▼新型コロナウイルスの感染拡大によって今やマスクは生活に欠かせない存在になった
▼2020年の年末にはスーパーコンピューター「富岳」でマスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーションが発表された
昨年12月、国立研究開発法人「理化学研究所」(理研)のスーパーコンピューター「富岳」による、マスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーションが発表された。
これによれば、感染していればウイルスを他者にうつす可能性のある「吐き出し飛沫量」のカットは、不織布マスクで約80%、ウレタンマスクは約50%。うつされるかもしれない「吸い込み飛沫量」は、不織布が約70%、ウレタンは約30~40%しかカットされないらしい。
出典:実験で新事実「ウレタンマスク」の本当のヤバさ | 新型コロナ、長期戦の混沌 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
▼新型コロナウイルスの感染拡大によって今やマスクは生活に欠かせない存在になった。▼それでは、そのマスクの効果は実際どんなものなのだろうか?。富岳、マスクなど。
▼国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター長の西村秀一医師が徹底検証
国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター長の西村秀一医師である。ウイルスセンターは国内では数少ない臨床ウイルス学の研究施設であり、全国の医療機関から依頼を受けたウイルス分離などの仕事のほか、独自の設備を用いた呼吸器系ウイルス感染の研究を行っている。
「『PCR検査せよ』と叫ぶ人に知って欲しい問題」(2020年5月12日配信)でもマスクの重要性を説いた西村医師、実は先頃、マスクの素材ごとに飛沫防止効果がどう違ってくるかという実験を行ったという。ウレタンマスクはOKなのか、はたまたNGなのか──。
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昨年12月、国立研究開発法人「理化学研究所」(理研)のスーパーコンピューター「富岳」による、マスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーションが発表された。これによれば、感染していればウイルスを他者にうつ…
▼ウレタンマスクの素材である「ポリウレタン」は、5um以下の粒子だと除去率1%以下 ほぼ効果がない
──「富岳」もマスク素材ごとの飛沫防止効果を調べていますが、コンピューター上のシミュレーションです。実際に実験をされたのですね。
クリーンルームの中で、喘息などの治療薬吸入器具として使われているネブライザーからヒトの出すエアロゾルを模したものを発生させて、それをそれぞれのマスク素材がどれくらい通すかを試しました。
喘息治療や気管支炎の治療でシューシューと出てくる薬剤のミスト(蒸気)を吸い込みますよね。あの状態がミストの発生側です。一方、ミストの受け取り側は、人がつけた状態のマスクではなく、各素材そのものを切り出し、筒の片方に隙間なく張り、反対側から空気を吸わせ、素材を通過してくるエアロゾルの粒子の径(粒子の大きさを表現するもの)ごとの濃度をレーザー粒子計測器で測りました。
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ウレタンマスクの素材である「ポリウレタン」は、5um(マイクロメートル)以下の粒子だと除去率1%以下。ほぼ効果がない
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▼一言でいえばウレタンマスクはスカスカ
──その結果、ウレタンマスクの防御性能がわかりました。これは想定内でしょうか?
想定の範囲内です。ただ、ここまで(除去性能が)低いとは、という驚きはありました。ウレタンは着け心地はいいのですが、呼吸がしやすい。それは言い方を変えればスカスカだということで、実はずっと心配していました。
それに、昨年12月に発表された富岳のシミュレーション結果でウレタンマスクは吐き出しも吸い込みもカット率が低かったのに、若者たちを中心にみなさんまだ使い続けています。ここに警鐘を鳴らしたいという考えはありました。
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▼まさかウレタンマスクが予想以上に効果がなかったとは・・・・・ネット民の反応
右向き三角ウレタンマスクは除去率1%以下
右向き三角不織布マスクは90.8%
右向き三角布マスクは10〜20%台
富岳はシミュレーションだが、西村秀一医師は実際に実験で判明
出典:https://twitter.com/triangle24/status/1356844342229389314
富岳によるシミュレーションではウレタンマスクによる除去効果は50%まで落ちたが、実測モデルだとさらに落ちて1%以下だった、という結果
出典:https://twitter.com/EARL_COVID19_tw/status/1356805318676635654
この実験結果、驚きです。
出典:https://twitter.com/miyamototooru/status/1356947198123012098
ウレタンマスクが世に出た頃から花粉対策にはいいけどウィルスには効果がないからインフル対策にはならないよって言ってたんだけど、発売から時間が経ってみんな忘れてしまったの?
まぁ無いよりはマシであることに変わりはないし、強化したい時にフィルターやガーゼを入れれば割と改善できるよね。
出典:独自実験で判明した「ウレタンマスク」の本当のヤバさ、ウイルス専門家の西村秀一医師が徹底検証(東洋経済オンライン)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
富岳のシュミレーションは常々おかしいと思っていたので、この実証に基づいた見解は素晴らしい。マウスシールドの奇妙さ、鼻マスクの効果と危険度、「マスク触るな」の過敏な意見、全部参考になりました。
出典:独自実験で判明した「ウレタンマスク」の本当のヤバさ、ウイルス専門家の西村秀一医師が徹底検証(東洋経済オンライン)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
ウレタンマスク、『ピ︎タ』とかは、そもそも花粉症予防用なんですよね。
洗って使えるけど、3回しか使用出来ない事になっていますし。夏場に、息苦しさ解消の為に、どんなマスクが良いか検証した結果、確かにピ︎タが、1番楽でした(入手も困難でしたね)寒い今の時点に屋外でウレタンマスクをすると、これは飛沫対策にはならないと良く分かりますよ。
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ウチの職場じゃウレタンの人は感染してないけど、不織布の人は感染したわ。マスクの種類より、手洗い等の衛生習慣や接触人数みたいな要素の方が影響力があると思う。
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密にならなければ神経質になる必要はありません。
しかしPCR検査が話題になった時と同様に、人には安全よりも安心を優先する心理があり、それを利用したマスク差別(?)を煽る報道が多くなってきていることに注意しなければならないでしょう。
本来マスメディアはいたずらに不安を煽る報道は慎むべきなのですが…。
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個人的にコロナウイルスは怖いが、感染するシーンなどはかなり絞られて、メリハリのある感染対策で効果が出ていると思っている。
現にあれ程マスコミが緩い、人出が減っていないと叩いている今の緊急事態宣言でも感染者数は減少傾向にある。
みんなが黙ってマスクをしている満員電車にリスクがあるなら今頃首都圏は戦場のようになっているはずだ。
今後、よりメリハリのある対策へとブラッシュアップして、経済への影響を抑えることもできるはずだ。
飲食に対してはマスクを外すときは黙って食べる、お一人様を優遇するなどやりようはありそうなものだ。
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