルの影響が!?
ラジコのタイムフリー化については以前から一部で話題となっていたが、対応は遅れていた。
◎タイムフリー化には紆余曲折があった…
ラジオ番組には広告主、出演者(所属事務所)、レコード会社など多方面の権利者が存在しているので、その調整にはかなりの時間を要したようだ。
例えばレコード会社の場合を考えてみると、ラジオ番組が後から、何度でも聴けるようになることは、番組内でかかった曲が、実質的には聴き放題になることを意味する。これが無料サービスで始まることに抵抗があるのも無理はない。
◎宇多田ヒカルが語ったラジオへの想い…
宇多田さんは2年半前、最後に出演したラジオ番組の最終回で「今後、ラジオ番組が放送されたあと一定期間ストリーミングでネットで聴けるとか(中略)、ポジティブな変化がどんどん進んでいくといいなと思っています」などと話しており、今回の番組は、ラジオ業界から宇多田さんへの「アンサーとしての狙いもある」という。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160926-00000056-zdn_n-sci
◎「タイムフリー聴取機能」がラジオ業界に大革命を起こす!?
タイムフリー聴取の使い方としては、例えば朝の通勤時間に、前日の深夜番組を聴いたり、聴き逃した早朝のニュース番組を聴いたりすることが可能になる。
タイムフリー聴取が始まり、ラジオ広告が今よりも多くのリスナーに届くようになれば、ラジオ広告市場の縮小基調に変化があるかもしれない。