▼Windowsよりも前にMSXよりも前にパソコンがマイコンともいわれていた時代にちょっとしたブームになっていた
▼その昭和のパソコンブームのなかで当時の子供たちの憧れの1台がシャープのMZ2000
SHARPがMZ2000を発売したのは1982年。標準価格 218,000円。
当時小学生の僕が手を出せる訳がないですね。でも憧れのパソコンでした。
▼時代は昭和から平成に・・・・ なんとBASICのMZ2000をWindowsで動くように改造する?
▼MZ2000でWindowsを動かすためには結局のところは大改造のようだった
組み込みに用意した部品
(1) ケース
MZ-2000 (Yahooオークションでジャンク品を購入)
(2) ベアボーン
TOYOMURA SF-631G
MB:SIS630E SKT370(FC-PGA対応),DIMMx2
CD-ROM:x52 CD-ROM(ATAPI)
FDD:3.5インチ2モード
VGA,Sound(5.1Ch対応)オンボード,スピーカー内蔵
モデム:56K V.90 (オンボード)
LAN:10Base-T/100Base-TX Fast Ethernet
サイズ:H82×W272×D315
(3) CPU
Intel Celeron 733MHz(Socket370)
(4) メモリ
PC100 128MB
(5) キーボード
ノーブランド 日本語109キーボード
(以前購入して余っていたもの)
(6) HDD
15GB 5,400rpm Ultra ATA/100 (IBM製)
(以前購入して余っていたもの)
(7) CRT
AXION MV-0901
CRT 9" Mono CRT
Display Area 160mm x 120mm
Maximum Resolutions (Interlaced) @ Hz 1024 x 768 @ 43Hz
Product Dimensions (WxHxD) with stand 253 x 249 x 233mm
Weight (Net/Gross) in Kg Net: 3.8kg Gross: 4.6kg
MZ2000はあくまでケースとして使うと
結局は中身は総取替えになるようです。
あくまでケースとして使うだけです。
あとはキーボードは活用するようです。
結局、中身はベアボーンをばらして活用すると
もしかしたらジャンク品を活用して使う事もできるかも
内臓モニターすら交換
今だったら薄型の液晶も活用できるかも
CPUもごく最近の物に交換
やっぱり大改造ですね・・・・・・
大改造というよりももはや魔改造のレベル
改造中の様子
テープデッキだった場所がCD-ROMになっている・・・・
今だったらDVDやブルーレイに変更できるのか?
カセットデッキからフロッピーを通り越してCD-ROMですよ。
MZ2000にまさかのハードディスク設置・・・・
テープでデータの記録をしていたMZ2000にまさかのハードディスクですよ。もう興奮が抑えきれません。
キーボードも結局は大改造
キーボードもそのままでは使えないので半田付けレベルで大改造だったようです。
MZ2000でWindowsが立ち上がっている・・・・・・
今だったら改造次第ではWindows10が動く事もできるのだろうか?
と思っていたら
▼時代は平成から令和へ・・・・・別のユーザーによって、なんとWindows10が起動するMZ2000が制作された
しかもディスプレイはカラーになってしまった
外部モニターを接続してマルチディスプレイとすることが可能
カセットかと思えば、当時オプションだったCOLOR TAPE BASIC(MZ-1Z002)をイミテーションしたカードリーダー
DVDドライブも装着されている
HDMI入力ポートも装備しており、外部機器の映像をモニターに表示することもできる
▼MZ2000でWindows10で動かすために用意されたパーツ類
Chipset:B450
CPU:Athlon220GE
Mem:16GB(DDR4 8GB 3600MHz×2)
起動ドライブ:256GB SSD(m.2)
データドライブ:1TB(HDD SATAII 500GB×2 RAID0)
光学ドライブ:スリム型DVD-RW(USB3.0)
モニタ:SEON 10.1インチ液晶モニタ(2K HDR)
電源:TFX規格275W
▼2019年9月の時点でOSを含み約73,000円ほどかかったとのこと
[2019.09時点コスト]
強化パーツ価格合計
:約59,000円 ※HDDのみ中古価格
OS含む価格合計
:約73,000円