2016年8月14日 コンサートに行った男性が麻疹だと診断された
潜伏期間は、9~11日と言われています。
引用 麻疹
今月14日、高熱などの症状のある男性が千葉市で開かれた大規模なコンサートを訪れ、その後、はしかと診断され、千葉市はさらに患者が出る可能性もあるとみて、医療機関に注意を呼びかけています。
出典:NHKニュース
感染率が非常に高い
はしかは、はしかウイルスに感染することで発症する感染症です。はしかウイルスは、感染力が非常に強いことが特徴で、免疫がない人が感染すると、ほぼ100%発症するといわれるほどです。
はしかを発症すると、発熱や咳、鼻水、全身の発疹などといった症状が現れます。また、高熱で体力を消耗するため、抵抗力が下がって、肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症を起こしやすく、重症化すると、死に至るケースもあります。
こうやって感染していく
飛沫感染
感染者の咳やくしゃみで放出された飛沫(細かい水滴)を、周りの人が直接吸い込んでしまうことによる感染。
空気感染
飛沫の水分が蒸発して乾燥したものが空気中を漂い、それを吸い込んでしまうことによる感染。
接触感染
ウイルスが付着した物体に触れた手指を介した感染。
ワクチン接種が1番有効【2回がおススメ!】
麻疹ウイルスの直径は100~250nmであり、飛沫核の状態で空中を浮遊します。
それを吸い込むことで感染しますので、マスクでの予防は困難です。
ワクチン接種を受け、麻疹に対する免疫をあらかじめ獲得しておくのが最善の方法です。ワクチンによる免疫獲得率は95%以上と報告されており、有効性は明らかになっています。
従来、麻疹、風疹ワクチンは1回接種すると終生免疫(一生続く免疫)が得られると考えられていました。しかし、ワクチン1回接種では、十分な免疫ができないことがあるためです。もう一つの原因は、接種後、年数が経過するにつれて、免疫が弱まるためです。
2種類のワクチンについて
予防のワクチンには2種類あります。多くの場合は、MR(麻疹風疹混合)ワクチンを接種します。
1つのワクチンで2つの病気を予防できるのでおすすめです。接種前にすでに風疹にかかっている場合でも、混合ワクチンを接種しても問題はありません
インフルエンザと麻疹どっちの予防接種を優先すべき?
インフルエンザの予防接種を受けて、1週間後には、麻疹風疹の予防接種を受けることが可能です。
先に、麻疹風疹の予防接種を受けると、27日間空けないと、インフルエンザの予防接種を受けられません。
インフルエンザの予防接種は、接種した後、2~4週間しないと、抗体が上昇しないと言われます。通常、インフルエンザは、12月下旬頃から流行が見られるので、インフルエンザの予防接種は、12月中旬頃までに受けた方が良いでしょう(効果は、5月間程度持続します)。
麻疹になったら?
麻疹ウイルスに直接有効な薬は現在のところなく、つらい症状を楽にする対症療法が行われます。
合併症があればそれに応じた治療が行われます。
療養中は、安静にして、睡眠と栄養と水分を充分補給することが大切です。
自力で予防する方法
果汁ジュースや麦茶、紅茶などは、汗で失ったビタミンや塩分も補うことができます。また、赤ちゃんは発熱があると機嫌が悪くなって飲まなくなり、脱水症状を起こすこともあります。こまめに飲ませて、十分な補給を心がけましょう。
熱があるときは、氷枕や冷却ジェルなどで頭を冷やすと楽になります。また、発熱で体力を消耗しますから入浴は控え、かわりに蒸したタオルで顔や体を拭くとスッキリとして気分も良くなります。
発疹や発熱など、はしかや風疹と思われる症状があらわれたらすぐに内科や小児科を受診しましょう。
室温は20~25℃くらいにして、ときどき換気をするようにしましょう。加湿器や濡れタオルで室内の空気を保湿することも大切です。
麻疹感染者が大規模コンサート参加、2次感染の可能性も | 医療プレミアニュース | 瀬上順敬 | 毎日新聞「医療プレミア」 t.co/ypqJUJqIEu
新幹線等の閉鎖空間も危険。
この感染者が使った交通手段は公表し、同乗した人たちに注意喚起した方がいいのでは。
麻疹:大規模コンサートに感染者 2次感染可能性を警告 - 毎日新聞 t.co/xwevCLgeP6
MRワクチンはだんなくんは息子妊娠時に受けていて、息子は一回目終わってる。
私は子どものときに予防接種はしてるけど、かかってはいない。
去年風疹の抗体値再検査してMR受けるの病院相談してやめた。
麻疹怖いの知ってたら受けたのにな。今更だ(´Д` )
とりあえず健診で聞いてこよう。