輸入車は価格が高く、買えたとしても維持費が高くてドンドンお金が飛ぶ印象があります。
今回は私が8年ほど乗ったアウディのA3スポーツバックを元に、ドイツ車の維持費をご紹介します。
私の印象では、確かに国産車よりは高いですが維持できない金額ではありません。
国産車の1.5倍~2倍を見ておけばほとんどの場合で修理可能であり、今は部品もすぐに手配できます。
※今乗っているS3スポーツバックの維持費はコチラ!
アウディS3スポーツバックオーナー歴5年の管理人が、実際に経験した故障・修理の事例を詳しくご紹介!輸入車の中でも特別なスポーツモデルとされるSモデルですが、どれくらい維持費がかかるのか心配な人も多いはずです。確かに国産車より高額なのは事実ですが、決して維持できない金額ではありません。
中古車でも維持費は問題ない!
新車は高くて買えなくても中古車を買うのが心配な人は、故障時の費用が気になっています。
確かに私も最初は「輸入車の修理って幾らなんだろう?」と、ドキドキしながら乗っていました。
ただ実際は、そこまで大きな修理というのは輸入車でもめったに発生しません。
確かに個々のパーツは国産車の1.5~2倍かかるので、割高であることには違いありません。ただ交換頻度は同じなので、長い目で見ると多少高いくらいで国産車+αのイメージで大丈夫です。
それでもハズレを引くと修理のオンパレードとなることもあり、事前に知識を持った人に相談すべきです。
「ズバット車販売」なら無料でプロの専任担当者が付いてくれ、年式・価格等の要望を自由に伝えられます。
最短即日でクルマを探してくれて通常でも2日という短期間なので、欲しくなったらスグ見つかります。
さらに大手中古車サイトでは見れない「非公開車両」からも探してくれるため、思わぬお宝クルマが手に入ることもあります。
輸入車を買うなら「ズバット車販売」で、無料でプロの専任担当者に相談しよう!中古車全体のうち、中古車サイトで見れるのは30%で、実は残りの70%は「非公開車両」と言われますが、使用目的・車種・グレード・年式を伝えるだけで、この「非公開車両」の中から希望のクルマを探し出してくれます!
また「新車で安く乗りたい」なら今は輸入車もサブスクで乗れるため、検討してみるのもオススメです。
SOMPOで乗ーるは、貴重な輸入車のサブスクリプションサービス!税金や車検・メンテナンス費用を含めた月額コミコミ定額で、アウディ・フォルクスワーゲン・BMW・ベンツ等の人気ドイツ車に手軽に乗れます。高額な維持費の支払いも不要で、契約満了後はクルマを買い取り、そのまま継続して乗ることも可能です。
維持費も月額コミコミなので、可能な限りリスクヘッジしたい人には安心できるオススメの選択肢です。
自動車サブスクを知らない人は、メリットやデメリットをまとめた記事でまずはどんなものかを見てみましょう。
自動車サブスクリプションのメリット5選・デメリット5選についてご紹介!また人気サブスク5社(KINTO、SOMPOで乗ーる、定額カルモくん、MOTAカーリース、コスモMyカーリース)の特徴を詳しく比較しています。任意保険込み・最後に車がもらえる・ガソリン割引など各社様々な特徴があります。
アウディA3の故障事例
では早速、私がA3に乗っている時に起こった故障&修理費用をチェックします。
各項目ごとにサクッと要点だけ書いてますので、詳細を知りたい人は別記事をどうぞ。
エアコン吹き出し口が…!
まず最初は、フロントにある丸形エアコンの風向きが変わらなくなりました。
ある日動かそうとするとパキィッ!と小気味良い音が鳴り、何やらプラスチックが折れました。
修理はアセンブリ交換となり工賃込みで25,000円かかりましたが、やはり風向きが変わらないのは不便です。
アウディA3スポーツバックの維持費のうち、丸形エアコン吹き出し口の交換費用をご紹介!4つある吹き出し口ではそれぞれ風量や角度が調節できます。以前乗っていたモデルは2007年式と古いA3スポーツバックですが、部品代はそれほど変わっていないと思うので、ぜひ購入の参考にしてください。
オイル交換は純正?社外品?
続いてはエンジンオイルで、国産車でも当然交換が必要ですがアウディの純正オイルは高価です。
1Lあたり約2,500円でタンクには4~5リットル入るので、合計で約10,000円必要となります。
安価なオイルではカストロール製が比較的人気があり、使用している人も多いと思います。純正品は高くなりますがその分車両に最適化されており、やはり安心感はバツグンだと思います。
オイル交換費用としてはエレメント交換で3,000円ほどと、全体の工賃が2,000円くらいです。すべて合計すると平均的には20,000円弱となりますが、エレメント交換は不要なこともあります。
アウディA3の2.0Lターボエンジンにかかるオイル交換費用をご紹介します!維持費の中では数ヶ月~半年に一回くらいはチェックすべき項目です。特にターボエンジンはオイル消費が激しく、およそ5,000キロ毎にメンテナンスが必要であるものの、純正オイルなら1リットル2,500円程度で購入できます。
実燃費は意外と低い8km/L
A3の2.0TFSIに乗っていた頃は初めての輸入車だったこともあり、燃費など全く気にしませんでした。
下道7割・高速2割くらいの割合で1ヶ月辺り1,000㎞ほど乗った燃費は、カタログ値65%の約8.0km/Lでした。
ただS3のスポーツ走行時は、リアルタイム表示の燃費計を見ると2~3㎞/Lと恐ろしい数字が出ます。
A3でも燃費を上げようとして発進時のアクセルを弱めにすると、9㎞/L位までは出せたと記憶しています。
しかし、キビキビと走るのが心地よい車なのでなんとなくもったいない感じがしました。
A3スポーツバック(2.0Lターボ)を7~8年かけて80,000km乗った筆者が実燃費について詳しくご紹介します!2007年式で200馬力を発揮するこのモデルは、0-100km/h加速で6.7秒の俊足ですが、カタログ値での燃費は12.4km/Lと現在では少し低めの数値でした。
17インチタイヤの交換
当時A3スポーツバックでは、S-lineというスポーツ仕様だと17インチタイヤへ大きくなります。
225/45というスペックは標準より少しだけ太めですが、特殊なサイズという訳ではありません。
純正ではピレリでしたが、走行中のロードノイズが気になり途中からはレグノを愛用しました。
ドイツ車を含めた輸入車では、適合するタイヤが意外と少なく店舗では見つからない時があります。
そんな時はタイヤフッドなら、該当モデル・グレードを選ぶだけでピッタリのタイヤを探してくれます。
さらに、全国4,800ヶ所以上と提携しているため、地元のガソリンスタンドやオートバックス・タイヤ専門店での取付サービスまで無料で予約可能です。
タイヤフッド(TIREHOOD)なら、ネットでタイヤ購入&無料で取付予約までが一気にできちゃう!また無料でも6ヶ月、プレミアムなら永久パンク保証でとっても安心。意外とややこしい扁平率やサイズの確認も車種・年式を選ぶだけのラクラク検索!製造から2年(104週)の新品タイヤのみを使用しています。
A3スポーツバックのタイヤ交換の費用や頻度などの維持費について所有した経験に基づいて紹介。純正タイヤのピレリは1本約18,000円でスポーツ性は高いがロードノイズは多め。一方、1本20,000円超で交換費用は10万超だが、スポーツ性&静粛性を兼ね備えたブリジストンのREGNO(レグノ)はお勧め。
エアコン大爆発!高額修理!
ある真夏の日、エアコンが効きづらくてポチポチと設定を触っていました。
アクセルを吹かすと少し涼しくなった気がしたので、しばらく吹かし続けていました。
すると突然ズバンッ!という爆音とともに、車が大きく振動しました。
しばらくすると何やら焦げた臭いが車内に充満し、エアコンどころでは無くなりました。
結果としてはコンプレッサーのアセンブリ交換で、工賃込みで約150,000円かかりました。
必ずエアコンガスは定期的に入れ替えをしておき、コンプレッサーを大事にしましょう。
アウディのA3スポーツバックの修理・交換にかかる維持費をご紹介!夏場に突然爆音とともにエアコンが故障して、コンプレッサーのアセンブリ交換で10万~15万ほど修理にかかりました。エアコンガス充填や真空引きなどメンテナンスも大切。
ブレーキパッド&ヘッドライト
車検を受ける度ではなくても、4~5年に1度は交換が必要となるブレーキパッドはそれなりに高価です。
当時は激しく走っていたのでほぼ毎回車検と同時に交換していて、工賃込みで2~5万かかっていました。
またヘッドライトは、私のA3は調子がイマイチで走行中に突然切れることがありました。
修理を検討するにあたっては、まずはリレーだけを交換してみてダメなら全て交換しようと考えました。
HIDヘッドライトはリレーとライトの2つで構成されていて、個別に交換することが可能です。
リレー交換なら片側1~2万、ライト交換なら片側約5万と、どちらも結構お金がかかります。
しかし何度かつけ直せば元に戻るので、結局そのまま耐えて乗っていました。
A3スポーツバックの車検時などに修理・交換にかかる維持費について、所有した経験に基づいて紹介しています。ブレーキパッドは頻繁に交換を行っていたほか、HIDヘッドライトに不具合があり片側がよく切れていました。それぞれ2万~3万で済むものもあれば、5万以上かかるものもあり、やはり輸入車だけあって修理費用は高めです。
まとめ
アウディのA3スポーツバックはエントリー寄りのモデルなので、維持費も驚くほど高いワケではありません。
ただどの部品も国産車と比べるとそれなりに割高で、積み重なると大変と感じる人もいるはずです。
ただそれでも、輸入車を買おうとする人なら十分耐えられる範囲内だと思います。
輸入車の維持費をもっと知りたい人は、私が今乗っているS3スポーツバックの
故障・修理事例も併せてご覧ください。
アウディS3スポーツバックオーナー歴5年の管理人が、実際に経験した故障・修理の事例を詳しくご紹介!輸入車の中でも特別なスポーツモデルとされるSモデルですが、どれくらい維持費がかかるのか心配な人も多いはずです。確かに国産車より高額なのは事実ですが、決して維持できない金額ではありません。