ヒアリとは
ヒアリは普通の蟻とは違いお腹に毒針を持っています。
ヒアリはその毒針で人を直接刺す、世界の侵略種100にもランクインされる危険な外来種アリです。
そしてその毒針に刺されると火傷のように痛むことからヒアリ(火蟻)と呼ばれています。
ヒアリの生息地は主に南米です。南米からアメリカや中国などに侵入して増えています。
ヒアリは日の当たりの良いところに巣を作ります。
出典:コラムファンタジー
刺されるとこうなる
症状が軽い場合、火傷のような痛み・かゆみなど。
中度の場合、全身的なかゆみ・じんましん
重症の場合、息が荒くなる・血圧の低下・手の震え
そして何より怖いのが、アナフィラキシーショック です!
これは、発症して短い時間でアレルギー反応が全身に出る反応のこと。
これによって、意識障害や低血圧などで命を落とすこともあります。
出典:はちゃめちゃ
国によって毒のタイプが変わる
不思議なことに、原産地より侵入地の方が毒のタイプが多様になっている。原産地ではだいたい4−5タイプが使われているに過ぎないのだが、侵入地ではその倍以上のタイプが使われていた。これは、侵入地で遺伝的に大きく異なるもの同士もしくは近縁種との交雑により、遺伝的多様性が増すことでもたらされたと考えられる。
多様な毒は、侵入地の生態系だけではなく、人間社会にも深刻な影響を与えている。現在、アメリカ合衆国では年間100名を超える死者と5000−6000億円もの経済被害が出ている。このアリの進撃を止めることはできなかったのか?
ヒアリは頭がいいぞ
夜間は動かず、暖かい昼に行動します。
水位が高くなれば筏をつくることもできます。
仲間が巣の中で死ぬと、感染症を防ぐためにその死骸を外にだす。
いや、このアリ頭良すぎでしょ(;´∀`)
出典:はちゃめちゃ
▼世界各地に潜む危険な毒虫たち
▼最強のアリ
パラポネア
刺されると銃で撃たれた痛みが走ります。
しかも大アゴが太いので、噛む力も強いです。
なのでヒアリよりも危険なアリです。
別名バレットアント
パラポネラに刺されると、
24時間痛み続けることは先ほどお話ししましたが、
パラポネラに刺される時の表現がヤバイのです↓
銃で打たれたような痛み
足で五寸釘を踏みそのまま焼けた鉄板の上を歩く痛み
パラポネラは、
口で獲物を捉えてお尻の針で攻撃するのです。
パラポネラに刺されると、
24時間痛み続けることは先ほどお話ししましたが、
パラポネラに刺される時の表現がヤバイのです↓
ただヒアリのように人をアナフィラキシーショックで
死に追いやるような神経毒ではなく、
スズメバチの毒に近い感じのようですよ。
ただスズメバチも何度も刺されると
アナフィラキシーショックになるので、
もしかしたらパラポネラでもそうなる可能性はありますよね。
刺された人のコメント
毒のあるアリに刺された場合、多くは鋭く、チクっと短時間の痛みなのに対して、パラポネラの痛みは重く、ズギっと長時間続く痛みで、ムカデやスズメバチに似た痛みでした。
最初「あっ、やられたか??」という程度の痛みから、数十秒でしだいにジンジンと痛みが増していく感じ。
海外ではこんな儀式を行っている
アマゾンのフーベイにある部族は、採取してきた大量のパラポネラを植物を配合した特殊な液に浸し、神経毒を緩和させた後、
草で編みこんだ手袋に数百匹のパラポネラを入れ、
それを若い男性の手にはめこむという。どんなに痛くても直ぐに手を抜いてはならず、最低10分。これを20回繰り返すのだという。
グローブを外しても激痛は続き、手は腫れ、腕は硬直するという。
それでも若い男性達は、屈強な精神を自ら鍛えるために、自らの誇りをかけて、今日も尚この儀式に挑んでいるそうだ。
出典:カラパイア
パラポネアに刺された人の動画
Worst Pain Known To Man | Hamish & Andy
出典元:YouTube
▼世界最大のハチ
オオベッコウバチ
世界最大のハチとして有名であり、英語でタランチュラホーク(Tarantula hawk)と呼ばれるように、ベッコウバチ特有の生態でクモを専門にする狩ハチである。
青みがかった黒い体色で、羽根の色はオレンジ、体長は6cm以上に及び、大きさではオオスズメバチをも凌いでいる。
タランチュラを狩る
主に地上を徘徊しており、地中に巣穴をつくるクモを狙って、巣穴から地上へとクモを引きずり出す習性がある。
反撃されることもあるが、巨大なクモの毒牙をかいくぐり、クモに最も効果的な針を背部などに通して相手を麻痺させる。
クモの攻撃をかわしながらスピードで翻弄し、疲労困憊したクモに攻撃を加え、ハチの10割に近い形での勝利に終わる。
巨大なクモを狩ると、そのクモを巣へと運び、そこで幼虫の餌とするために卵を産み付ける。卵から孵化した幼虫はクモを餌にして育つ。
その際、大きなクモの場合は強力な顎を用いて、クモの足を徐々に切り落とす。成虫は花に集まり、蜜を吸う。
尚、本種はその大きさと、大きさに見合う羽音から、現地の人々に恐れられている。
出典 Dangerous Insects
刺されるとこうなる
衝撃的な痛み。お風呂に入っていてそのお湯に電流を流されたような感じ。
出典 カラパイア
オオベッコウバチに刺される動画
出典元:YouTube
こちらの動画は、Peterson氏のYouTubeチャンネルBrave Wildernessで公開されたもの。ワニに噛まれたり、ヒルに血を吸われたり、サボテンに刺されたり(?)と、すでにオープニングから飛ばしまくりなPeterson氏。
なお、今回チャレンジするオオベッコウバチは世界最大のハチで、刺されても致命傷とはなりませんが、その毒は激痛をともなうことで知られています。なぜ、試した…。
ケージの中からオオベッコウバチを取り出し、ピンセットでつまんで自分の腕に誘導するPeterson氏。刺される前から腕が震えており、その緊張ぐあいが伝わります。
13:13から刺されます。
刺された瞬間、大きな悲鳴を上げました。
▼日本のハチだが、刺されると危険!
アシナガバチ
26属1000種以上が知られ、日本には3属11種が生息。セグロアシナガバチ、キアシナガバチ、フタモンアシナガバチがよく見られ、都市部、市街地ではコアシナガバチが目立つ。
出典 Wikipedia
性格はおとなしい
巣を強く攻撃したり、
蜂を素手で触ったり、
意図的にこちらから何かしない限り、刺してこないと言われています。
巣はこうやって除去しよう
巣の除去の流れは・・・
暗くなってから作業を開始しましょう。
↓
風上から殺虫剤を吹き付けます。
※このとき、アシナガバチが急に飛んだり動き出しても、殺虫剤に書かれている噴射時間を過ぎるまで、作業をやめないでください。
↓
朝になってから巣の状態を確認します。
↓
アシナガバチがいなければ巣を落としてゴミに出しましょう。
※その際手袋などを使用して、蜂や巣が直接肌に触れないように気を付けましょう。
刺された痛み
かなり強烈。紙でサクっと切った皮膚の切り口に塩酸をぶっかけたような痛み。
出典:カラパイア
▼噛まれたらアウトな蜘蛛
ドクイトグモ
北アメリカ南部に生息するドクイトグモは、体長は7~12mmと小さいですが、とても強い毒を持ち、噛まれると周辺の組織が壊死し、場合によっては死に至るとても危険なクモです。
出典 Dangerous Insects
主な特徴
頭胸部背面にバイオリンによく似た形の褐色の斑紋をもつ。
石や枝の下、人家、納屋に生息する。夜行性で、壁に網をつくり、昆虫を捕食する。その名のとおり、とても強い毒をもっている。
出典 Dangerous Insects
噛まれるとこうなる
毒グモである本種に咬まれる被害が原産地では多発している。咬まれると周辺の組織が壊死したり死亡例もある。
日本では、原産地からの物資に紛れ込んで侵入することが危惧されており、外来生物法にて特定外来生物に指定されている。
出典 Wikipedia
ドクイトグモの毒はとても強力
微量であってもガラガラヘビに噛まれたのと同じくらい深刻な症状を引き起こす
自然界に存在する中で最も強い毒物の1つ
ドクイトグモの牙から血管に入った毒は血液中の赤血球や白血球だけでなく血管自体も破壊してしまう
焼けるように熱くなり、大きな水ぶくれがいくつもできる
その時、傷を塞ごうと大量の血小板が集められる
集まり過ぎた血小板が団子状に固まってしまうと血管が塞がれ、血栓となってしまう
壊死は広がるものではないが、一カ所に穴が開いてしまう
強力な毒により皮膚組織が破壊され、肉が露わに
出典:雑学情報
▼最恐のサソリ
オブトサソリ
和名通り鋏に比べて尾が太く、これを振るって外敵から身を守ったり、獲物を捕らえる。
夜行性で、昼間は石の下や巣穴に潜み、夜になると出歩いて、昆虫や小動物を探して捕食する。
出典 Wikipedia
刺されると死ぬこともある
毒性が非常に強いキョクトウサソリ科の中でも最も危険な種類である。
餌の動物を捕食する時も、防衛の時も積極的にその毒針を振るい、餌の少ない砂漠で確実に獲物を仕留める為に強化された毒は人間でも死亡例があるほどの致死性を持つ。
動きも素早く、走るときはかなりのスピードで砂地を進む。体を方向転換させるスピードも速い。
出典:Wikipedia
毒が役に立つことも
デスストーカーを直訳すれば「忍び寄る死」となり、何とも不気味な名前である。サソリの中では群を抜いて毒性が高い。
気が荒く攻撃的なため、ペットには向かないとして2006年から輸入が禁止されているが、その毒は脳腫瘍や糖尿病の治療に効果があるとされる。
出典:ロケットニュース
▼アメリカのスズメバチ
北米産スズメバチ
重い痛みを伴う。回転ドアに手が挟まれた感じ。
出典 カラパイア
▼可愛いけどビックリするほど危険!!
ネコ毛虫
フロリダ大学の昆虫学者ドン・ホール(Don Hall)氏によると、プス・キャタピラーという名前は可愛らしいネコ(puss)に似ていることからついたものだ。
一見、柔らかそうに見えるが、外側のふさふさした毛の下には猛毒を持つ小さなトゲが隠れていて、これが人の皮膚に突き刺さる。
「プス・キャタピラーのトゲはハチの針のような触覚だが、もっとやっかいだ。刺さると同時に痛み出し、たちまち痛みがひどくなる。
骨まで達することさえあるほどだ」とホール氏は説明する。
刺されると呼吸困難になる
ふわふわで可愛いと思うかもしれないが、だまされてはいけない。
その毛皮の中に、人間の皮ふに強い痛みを与える毒のトゲを持っているのだ。重症化すると、胸痛や体のマヒ、呼吸困難を発症させることもあるので、間違っても触ってはいけない。
▼毒を注入する危険な虫
サシガメ
多くの種が山野に普通に生息する。樹上性のものや、地上性のものがある。それぞれに昆虫やクモなど小型の無脊椎動物などを餌としている。
出典 Wikipedia
刺されると結構痛い【アシナガバチと同じレベル】
サシガメを捕らえたときや触れたときに、口針でヒトを刺すことがあり、このとき獲物を仕留めるときに用いられる毒が注入されるので非常に強い痛みを感じる。
多くの非社会性のハチより痛いくらいで、刺されたときの痛みが強い部類であるアシナガバチやベッコウバチ類の毒針に刺されたときの痛みに匹敵する。
出典:Wikipedia
病気が怖い
サシガメは世界でおよそ900種類いるが、その中で吸血性の50種は人間の血を吸い、シャーガス病と呼ばれる感染症を引き起こすことがある。
シャーガス病は、最大10年もの長期間潜伏の後に発病し、リンパ節、肝臓などのはれや、心臓障害などの症状を引き起こす。