お手入れが逆効果 １
よかれと思って行っていたお手入れのほとんどがダメだし
失敗の原因の一つに、過度の誤ったスキンケアが考えられます。
肌に水を与えすぎていることと、また水を与えた後に、乳液やクリームなど、
油分があるもので、フタをしていないことが、ダメな理由。
水にぬれた新聞紙を放置しておくと、水にぬれる前より、
カラカラに乾燥してしまいますよね。
同じ現象が肌でも起こっていて、過剰に水分を与えても、
油分でフタをしないかぎり、
元の状態より乾燥してしまうのです。
お手入れが逆効果 ２
お手入れもう一つの落とし穴が、こすりすぎ
洗顔などのとき、顔をゴシゴシこすることは、
毛穴や汗腺を中心に、炎症が起こすおそれがあるのです。
水分を過度に与え過ぎ、こすりすぎ、といった自己流の誤ったお手入れが、素肌の力を弱める原因となるのです。
※蒸しタオルは、
くまやくすみなど血行不順が原因の肌トラブルには
効果があると考えられています。
ただし、毎日行うと、毛穴が収縮しなくなったり、
赤みの原因になったりといった
肌トラブルにつながるおそれがあります。
蒸しタオルを行う場合、医師は、
週１、２回の使用にとどめることをすすめています。
超簡単！カサカサ解消法
(1)皮膚をこすらない
こすりすぎは皮膚の炎症につながり、
カサカサを招くだけでなく、
肝斑（かんぱん）というシミの原因にもなります。
(2)１日２回保湿する
朝晩、１日２回保湿剤を塗布することをプラスしただけで、
肌の水分量が３倍になったという報告があります。
すでに粉がふくなどカサカサしている場合は、
炎症を伴っている乾燥なので、
刺激成分が少ない敏感肌用の保湿剤を使用することを
おすすめします。
※乾燥が気にならない場合は、
無理に塗布する必要はありません。
(3)ときにはお手入れをお休みする
もしかしたら、あなたの誤ったお手入れが、
乾燥を招いているかもしれません。
ときには、毎日のお手入れをお休みして、顔や体のどの部分が
本当に乾燥しているのか、また何が乾燥の原因なのか、
見極めることも大切です。
※夏場も乾燥している場合、アトピー性皮膚炎など疾患による
カサカサの可能性もあります。
その場合は、皮膚科を受診してください。