◎大阪府忠岡町の「だんじり祭」で40歳男性が死亡
9日午前10時40分ごろ、大阪府忠岡町であった「だんじり祭」で、だんじりを引いていたガス設備業杉山彰治さん(40)=同町忠岡南2丁目=が歩道柵の支柱とだんじりにはさまれた。
府警泉大津署によると、杉山さんは高さ約3・6メートル、重さ3~4トンのだんじりの右前でブレーキをかける役。
歩道のない道から右折して歩道のある広い道路に出る際、右側面にある金属製歩道柵の支柱とだんじりの間に挟まれたとみられるという。
杉山さんは全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
◎大阪府岸和田市でも81歳男性が意識不明の重体
このほか、同府岸和田市田治米町でも、だんじりが道路脇の歩道柵に接触したはずみで、だんじりに乗っていた男性(81)が転落して意識不明の重体。
◎大阪府吹田市でも2人が負傷
大阪府吹田市山田でも9日午前、地元の自治会の祭りで、21歳と45歳の男性2人が別々の場所で、同じだんじりにひかれるなどして足の指を負傷した。
午後6時10分ごろには、加西市谷口町の八幡神社で、屋台を担いでいた会社員の男性(36)が左脚を骨折する重傷を負った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000011-kobenext-l28
◎兵庫県尼崎市でも…
午後0時半ごろ、尼崎市長洲中通2の県道で、子ども用だんじりが横転。だんじりを引いていた会社員の男性(23)が下敷きになり、左腕骨折の重傷。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000011-kobenext-l28
だんじりに乗っていた女性(18)も頭などに軽傷を負った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000011-kobenext-l28
◎兵庫県西宮市でも…
午後3時ごろには、西宮市山口町下山口3、公智神社の境内で、だんじりを引いていた近くの男性(35)が転倒、だんじりにひかれ足の骨などを折った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000011-kobenext-l28
◎毎年だんじりの事故が…
◎また、だんじり祭りにトレーラーが突っ込む事故も…
香川県観音寺市の国道で、祭りのだんじりに大型トレーラーが突っ込み、祭りに参加していた男性1人が死亡し、36人が重軽傷を負いました。
出典:Yahoo!ニュース
地元の住民らによると、事故は祭りの会場になっていた日枝神社の近くで起きた。
8日午後10時ごろ、観音寺市の国道11号で、「太鼓台」と呼ばれるだんじりを引いていた祭りの人の列に大型トレーラーが後ろから突っ込みました。
出典:Yahoo!ニュース
◎1人死亡36人重軽傷…
この事故で、祭りに参加していた教師の冨田規之さん(52)が全身を強く打って死亡しました。また、36人が重軽傷を負いました。
出典:Yahoo!ニュース
警察は、大型トレーラーを運転していた愛媛県大洲市の大川貴之容疑者(42)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を致死に切り替えて調べています。
出典:Yahoo!ニュース
大川容疑者は愛媛県から群馬県に木材を運ぶ途中で、「ぼんやりしていた」と話しているということです。.
出典:Yahoo!ニュース
◎だんじり祭りとは?
西日本において開催される、山車・太鼓台などの総称であるだんじりが用いられる祭の総称。
なんで だんじり 事故したんやろか。神様の御神輿なのになあ。そういうの、すごく考える。神様守ってくださるはずなのにな、って。
◎しかし、だんじりの曳行そのものは神道の儀式ではなかった!
祭礼に於けるだんじりや太鼓台の運行は伝染病を流行しないことを祈願する神社の夏祭り、或いは農・漁業の収穫を感謝し、今後の豊作・豊漁を願う秋祭りに曳き出される催しであり、氏子・講が主体となる世話人・保存会、若中・青年団で運営されているものの、だんじりの曳行そのものは神道の儀式ではない。
その点が神霊を移しての神事として氏地内を担ぎ回される、神輿の渡御(とぎょ)と大きく異なる。
◎神社所有のだんじりは極めて少ない
その点が神霊を移しての神事として氏地内を担ぎ回される、神輿の渡御(とぎょ)と大きく異なる。故に神社所有のだんじりは極めて少ない。
◎地元住民の楽しみとしてのイベント色の傾向が強い
近年地車祭りは地元住民の楽しみとしてのイベント色の傾向が強くなりつつあり、氏地を越境してのパレード・氏神の祭礼以外の日の曳行も増えている。
だんじり祭りの目的として、だんじりの提灯が献燈を意味するとか、祭りを周知させ町内を清める触れ太鼓であると、こじ付け的な理由づけされることもあるが、多くの祭りの参加者は、自らが祭りを祝い楽しむためにだんじりを曳いている。
だんじりの曳行は町衆の余興的な奉納であるから、宮や城の公式な神事と、だんじりの曳行の歴史を同じ頃までに遡ることはできない。
◎岸和田「やり回し」は昭和の時代から行われるようになる
岸和田のだんじりの特徴である高速で走行し、停止せずに辻をいっきに回りきる「やり回し」は昭和の時代から行われるようになった。
◎危険な行事の為、各自治体ではだんじり保険のあるところも
だんじり保険は家屋だけの保証ではなく、死亡や入院といった人への保険でもあるので地域によってはだんじりを曳くのに参加できるのは加入者のみといったような決まりもあります。
だんじり保険の加入者はだんじり祭りを行う各地域自治体で、保険料は地区会費やお花代で賄っていますが、保険料が安いわけではないので苦労している地域も多いです。
また保険会社としても採算が合わないので新規は受けていないところが多いです。
◎「だんじり曳行」は神道の儀式ではなく地元住民の楽しみとしてのイベントだった
だんじり祭りなんか専用の死亡保険とか損害保険とかあるんだから、参加者や沿道の住民は死ぬのも家壊れるのも承知でやってるんよ?