◎「M-1グランプリ2016」に審査員、上沼恵美子
お笑いタレントの上沼恵美子が4日、テレビ朝日系「M-1グランプリ2016」に審査員として出演した。
「昨日から寝てません。来年の活躍がこの番組で決まるじゃないですか。そういう重荷を担って」と神妙な表情。
「私がファッションモデルで(審査員)できるかな」などさりげなくボケを入れ、笑いを誘った。
今田から「モデルじゃない」とツッコまれ、隣に座った松本からもけげんな表情でツッコこまれ、上沼は「すみません、頑張ります」などと謙虚な言葉も。
◎関東の方にはなじみの薄い上沼恵美子
M-1の審査員に上沼恵美子がいるんだけど、あの人芸人だったっけ? おしゃべりクッキングでしょ(°д°) 何でお笑いの審査員やってるの?
おしゃべりクッキングのオバサン?
◎しかし、関西では上沼恵美子を知らない人はいない
上沼恵美子さんは関東だとテレビにあんまり出ないけど、テレビに出てるっていうだけで面白いと思う存在感w
◎元漫才師・上沼恵美子
上沼さんは高校時代の1971年、姉妹漫才コンビ「海原千里・万里」の妹、海原千里としてデビュー。
海原千里・万里
1970年代に一世を風靡した姉妹漫才コンビ。アイドル的な人気を誇っていた。
上方お笑い大賞、銀賞受賞。高校生ながら巧みな話術で一躍スターになり、当時人気アイドルだった天地真理に倣い、「漫才界の白雪姫」と呼ばれていた。
1973年、NHK漫才コンテスト、最優秀賞受賞。
1975年、「大阪ラプソディー」大ヒット(40万枚売上)。
◎しかし、結婚をきっかけに漫才コンビを解散
「女芸人は恋をしたらつまらなくなる」
そんな上沼は、結婚をきっかけにこれ以上やっても笑いは取れないと、当時国民的な人気を博していた海原千里・万里を解消したという。
◎その後は関西を中心にタレント活動
関西を中心に活動しながら、94年・95年の「NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務めるなど、「関西のおばちゃん」の代名詞として全国的に知られている。
仕事は基本的に在阪局に絞って行い、あまり在京局やローカル局では仕事をしない。
◎その理由は夫と交わした約束を守っているため
これは芸能界復帰の際に夫・真平と交わした「(仕事をする範囲として)西は姫路、東は京都まで」との約束を守っているためで、これにより本格的な東京進出を断念している。
◎「M-1グランプリ2016」昨年から大きく入れ替わった審査員
オール巨人、上沼恵美子、ダウンタウンの松本人志、中川家の礼二、博多華丸・大吉の博多大吉の5人。
◎過去に3回務めた上沼恵美子も復活
第7~9回大会で審査員を務めた。
◎M-1審査員の上沼恵美子がスリムクラブにダメ出しする場面があった
4日放送の「M-1グランプリ2016」(テレビ朝日系)で、審査員の上沼恵美子が、スリムクラブの漫才にマジダメ出しする場面があった。
スリムクラブ
真栄田賢
内間政成
「無理がありました。飛びすぎ」とまさかのダメ出しをし、場内を笑いに誘った。
続けて上沼は「(スリムクラブとは)親しいから言うてるけど、しっかりせんかい!」と檄を飛ばし、「(前回は)優勝やと思ってたでしょ。私も優勝やと思ってたんよ。今日は思い上がりみたいなのがネタに出てたね」と畳みかけた。
◎この上沼恵美子のダメ出しが絶賛される!?
しかし今日イチ面白かったのは上沼恵美子がスリムクラブに言い放った「飛ばし過ぎ」やったな。その通り過ぎて笑った。
M1のハイライトは、スリムクラブに上沼恵美子さんがガチでダメ出ししていたところ。スリムクラブは受け止めてほしいけど、気にしすぎないでほしい。
◎そして上沼恵美子、M-1制覇銀シャリを祝福!
最終審査に残った3組の内から上沼は「銀シャリ」を選び、銀シャリは上沼を含む審査員5人中3人が選んでM-1を制覇。
銀シャリ
鰻 和弘
橋本 直
銀シャリの漫才を初めて見たという上沼は「うまいんやな。おめでとう!」と祝福した。
まず審査員が素晴らしいかった。毎年死ぬほど暴言をツイッターで吐いてたが、今年は安定の審査員。上沼恵美子の最後の言葉感動でした。礼二の「漫才続けろよ。」まっちゃんの「スーパーマラドーナがめっちゃ良かったから。」まっちゃんの言葉でどれだけの芸人が救われるか。