本当の主役は
一郎彦だった
一郎彦は、人間でありながら
化け物【猪王山】に育てられた
そのため化け物の子に相応しい!
なぜ一郎彦を主人公にしなかったのか・映画「バケモノの子」 t.co/EuF3tgCiXU 細田作品についての「狭さ」についてはこのブログ記事が良かった
一郎彦の父
猪王山について
猪顔のバケモノ。一郎彦と二郎丸の父親で渋天街の誰もが強さ・品格ともに一流と認めるバケモノ。
武術館を主宰して数多くの弟子を持ち、次期宗師の最有力候補とされている。竹林に囲まれた豪邸(一等地らしい)に住んでおり裕福であるが、多忙を極め、息子たちにかまう時間がとれない。
出典:Wikipedia
一郎彦を拾う
実は一郎彦は猪王山の実子ではなく、その正体は九太同様、バケモノによって拾われ育てられた人間の子供である。
人間である彼が、バケモノである猪王山に育てられることになった経緯は、赤ん坊の頃、実の親によって一人置き去りにされていたところを人間界を徘徊していた猪王山がその泣き声を耳にし、
人目につかぬ路地裏でそれを見つけると、猪王山は幼子の泣き声を聞き取る者のいない人間界ではこの子は生き抜くことができないと悟り、自らの子として育てることを決意する。
出典:ピクシブ百科事典
一郎彦は父親を
誇りに思っていた
猪王山は、誰よりも強く
優しい存在だった
一郎彦は、そんな父親を尊敬し
将来、父のようになりたいと思った
猪王山は、強さと品格を兼ね備えており
人望も厚い
まさに理想の父親だった
出典:アニメ映画COM
一郎彦の弟
次郎丸について
最初は人間を嫌っていたが
九太と関わる事で
人間を認め、親友になった
猪王山の次男で一郎彦の義弟。強いものに憧れ、父と兄を自慢に思っている。天真爛漫で無類の食いしん坊。
当初は人間の九太に偏見を持ち嫌っていたが、ある出来事をきっかけに九太を認め、以後は九太の親友になる。
青年期には少年時代の気質が抜け、穏やかな性格で誰とでも親しくできる好青年に成長しており、九太に「どっちが負けても喧嘩になるぐらいなら、熊徹が勝っても、父が勝っても互いに恨みっこなし!」と固く誓った。
出典:Wikipedia
一郎彦を成長すると
鼻と口を隠す
自分の正体がバレないように
鼻と口を隠した
当人は自分の容姿から自分が人間であることに勘づいており、父のように伸びない鼻と牙を恥じて顔の下半分を布で隠すようになった。
出典:Wikipedia
バケモノ界では一般的に対を成す人間という存在は蔑まれた対象であるために、それによって彼の人生に悪影響が及ぶことを恐れた猪王山はその事実を周囲にも本人にも伏せてきたため、自らの出生に関する事情は知る由もなかった。
だが成長するに従って次第に自身と家族との容姿の違いは浮き彫りとなることになり、それが明確になるにつれその疑問を何度も猪王山に尋ねていたが、その度に彼は「お前は私の息子だ」と説き伏せ続けていた。
出典:ピクシブ百科事典
猪王山は
熊徹と決闘する!
熊徹と猪王山の決戦、九太がいないせいか熊徹は精彩を欠き、ノックダウンされて負ける寸前であった。
九太は倒れた熊徹を一喝、間一髪で立ち上がった熊徹は、九太の声援で勢いを取り戻し見事逆転、猪王山に勝利する。
出典:Wikipedia
試合の後
一郎彦の闇を解放する!
一郎彦は、心の中に
闇を抱えていた
その闇は、自分のコンプレックス【鼻・口】から来ていた
試合の後、一郎彦は念動力で
猪王山の剣を動かす
そして熊徹を貫いた
そこから一郎彦は闇を解放して、人間界で暴走する
そのコンプレックスから次第に心に闇を宿し、同じ人間でありながらそれを恥じずに堂々と振る舞う九太に憎悪を向けていく。
出典:Wikipedia
次郎丸は一郎彦を
人間だと気づく!
それでも
俺の兄ちゃんだと言った
その後猪王山から一郎彦に関する衝撃的な事実を知らされるも、それを受け入れ相変わらず彼を自らの兄と慕う姿勢を見せた。
出典:ピクシブ百科事典
巨大なクジラになる!
一郎彦は自らの姿を巨大なクジラに変貌させ、渋谷の街中を暴走し、街を大混乱へと陥れる。
その姿は、「マッコウクジラに猪の牙が生えた」という一郎彦のコンプレックスが反映されたものであった。
自らの闇を暴発させ、人間界とバケモノ界、両世界を危機に陥れる一郎彦。
そして九太が彼との決着の舞台として選んだ代々木体育館で再び九太と対峙すると、彼に再度襲いかかるが、その時二人の間に付喪神に転生した熊徹が現れ、その神々しさによって叫び声を挙げながらその場から弾き飛ばされる。
出典:ピクシブ百科事典
九太は
一郎彦を救う!
心に闇を宿したままの一郎彦を案じ、決着をつけようと九太は渋谷に戻る。渋谷で九太を発見した一郎彦は闇のパワーを炸裂させ、渋谷は各地で爆発炎上、大混乱に陥る。この騒ぎは渋天街にも影響を及ぼしていた。
意識を取り戻した熊徹は前宗師に、彼の得ている神への転生の特権を譲り渡すよう迫る。九太は、事態を収めるには一郎彦の闇を自分に取り込み、直後に刀で自分の胸を刺し貫けば…と考える。
意を決して一郎彦と対峙したその時、燃える剣が九太の前に突き刺さる。それは神になった熊徹の化身であった。剣は九太の胸に吸い込まれる。燃え上がる剣の使い手となった九太は、一郎彦の闇を粉砕した。
出典:Wikipedia
一郎彦はその後
目を覚ます
一郎彦が目を覚ますと
猪王山達も一緒に寝ていた
その後、ソウシは
一郎彦の罪を許す
こうして一郎彦は、はじめてバケモノの子となった
翌朝、彼が目を覚ますとそばには自らの介抱疲れによって一緒に眠っていた家族の姿があった。
そして彼がふと右の手首に目をやると、見覚えのない赤い紐が結び付けられていることに気づく。それは九太が彼の闇を祓った際に密かに一郎彦に付けた楓のお守りだった。
騒動が鎮まった後、今後彼がバケモノ界に身を留めて良いか否かを決定するために渋天街の元老院にて会議が行われる。
本来であれば、人間である一郎彦はバケモノ界にはいてはならない存在である上に世界を滅亡の危機に晒したことから追放される可能性もあったが、
同じく人間である九太が自らの「闇」を克服し困難を乗り切ったという功績からそれは見送られ、改めて猪王山の息子として家族と共に再出発するのであった。
出典:ピクシブ百科事典
種族は違うが
親子の絆は本物だった!
猪王山は、一郎彦にも
愛情を注いでおり、立派なバケモノに育てた
そして本当の息子だと思っている
猪王山と一郎彦を見ると
本当の親子に見せてくる
バケモノの子は、本当の親子の絆を
しっかり描いている
出典:アニメ映画COM