食卓に忍び込むダニ
開封したお好み焼き粉を、シンク周りなどの、湿度が高くダニの生息に適した温度のところに長期間保存しておくと、ダニが侵入する危険が!
お好み焼き粉やたこ焼き粉、ホットケーキ用の粉といった「粉もの」は、開封後、冷蔵庫に保存すればダニの侵入・増殖を防ぐことができます。開封後、平均で6か月、最短で1か月常温で保存したもので、実際に事故が起こっています。
カビを大量にばらまくアジト
その場所とは、実は天井。
天井は、湯気によって水滴がつくものの、比較的乾きやすいため、カビが生えにくい場所のように思えます。ところが、湿っては乾燥を繰り返す天井のような環境だと、カビは生命の危機を感じて子孫を別の環境に移すべく、せっせと胞子を作ることがわかったのです。
おすすめの対策は、床掃除用のワイパーなどに、消毒用のアルコールを含ませたキッチンペーパーをつけて拭くなどして、天井を消毒すること。
これで、1か月程度、風呂場全体のカビの発生率を減らせるというデータもあります。
※天井の材質や形状によっては、アルコールが適さない場合もあります。
※天井の清掃時は、必要に応じマスクやゴーグルを着用するなど、安全にご注意ください。
水虫のおよそ7割は乾燥タイプ
主に男性がかかるものと思われがちな水虫。でも、
現在、水虫にかかっている女性は推定1000万人。中でも若い世代で増えていると考えられています。
実は、水虫のおよそ7割は乾燥タイプといわれています。足が乾燥してカサカサしていると、皮膚のすき間から水虫の菌が侵入しやすくなります。菌が侵入すると皮がポロポロむけ、さらにカサカサが悪化してしまうのです。
女性の場合、カサカサ足が気になって軽石やナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うことがありますが、そのせいで角質層が傷つき、水虫の菌が侵入しやすくなってしまうことも。若い女性に水虫が増えているのは、この間違ったケアが一因でした。
水虫対策の基本は、まずは病院に行くこと。市販の水虫薬を使用する場合は、皮膚の角質が完全に入れ替わるまで1か月間、足全体に塗り続けることがポイントです。